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2014年刊。
異形のものと戦うバトルファンタジー、2冊目。
大量の血痕のみが残される遺体無き連続殺人事件を追い続けるうちに、異形のもの=蟲退治を宿命とする新枦(しんばし)一族の若・水雲(もずく)と出逢った七生。
自身に人の体内に寄生する蟲を察知したり、その蟲を体内から引き出せるといった能力を持つ事が判明した七生は、更に己に瓜二つな蟲を操る謎の男・バグに遭って愕然とする。
事件として蟲の足跡を追っていて、新たに『日照研』なる謎の自己開発セミナーに辿り着く水雲と七生だが…
この2巻ではとてもBがLしているどころじゃない。
自分にとっては結構好きな展開なのだけどね。
薔薇シリーズは正反対の個性の二人に求愛されての恋の鞘当ても大きな見せ場だったし、薔薇騎士同士が団結していく過程で、脇キャラ達の存在感も増していったからからなぁ…
こちら全3巻・中編の範囲内のスケールに見合っているのだろうね。
蟲を追う日々の中で、七生が己の正体に怯え悩んだり、水雲と同じく蟲退治を担当している如月や真紀、才三の個性が伺えたりとバトルファンタジー好きとしては読み応え充分だ。
あいにくと話の展開上、虫嫌いの人にとってはより気持ち悪く、スプラッタな描写が増しているのでご注意を。
更に終盤では七生の出生の秘密に絡んで鳥肌ものな描写も有るのでご注意を、どころかお覚悟を。
また新たな蟲による事件が起こる事から話が始まります。
蟲の仕業だろうとは思うが、一体どうやって何のために、と謎が深まるばかり。
バグの接触や、七生自身が『蟲使い』であるという自覚、そしてバグの思惑・正体が分かるという衝撃の一冊でした。
水雲と七生の仲は1巻より少ーし進展した感じではありますが、まだまだ七生は水雲に対して素直になれません。
蟲とシンクロ後のHは、相変わらず七生はエロっ子でした!
今巻も蟲のおぞましさ健在で終始ゾワゾワ〜って感じでしたが、それを上回る面白さでした。
私も虫嫌いではありますが、虫嫌いレベルが高い方は今作はキツイかもですね…(笑)
2巻・3巻は一気読み。
物語のスピード感、蟲のおぞましさはいや増す!
1巻では、警視総監と水雲でもみ消していた蟲の事件。2巻では「日照研」という自己啓発セミナーと関わって、無差別テロのような大事件となる。
その蟲テロ現場に潜入していた新枦一族の才三と真紀も蟲に襲われ、真紀に寄生した蟲を取り出すために七生は水雲に黙ってバグに会いに行った後、七生はより蟲と同化する感覚を深め、自分がバグの言う通りバグの「同胞」であり、新枦与兵衛の言う通りの「蟲使い」である事を自覚する、という展開。
バグは七生を自分側に引き寄せようとする。
七生はそんなバグの言葉に引きずられ、またバグのそばに行けば止められるのではないかと悩み、しかし答えは出ない。
バグと自分がそっくりなことから、山梨で暮らしている祖母に話を聞きに行くが、そこで語られた衝撃の事実とは………⁈
1巻のスピード感は全く衰えず、より悲惨な事件、恐ろしい計画、バグの思考回路を描いて、より深く物語が進んでいきます。
BL的には、状況は変わらずですがHは濃厚。水雲は強くて甘くてカッコいい!
バグ2巻。
ついにバグが七生の前に現れます。
自分と瓜二つの顔をしたバグを異母兄弟なのではないかと考える七生。
自分がバグ側の人間なのか、水雲のそばにいていいのか一人葛藤しつつも、水雲に対する信頼感は日に日に増していきます。
それでもその先の関係に進まないところがじれじれ(^^;
今回も蟲を追い出した後の七生はエロかったです。
あれでは煽られた水雲が理性ふっとんじゃう気持ちもわかりますね。
早く一歩進んだ二人が見たいです。
そして、ついに七生は祖母からバグと自分との関係(真実)を聞き出します。
想像していた以上ゾッとする内容で衝撃でした。
2巻も面白しろくて一気に読み切ってしまいました。
3巻用意しておいてよかった!
