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エッチな猫系美人に翻弄されてv
dekiai wanko to kowagari na neko
途中で読むのをやめてしまいました。
プロローグは受視点なんですが、ストーリーは攻視点で進みます。
プロローグの時点で受がまず好きになれませんでした。
魔性天然小悪魔系で本人にはその自覚があり悩んでる、という設定です。
なんだか現実にいるあーこういうイラつく人いるよな、というぶりっこの姿が浮かんでしまって、受に翻弄される攻にイライラ。
無理なんで読むのやめました。
最後まで読まなかった本は久しぶりです。
好みの問題かもしれませんがすみません。
さとむらさんの『きみは藍色の夜に生まれた』が大好きで、新作が出るのを楽しみにしていました。
年下攻めで、視点はプロローグとエピローグだけ受け視点。
中身のほとんどが攻め視点です。
(受けの本音がわからない設定なので)
さとむらさんの文体は特徴が何かあるというわけではないのですが、とても読みやすいんですよね。
漢字やひらがなのチョイスがナチュラルで、今回は攻めの『僕』と『俺』の使い分けがナイスでした。
あと、攻めキャラがわたし好みが多くて好きなのです。
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受けは勤務していたレストランを辞め、友人のクッキングスタジオで臨時講師として働くことになった律。
攻めの修也は週に一回料理教室へ通う、安心感を醸し出す大型犬系サラリーマン。
ノンケながらも初対面から律に釘づけ。
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子供の頃のトラウマから人との距離感がうまくとれず、ただそれでも誰か一緒にいてくれる人が欲しい、さみしくて涙が出るという律がすごく切なくて、修也じゃないですが可愛くて抱きしめたくなります。
やっぱり可愛げのある受けは良いです!
律のつきあい方は斜め上を行くものなのですが、トンデモな内容でも、『律はどうしたら良いかわからないだけなのよね…』などと、もう序盤から鷲掴みされていました、珍しく受けさんに。
そして受けさんだけでなく、攻めの修也もかなりの好青年です。
もう、大好き大好き大好き!と尻尾振っちゃってるのが丸わかり。
個人的にはそそられるーとなるタイプではないのですが、とにかく人が良くてポジティブで、読んでいてこちらまで笑顔になります。
テレビキャスターに「はい、また明日」とお返事しちゃう辺りがもう!
律のトラウマ内容はかなりヘビーなんですが、これはそこまでじゃなくても良かったんじゃなかろうかとは思いました。
ただ、あそこまで突飛な対人関係の行動をさせるには、設定でそれくらい必要だったのかな。(きっと他の男たちにもやらかしてましたよね)
まあとにかくエンディングもすごく温かくて、こりゃないよねえと思うことは確かですが、ふたりがすごく微笑ましいので良しです(笑
ああ、オマール海老のソテー食べたい!