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ito wo tsumuida sonosaki ni
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
宇野くんは 不幸体質。昔から親切にしても むくわれない。
トラブルに巻き込まれ、逃げ込んだのは、昔親切にしてくれたおじいさんの家。
でも、出てきたのは覆面姿の男だった。
楽しく読めました。不幸体質の宇野くんにコミ障の小荒井くん。仕事場で社長に襲われたトラウマの残る宇野君との対話が、糸電話。なんか懐かしいですね。作家なのだから、筆談の方が早そうなのにナぁ。
二人に協力してくれる、小荒井くんの友達 で二枚目の湊氏。いい人そうだけど、どこか腹黒さが見え隠れ。
この3人のカラミが コミカルな感じですきです。
湊氏の腹黒さは 親切をしても不幸をしょい込む宇野くんとの対比かな
二人の敵でないので見ないふりしましょ。
宇野君の整理上手と家事上手。ちょっとうらやましい。
小荒井くんはいい拾い物をしました。
コミュ障のゲーム作家とお人好しの元ヤン崩れ、
お互いに人の機微に敏感なところと疎いところがずれていて、気配と視線がかみ合わない。
それを繋ぐものとして、小荒井が作ったのは糸電話。
麻紐と紙コップ。
そんな、ほとんど子供だましのような装置で徐々に距離を詰めていく二人。
この小荒井って、コミュ障とかいいつつ、単にめんどくさがりなだけなんじゃ、、、
結局の所、最初から好きあっていた二人。
元ヤンでもウブすぎる宇野は、自分が小荒井を好きになったと思っているけど、実は小荒井の方が既に諸々妄想のネタにしまくりで落としどころを探っていたようです。
後書きに、糸電話の裏設定がいろいろ。
紙コップでボジョレーとか、めんどくさがりの小荒井ならやりそうだね。
BLにどっぷりはまるきっかけになった作品。
何度も何度も読み返しました。
栗城さん作品のキャラクターには大抵ヒネリが入ってるような気がします。
受けの宇野くんはヤンキー崩れのやくざの下っ端でドスの利いた威嚇もできる。
でも見放されるのを怖がる純情で可愛い一途な子猫体質。
攻受の出会いは攻→目出し帽に袢纏、受→金髪、チンピラヤクザスタイル
正直2人とも一般社会の端っこの隅っこを歩いているような人たち。
この2人が幸せになれてこちらも読後幸せになりました。
伊東七つ生さんの表紙が可愛くて、思わず手に取ってしまいました。
高校中退後、キャバクラでボーイとして働く宇野(受)が、店の女の子に騙され店のお金を横領した罪を着せられ、暴行を受けるなか、何とか渾身の力で逃げ出します。
宇野は素行の悪さから、両親からも完全に見限られており、帰る場所がなかったのですが、街を出る時に「駄目になったらここに来い。待っててやるから。」と言ってくれた佐藤老人を頼りに行くと、老人はすでに亡くなっていました。
代わりに遠縁の小荒井(攻)が住んでいたのですが、追い出されそうになった際に、キャバクラで暴力を振るわれ犯されかけた恐怖が蘇り、宇野は体が動かなくなってしまいます。
小荒井はそんな宇野の為に側に居なくても話をすることの出来るアイテムとして糸電話で会話をして…
コミュ障の小荒井と、元ヤンキーで行く所の無い宇野の恋ですが、
結構早くから糸電話は使わなくなって少々あれっ?って感じ(笑)もう少し長く糸電話の時期があって、少しずつ距離と気持ちが近づいて…じゃあなく、宇野の気持ちの揺れもあまりにも唐突で、助けてもらったから?吊り橋効果?
小荒井は一目惚れ?なのか、それもコミュ障で分かりにくい。
他の方も書かれていたけれど展開が早くて、もっと二人の感情の揺れをじっくり読んでみたかったです。
キャバクラの社長とのトラブルもあっさり解決してしまったし(笑)
後半のお話の方が楽しめましたが、宇野の言葉遣いが元ヤンキーなので仕方ないのでしょうが、どうにも気になってしまいました。
栗城さんらしい、ほのぼのとちょっとしたクスッと癒し系な雰囲気のお話です。
ただ、雑誌掲載の前半はとにかく駆け足でかなり物足りないと言いますか、気持ちの移り変わりが性急すぎると言いますか。
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受けは高校を一年で退学し、キャバクラでボーイをする宇野。
人にお金を貸しては騙される、童顔でありながら元ヤンキー崩れの19歳。
攻めの小荒井はゲームシナリオを手がける、引き篭もりのオタク系。
しかし見目は悪くなく、気遣いもできる26歳。
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人の良さで再び騙されボコボコ(心もね)にされた宇野が、体を引きずって向かったのは四年ぶりの故郷。
追い出された実家ではなく、何かあったら来いと言ってくれた老人の元へ。
しかしそこには老人の代わりに小荒井が住んでいて…というスタート。
キーアイテムはなんと昔懐かしの糸電話ですよ。
懐かしい…
そして家の中でも目出し帽のような物を被り、つねに人を避けまくっている小荒井が作るという可愛らしいさ。
こんな可愛いお話なら、もっとゆっくり読みたかったなあというところです。
先にも書きましたが、とにかくバタバタと話が進み、事件自体も御都合主義な解決という物足りなさ。
本編は140ページ弱ですから仕方ないのでしょうが、短編を文庫にするならば書き下ろしをつけるよりも加筆して欲しいなと思いますね。
ただそう言いながらも、書き下ろしは宇野が小荒井を好き過ぎてグルグルしてしまって可愛い内容となっております。
自分ばっかりが求めていて、自分ばっかりが好きで…とまあ恋愛にありがちなものですが、相手が実はなんでもやればこなす器用貧乏な小荒井なのでその辺りも察せられていて、なかなかカッコ良い告白が読めます。
イラストは伊東七つ生さんですが、ちょっと男性が女の子ちっく?
胸板もないですし、お顔もなんだか…
表紙は可愛いんですけどね。
そして口絵のイラストはなぜこれ?というシーンなのです(笑
もっとイチャイチャが良かったと妄想女の独り言…
糸電話で交流を深めていく二人の焦れったさは良かったですが、それ以外の部分に面白さを感じませんでした。
攻は言うほどコミュ障でもないし、行き倒れた見ず知らずの少年を家に住まわせるって、過去に余程の因縁があるかと思いきやそれもない。クライマックスの、受を取り戻しに行くくだりと言い、全体的にほのかなBLドリームを感じました。
そもそも、お互いにいつ好きになったのか分からなかったなぁ…。