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yakkai narenchu kimagure na pandora
6巻目からハードカバーになっており、なんでここに来てと思いますが、本好きとしてはハードカバーっていいなぁと思ったり。(でも重たい)
でもそれよりも何よりも作品の雰囲気事態ががらりとかわっています。
今まではコメディタッチだったのが5巻の番外編でシリアスになり、6巻からはその間をとったような感じです。イラストも一瞬違う作家さんなのかと思ってしまうほど。
前は軽めのタッチだったのが今回から淡いパステル調になっていて、本来こちらが持ち味のイラストレーターさんかもしれませんが、なんだか今までのはなんだったんだ~という気もします。
イラストに関してはあのまま行ってほしかったかも!
ドシリアスでもありませんが、コメディとも違います。
ずっと隠してきた物語の中枢にせまっていく展開なのでテイストを変えたのかもしれませんが、この型の作品はシリアスのほうがあってるのかというと微妙なところ。
主人公の自殺癖は、コメディだと重くなっていないのがいいのかも思っていましたが、こうして読むとやっぱり自殺というのは重いです。
この納得できない篤史の趣味(?)はシリアスで描いていただいたほうが共感しやすいかもしれません。
お話は殺人か事故かわからない事件と自殺事件のまじったお話で、そこまで謎深いお話でもなかったです。どちらかというと5巻の番外編から続く美雪の過去を打ち明けるときが近づいた序章変という感じです。
4巻でやっと登場人物がそろったのでここから本番みたいなことをかかれていましたが、ここまでスローペースだと先の見えない感じがしました。