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sugar baby
あらすじを知らずに読んだとしたら、クールな執事×我が儘お坊ちゃまとしか思えない導入でした。
攻はパティシエと知ってて読み始めた私でさえ『え・・・アレ!?』と思ってしまったくらいです。
そして、読み進めるほど『・・・執事攻の方がまだよかったな』と思ってしまいました。
ちなみに私は執事攻も丁寧語攻も特に興味はありません。この執事・帯刀が好みだとか魅力的だとかいうわけでもない。
では何故かと言うと、単に私がこのパティシエ・浅葉がまったく好みじゃないし魅力も感じなかっただけです。
まあ、言ってしまえば設定もどうってことはないんですが、それはまあ構わないんです。
ただ、キャラクターすべてがどうにも好きになれなかった。
何よりも、お坊ちゃま・雫が『箱入り・世間知らず』で済ませるにはあまりにも幼過ぎました。
今なら無理でしょうが、この当時なら中学生にすればよかったのに。
それどころかこのキャラクターなら、いっそそのまま小学生に置き換えても違和感ない気がしましたよ。逆にこれで大学生は苦しかった。
イヤもう、何ひとついいところがなく(少なくとも私には感じられなかった)ストーリーに入り込むことができなくて、読んでて目が滑って困りました。
う~ん、謂わば和泉さんの『可愛い』系統のルーツ的作品?
なんとも微妙な作品でした。正直、読むまでもなかったとしか言えません。