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BLでトレンディードラマみたいな展開の話を読んでたい方にお勧めです。
受けが攻め以外の男と関係ありなので、苦手な方はご注意。
プレイボーイな槻彦×アート系の学生の音緒
どちらも大学生同士で、メイン人物は大体が大学生です。
一昔前のトレンディードラマをBLで作りましたという展開で、多角関係が楽しかったです。
ずっと槻彦の事が好きだった音緒は、条件を守ったらつきあうという約束をしていて、ようやく念願がかなって結ばれる。
ふとしたきっかけで、槻彦の家の中の大事な物入れの中に、写真を発見する。
なぜしまってあるのかと問いつめたら、死んだ初恋の相手と言われ、死んでいるのなら仕方ないと渋々納得をする。
その子──香は、自分と猫目な所が似ていて、似ているから好きになったのかと尋ねるが、槻彦は否定する。
それでも、音緒はそのことが気にかかっていた。
ある日、死んだと言っていた初恋の相手、香が学生として現れて……。
槻彦×音緒のカップルに、槻彦の初恋の相手の香は槻彦が好きで、音緒の小学校の頃からの友達でアメリカ帰りの隼也は、音緒を狙っていて、これで四角関係の出来あがりです。
槻彦から音緒が恋人だと言われても、香は本気に取らない。
音緒が恋人になれたのは自分の代わりだっただけで、本物がいるんだから諦めろと、逆に諭す始末で。
流石は、ライバルと言った所で、見た目は大人しそうなのにいい性格をしています。
恋人に言っても日本に帰ってきたばかりなんだから、優しくしなくちゃと言う態度なので、音緒のイライラは募るばかり。
実際、香に似ているから、恋人にしてくれたんでは?という疑惑が増して、弱り気味。
槻彦の優柔不断というか、優しさが原因としか言いようがないです。
これも主人公の相手役っぽいというか、なんというかです。
ヒロイン?とライバルの勝負で、普通ここでこうなるだろという展開を外してくれたのには驚きました。
定番を打ち破る手法が面白かったです。
ただ、最後がいただけなかったですね。
残りものをお片付けしてカップルにして、皆で幸せだねは、ちょっとありえなかったです。
これが一番萎えました。
多角関係なだけに波乱万丈でドラマティックなのは、面白かったです。
エロ:★3 受けが攻め以外とする描写が多々あり。他は、普通程度。
総合:★3 BL版ドラマを見ているようで、結末はあれですが楽しかったです。