前回、散々気持ちの悪い虫の洗礼を浴びたおかげか、若干耐性が出来たような気がします。耐性が出来ても内容は更にハードなことになり、最早感覚が麻痺したと言った方が正しいところで、元気に読了。
今回はバグの正体が明かされて、七生との関係なども分ってきました。
蠱な描写もどんどん増えてきて、より猟奇的な雰囲気に……。
私は蠱とかそういったのは苦手な方なのですが、それ以上に先が気になって気になって、もうページを捲る手が止まりません。
面白いです。
ふたりのラブな展開は相変わらずお預け状態で、これは最早BLレーベル
から出た普通のサスペンスファンタジーだと思います(笑)
次回でラストだそうなので、その時にはぜひとも水雲の努力が報われるといいなと思いながら読んでました。
とりあえず衝撃の事実から、一体どうやってこの風呂敷を畳むつもりなのか、それがもう気になって続きが待ち遠しい!
薔薇シリーズの時も思ったのですが、夜光さんのシリーズものは、やっぱり全巻揃えてから読む方がいい……もどかしい!
なんというか、ラブというよりは、怖いもの見たさで読んでる気もしてきました。
1巻のレビューにも書きましたが、とにかく主人公と同じく「虫」がもう大の苦手なので、今回も、ひたすら耐えてよみすすめました(ーー;)
少し虫のグロさにも慣れたのか、1巻の時のように吐きそうにはなりませんでしたが、終始ぞわぞわした気分でした^^;
進展するかと思っていたふたりの仲はほぼ変わらず…でも、七生の水雲に対する信頼感は増しほんのちょっぴり愛情らしき感情が見えて良かったです。
黒幕「バグ」と七生との関係がわかり、それにもぞわぞわしましたー。想像はついていましたが、キツイです。
そのバグのおかげで水雲の兄弟たちや関係者も身体的精神的ダメージを受け、七生は苦しみます。それを優しくいたわる水雲。
バグが現れたことで、七生があっち側に行ってしまうことはないだろうと思いつつも不安な気分にもさせられました。
次巻で完結のようです。七生と水雲のラブ度を高めて盛り上げて下さるとのことなので期待して待ってます!!!
早く読みたーい。
夜光先生は久し振りです。
1巻を読み直してからこの2巻め、スゴイことになってきましたね(^_^;)
1巻は七生(ななみ)と水雲(もずく)の紹介と出会った経緯で、事件は個人的な恨みから“蟲”を使ったもの。
文章から、血の海の現場と人の恨み節が恐々と伝わってきましたが、2巻めは、より凄惨でグロさは倍々のその倍!
七生を震えさせ嘔吐させ失神させる“蟲”の首領“バグ”が、七生に接近開始!
国家転覆か地球征服かって程の危険が迫ってます!!
すごく面白いです^^
蟲という概念に馴染んでいるのもあるだろうけど(蟲の知らせとかカンの虫とか「蟲師」「蟲奉行」とか)、読み易い文章もあって、読んでいる時はどっぷりという感じでした。
敵が残忍でオンリーワンなのもカッコいいし。
2巻ラストで、バグの神秘性が明かされて、バグ本人発信も、七生の水雲への気持ちも、冷静な水雲の変化も早く見たい聴きたいことばかり。
蟲使いの能力が覚醒し始め、バグ・水雲どちらにも特別で欲しがられる存在になった七生は、どうなっちゃうんだろ?
1~2巻では七生が変になっちゃった時の処理みたいセックスだったから、3巻では、お互いが欲しがった「がっぷり四つ」を期待しています。
読者には体を合わせた水雲1番という欲もあるけど、七生が蟲と融合した時の満足感(?)が気になっています;
大丈夫かなぁ?
戦々恐々&高まった期待で3巻のハードルが上がってます♪
次巻も絶対面白いでしょう!絶対買います!
