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nayameru boku no vampire
プリズム文庫で、しかも作者が「あすか」と来たら
オレ的には自然と期待をしてはいけない作品だな、とは思うんだが
いかんせん、3Pモノでしかも前作もしっかり読んじゃったので…。
まったくもー、あすか氏のキャラ設定ってどう考えても合わないとしか言いようがない。
がっ、ブチブチ文句を言いながら最後まで読ませる何かは凄いよなー…。
スットコドッコイながらも世界観にブレがない。
いうなれば乙女脳な世界。
美しいヴァンパイヤにかわるがわる愛される平凡な男の子
なわけですが。
正直、この受けの何がよくてヴァンパイヤ二人が永遠ループの争奪戦を
繰り広げているのやら…作ってる弁当があまりにマズそうで嫌だし(笑)
こういうのって健気というのか?
しかし、そういう受けの存在は割にどうでもよくて、むしろ周囲の人間に
なんとなーく魅力があったりするんだよね~。
今回はとくに、ヴァンパイヤ少年、セレシュ!
前半は「あーー・・・・勝手にやっててよ」的な投げやり感タップリで読み進めていたわけですが、後半はめまぐるしく動く展開に「アホくさい世界観」と悪態をつきつつも目が離せない。
こういうところは「あすか」の面白さかもしれないッス。
3P好きな人にすすめられるかというと…うーん…3Pモノという観点はあまりありません。
つか、ヴァンパイヤもので3P描写に成功している作品ってあるんだろうか。
なんとなくだが、相いれないものを感じるんだなー。