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sekai wa boku ni hizamaduku
高星さんの絵に惹かれて読んだ、初読みの作家さん。
目を覚ますとそこは言葉の通じない異世界、
カラフルな精霊が舞い……はいいとしても、いきなり魔物に襲われ
助けてくれたワイルドで無骨なギーと、美麗な銀髪のクロードと
暮らすことになるが……
3Pです。
対して葛藤もなく、さしてエロくもなく、サラッと3P。
攻め二人は、設定もイラストもどちらも素敵なのだが。
実は主人公ミナトは神子で(これは早々に予想がつく)
彼の魔力を摂取する効率のよい方法がセックスという設定。
しかし!それならばミナトが攻めなんじゃないの?と突っ込みたい。
このミナトがなんだか妙に幼いのが好みじゃなかったが、
それにはそれではちゃんと背景もあるのだが、
それを含めて全体に文庫一冊で描くには、世界観や設定が欲張り過ぎで
書き込んで欲しいところが薄くなっているのが一番残念。
最後はちょっとテイストが変わった?感じで、
3人で傭兵家業をこなしながら旅をする設定になっているんだけれど、
むしろこれを連作みたいにすると面白いんじゃないだろうか?
ああ、でもラスボスはやっつけちゃったんだっけ?
だとすると、大したネタはないかしらね……
ごめんなさい、趣味じゃなかったです・・・初めて購入した作家さんで、文章力も表現力もある方だと思いましたが、ファンタジーがやはり合いませんでした。
あらすじを見ての通り魔法とか竜とか出てくるBLファンタジーです。
記憶をなくしている間、主人公の幼さもショタ気味でダメでした。
ロンゲの美しいクロードと野性的なギーには萌え萌えだったのですけどね。。。