あらすじ
「オレから逃げようなんて考えるな」銀行強盗に遭い人質として連れ去られてしまった美貌の椋太は、生きている実感を与えてくれる犯人・桜井の協力者になることで義兄に復讐を果たそうとしていた。一方、まだ少年といえる桜井は椋太に惹かれ、自分を拒もうとする彼を激情のまま犯してしまう。自分のやった事実に後悔する桜井に、義兄から仕込まれ、抱かれると感じてしまう自分の身体を知られたくなかったと告白する椋太。惹かれあう2人に警察と義兄の追っ手がかかる。追われる者、追う者の複雑に絡み合うそれぞれの想い。逃亡の果てにあるものは。