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疑惑の軍人×堕ちた聖職者!
shirayuri no kumotsu
思った以上に、シリアスでした。
密偵として、幼馴染を裏切らなければならない戸惑い。
悪役たちの絡みと
罠にはまって、リヒトが命の危機に陥った時のヨエルの思い。
友の死を覚悟した思い。
今回は、戦いのシーン 結構残酷描写ありました。
媚薬を使うシーンも結構 痛そう です。
ドキドキ 不安とシリアスムードいっぱいなのに
なぜ
帝国の英雄が、ヨエルの前だけは「犬」におちてしまう。
女王様と犬の関係だけは、ストーリーのなかで別世界をつくりあげている。
靴下犬なんて・・・。
リヒトのキャラが・・・
ヨエルの魅力満開です。
「勝てば官軍負ければ賊軍」
すべては、勝ったことで正義になりました。
宮緒先生は、ヨエルとリヒトの味方ですね。
強引だけど、好きな結果です。
リヒトとゼルギウスの謎はまだ続いていますね。
続きを期待してしまいます。
今までに宮緒葵さんの作品は買ったことなかったんですが、稲荷家さんのイラストにつられてしまいました。
軍人とか聖職者ものというのはあまり読んだことがなかったので新鮮で楽しめました。
まず、世界観としては中世ヨーロッパ的で、白い肌に銀髪の人々の国"王国"と、黒い肌に金髪の人々の国"帝国"があり、帝国の人々は長年王国に支配されてきたが遂に反旗を翻し、王国と帝国の境にある街を占領した直後から話が始まります。
王国の司教ヨエルは幼い頃に帝国人に両親を殺され、同じように王国人に両親を殺された帝国人の双子リヒトとゼルギウスととある修道院で出会います。
色々あって、ヨエルは法王の元に引き取られ聖職者として教育を受けることになり修道院を去りますが、実は法王はヨエルをただの聖職者ではなく密偵として育てるつもりだったのです。そこでヨエルは(色んな意味で)屈辱を味わわされることになります。
一方、修道院ではヨエルが去った後戦いに巻き込まれ(?)リヒトだけが生き残ります。そしてリヒトは帝国のある軍人の養子になり准将となっていました。
そんな二人が前述の国境の街で再会するのですが、リヒトはヨエルが大好きで、ヨエルのことを「俺の聖者」と呼んだりする一方で、ヨエルはリヒトを懐かしく思うものの密偵としての仕事に差し支えるかもしれないし、自分を必要以上に純潔で子供の頃から変わらず優しい人間だと信じて疑わないリヒトに対し黒い感情を抱きます。
しかしリヒトはどんなにヨエルに冷たくされても足蹴にされても(←実際されてる)好きだと言い続け、その内ヨエルは苛立ち以外の感情をリヒトに抱くようになっていきます。
とまあ、こんな感じなんですが、リヒトはリヒトで秘密があって…そこも見所だと思います。
潔いほどの犬でした。
むしろ気持ち悪いくらいのお犬様。
何をされても、何を言われても、どんな環境下においても
ご主人さま命。
や、それはいいんだけど犬すぎてちょっと引いたというのが感想。
そこまでしなくても(´-∀-`;)
おいといて。
お話自体はとても面白かった。
対立する二つの国。
家族を殺され孤児院で育った受。
そこで仲良くなった双子がいた。
教会に引き取られるまでのひと時。
それから月日は流れ、運命の再会を果たすわけですが・・・というところ。
久しぶりに再会した受は神々しいまでに美しい。
皆があがめる存在。
しかしふたを開けてみれば、ヒヒ爺に幼い頃から身体を~な設定あり。
(個人的にはこの幼い頃の手籠め部分がよみたかtt・・(殴))
たどってきたお互いの路と
これからと。
今目の前にいるのは双子のどちらなのか。
巡り巡っての読めない展開が面白かった。
引くほどの犬で描かれた
濡れ場もまたエロくて良かったです。
読みごたえは十分。
宮緒葵先生の書かれている犬系小説はだいたい読んできたので、正直もう他の犬種はないのではないか…?と思っていたのですが、これはまた他とは違った面白さがありました。
そんな今回は、異国のお話。
軍人×聖職者で幼少期に出会い、大人になって再会。
世は争いの真っ最中の出来事です。
※ただ、私はネタバレや人物紹介もなるべく見ずに読まれるのが一番オススメなので以下、気をつけてレビューしているつもりですが「前情報一切なしで読みたい!」という方は、ここでリターンをされた方が良いかと思われます。
まだ手を出すか迷っている…という方は、続きをお読みください。
序盤、私の中にある疑惑が浮上して確信を持ちながら読んでしまった為に面白さが半減してまったのが凄く悔やまれました。
多分、どこかでこういう展開のある別の作品を見たか読んだかしたのだと思うのですが、思い出せない…。
…が、この本、凄いのは後半。
私のような人でも楽しめる展開になっていました。
もちろん、何も知らない状態で挑まれた方の方が何倍も楽しめると思うので、正直これから初見で読める方が羨ましいです!