※蟲なのに「甲虫」とあると樹液を吸う吻が浮かんでしまい、丸飲みの想像ができなくて、そこは自分が残念でした;
※それと「水雲」“もずく”とサラッと読めなくて、“みずくも”で通しました。
夜光先生、すみません;
『バグ』の二巻です。
前巻から発行に一年かかっておりまして、わたしは前巻の記憶が微妙に不鮮明でした(苦笑
前巻をおさらいするつもりが結局出来なかったので。
スタート時に起きていたことも『ハテナ?』な感じでしたので、可能ならばちょいおさらいすることをお勧め致します。
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前巻同様、受けは刑事の七生。
子供の頃からの年季の入った虫嫌いで、今まではそれがただの好き嫌いだと思っていましたが、前巻で自分が持つ特殊能力ゆえの恐怖だと判明。
攻めの水雲は『蟲』と呼ばれる異形のものを狩る一族の男。
記憶を操る特殊能力を保持していますが、それが効かない唯一の人間であった七生へ愛情を示しています。
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前巻では、『蟲』が原因で起こったであろう事件を協力して極秘裏に捜査することになったふたりの出会いと、『蟲』というものについて触れられていました。
起承転結で言えば起承あたり?
今巻では、七生が保持する『蟲』に寄生された人間を察知できる能力の原因や、バグという存在についてページが割かれていますので少しお話進みましたね。
一応三巻で完結予定ということですが、もう少し読みたいという気持ちもあります。
水雲は相変わらず七生相手以外には淡白で、世間の常識とは隔絶した変わり者といった風。
夜光さんの変人攻めは大好物ですが、水雲はわたしの好きなタイプとはちょい違うかなという感じです。
記憶が消せるというある意味神のような能力ゆえに人と深くつきあえない(興味が湧かないのか?)わけですが、彼に悲壮感はなく淡々としているんですよね。
自分で一線引いているというのもちょい違うような。
ただ、能力が効かない七生へあんなに執着するのは、やはり無意識で他人を求めていたのか…あまり不憫さは感じない水雲ではありますが、こう考えると孤独なのかなあとも思います。
今回イマイチ乗り切れなかったのは、水雲の身内に起きたアクシデント(濁します)。
『薔薇シリーズ』でも主人公の身内(のようなもの)に悲劇が起き、それはもう読んでいて本当に苦しかったんですよ。
なんでこんなシーン必要なの?と。
ある意味、読者の心鷲掴みだったかと。
でも今回はあまりに淡々としていて、しかも受け視点(悲劇に見舞われたのは攻め側)のためにそこまで感情移入出来ませんでした。
個人的には『あららー、そうですか』といった感じで。
あの場面、必要あったのかなあ。
キャラ自体もひじょうに薄味ですし(特に水雲の弟の方)その為だけに登場させたかのような扱いで、個人的にはなくても良かったかなあ。
ただ、最後の最後でゾワゾワっとさせられたのは、七生の祖母の語った内容。
ぎゃー!となります。
虫嫌いの方には怖気が走ることでしょう(苦笑
1も読みました、もちろん。
で、続編ありだったので、きっと盛り上がりはこれから!と期待していたのですが…。
1でも思ったのですが、攻め様なんかさっぱりしすぎ?
好みの問題なのでしょう、きっと。
私はガンガン攻める方が好みなので、こちらの方には魅力を感じる事ができませんでした。3がでても購入は考えます…。
夜光さんの御本を最近読むようになったのですが、衝撃に次ぐ衝撃です。
BLで、人がこんなに、死ぬんだなぁ。
BLで、こんなに激しい戦闘が繰り広げられるんだぁ。
しかも今回は対戦相手が人じゃない!蟲!
バグが七生に接触し接近し、正体が明かされるまで展開する二巻。宗教的団体での殺人と公民館の無差別大量殺害、今巻も蟲による殺戮オンパレートでした。虫を捻り潰すように人間を殺すバグ怖すぎます。どうしてそんなに人間を恨んでいるのでしょう。
モズと七生の距離は少しだけ縮まったのかな。素直じゃない七生が蟲と同調したあとに激しく大胆になるギャップ可愛いです。ただモズの思考が宇宙人だから恋心がふわっとしてて、まだいまいち掴めない。
3巻で結ばれますように。密林特典の番外編がお風呂いちゃいちゃで、本編と打って変わっていて癒されました。