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年の差&義兄弟ものですね。さらに、先生と生徒ものでもあります。
円(受)の母が再婚してできた新しい家族は、周(攻)をはじめ、円以外全員が大阪人なので大阪弁です。
私は、関西弁のキャラクターの出る作品ってあんまり好きじゃないんですが(関西人だから変にリアルを感じてしまうからかも)、これはよかったです。でもやっぱり関西弁は痒かった。
他の人はどうだか知りませんが、私はフィクションはフィクションと割り切ってますから、方言(私の場合は関西弁)がリアルかどうかは(あまりにもひどすぎるのはともかく)それほど気にならないんです。読んでていちいち引っかかって中断されるほどのレベルでなければ構いません(余談ながら、聴くのは別です。TVドラマ等で妙な関西弁使われると、できれば聞き流したいのに気になって仕方ないんです。これはホントに困ります。意識してやってるわけではないので、対処のしようがないんですよね。私だけでしょうか?だからBLCDでも、不自然な関西弁を使われたら集中できないと思います。未経験ですが)。
それにしても、松前さんは東京出身・在住だったはずですが、そのわりに作中の関西弁に違和感がなかったんです。いいブレーン(?)がいらしたんですかね。
中には、普段は気にしない私でさえ止まってしまうくらいトンチキな関西弁書いてる人もいますから。どんなにいい作品でもいい加減さを感じて冷めてしまうんですよね、そういう場合。
逆に、こういうところが丁寧だと(現実そのままかどうかの問題ではないです。フィクションとしてうまく料理されてればOK)安心して読めるんですよね。
これはラブはもちろんありますが、それ以上に家族ものだと思いました。周だけじゃなく、漫画家である長兄の律や、律のアシスタントたちに加えて、今は単身赴任してる義父も、みんないい人たちで、円を温かく包んで、見守ってるんです。
とてもふんわりしたいい作品でした。