とはいえ、宮緒先生の書かれる犬度は相変わらず素敵なので全力でオススメします!
まんまと作者の罠にハマってしまったのが、どこか嬉しい作品でした。
まず私の萌えどころとしては、むさい軍人たちの中にキラキラの神々しい姿の受け様が入り、軍人たちに心酔されるところです。
また、攻め様が褐色の肌に金髪緑の目、たくましい体の軍服姿なのに対し、受け様は白い肌に銀髪で可憐な容姿で司教様なとこ、しかも二人は幼馴染♪とか、どんだけ私好みなの(≧∇≦*)
設定だけでなくお話の方も、密偵やら双子の入れ替わりやらで飽きません。
稲荷屋さんのイラストも花があって素敵です。
特に、カラーの口絵にドキドキ。
妬ましいほどの美脚を惜しげもなくかかげて、攻め様を惑わしているシーン。攻め様の表情もいいですね~
本編とは別に、応募者全員サービスの小冊子の応募方法が記載してある紙に、「聖なる靴下の夜」というショートストーリーがついてます。
また、コミコミ中央書店で買うと特典のショートストーリーもあります。
どちらも内容は違いますが、受け様が攻め様を手玉に取っているようで、実は翻弄されている、というようなバカップルのお話でした。
中世のような世界観の中で対立している王国と帝国が舞台。
幼い頃に離ればなれになったリヒトは帝国軍側で功績をあげ軍人として誇らしく成長した一方で、王国内で権力を握る教会に引き取られたヨエルは美貌を見込まれたせいで性伎を仕込まれた密偵となっていた。
そんな策略と陰謀が渦巻く中での再会劇となる話だ。
プラチナ文庫で宮緒さんといえば変態犬(わんこ)攻めで数冊出ているが、今回の『靴下大好きわんこ』って意図にはいまいちピンとこなかった。
リヒトの姿は、過去の清らかなヨエルを心の支えとして這い上がってきて、何があっても主人(ヨエル)にすがり続ける忠犬わんこってふうに映った。
但し、単に健気な忠犬ってだけでなく、大いに拗らせたところもあるけれど。
ヨエルが自棄になって己の正体を明かしても、リヒトの中では聖人化された彼が完成していて、とことんすがり付いてくるリヒトの一途な愛、苛つくヨエルの心境の複雑さって心情面をじっくりと読む事ができた。
わんことしての迷走ぶりにプッと吹き出すシーンが一切ないシリアスさに、ハッピーエンドになるのだとうかって不安もあった。
結果、まぁ何とか収まったかなって感じだけど、クライマックスから慌ただしく畳み込んだ展開は少し消化不良な部分も残ったし、その後のヨエルの処遇も重罪相当だろうって割に甘いな、とも思った。
最後に最大の謎を埋め込まれたラストシーンに唸るところはあったが、そこまではちょっと詰め込み気味かなぁ。
でも、『彼』は結局誰なんだ?って残された謎は、ヨエルにとっては土壇場で愛情を受け止めた場面にあった通り、どちらでも構わずにはっきりしないままでいいのだろうか…。