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生き返りの代償にHを迫られて!?
koi no noroi to agehacho
表紙イラストでも解るとおり金銀それぞれのイケメン×陰陽師詐欺師だった史弦との
ちょっと意外な3Pものファンタジー。
金銀のイケメンは銀嶺、古雅音と言う名前の800年生きている妖怪なのです。
そして受け主役の史弦は天涯孤独で自称陰陽師の悪人になりきれないショボイ詐欺師。
いつも通り細々と詐欺を働いた史弦はその帰りに倒れそのまま病院に搬送。
そこで医師に告げられたのが余命3日、全身を痛みに苛まれ最後に願うのはささやかな
幸せだったりしてなにやらかなりお気の毒。
そして主役なのにあっさり死んでしまうのですが、底に現れるのがイケメン妖怪二人。
その二人は人間の精液を主食とする妖怪で何故か史弦を800年も探していたらしく
史弦が精液を与えてくれる契約の元に史弦を生き返らせてくれる。
21歳独身童貞貧乏陰陽師詐欺師はこうして生まれ変わり、今度は真面目に生きて
生まれ変わる、寂しかった暮らしもイケメン妖怪がいつも側にいることで癒され
更に妖怪お食事のエロでトロトロな日々。
本人は詐欺師陰陽師だと思っているが、実は大天狗の生まれ変わりで何度も転生していて
陰陽師として活躍していたこともあり、史弦の持つ力は本物だったりします。
イケメン妖怪とも実は深い繋がりが過去にあって、主に銀嶺との過去のかかわりを
夢で見るようになる史弦。
そして一見穏やかな生活に見えるときに現れる不穏の影が、命を賭けた大きなトラブルに
使い魔みたいなにゃんこも出てくるし、テンポもよくてシュールな笑いもあるけど
過去に結ばれなかったものが現世で再会し結ばれる切ないラブものでもあります。
変則的な3Pが最後に実はこうなのね、なるほどと思える展開も何故か
史弦が夢に見るのが銀嶺だけだったのか、妖怪のツンデレ一途さも萌えるお話で
個人的にはかなり面白かったです。
ネタバレしておりますので注意!!
現代ファンタジーです。史弦は病院に緊急搬送されますが亡くなります。
死んだとき2人の妖怪、銀髪の銀嶺と金髪の古雅音が現れて「生き返らせるかわりに精液をよこせ」と迫られます。
条件をのんで生前に霊感詐欺師として使っていた名前、陽明として生き返ります。
「陽明、お前は呪詛返しをまともに食らったのさ」これが前世の最後の記憶。
実は史弦は前世では大天狗、そして現世では本当の大陰陽師だったのです!!
800年間ずっと史弦を探していたという2人。でも2人の事は全然思い出せない史弦。
陰陽師の力があると分かって、宝くじが当たったり、占いのカフェをやったり、昔詐欺をした人に偶然会って実は無意識に力を使っていて結果詐欺になっていなかったということを知ったりします。
そして自分も陰陽師だと名乗る芦屋藤間という怪しい男が!!史弦の過去の事を知っているようで!!
これ以上書くと本当にネタバレどころか話の流れを全部書いてしまいそうなのでやめておきます!!
でもこれだけは書いておきます。作者さんが後書きに書かれていますが「これは3Pじゃない!」です。どういう事か気になった方はぜひ読んで確かめていただきたいです。
壱也さんのイラストもキレイで、受けの一生懸命さや、現代ファンタジー設定をうまく使っていてお話も、そういう事か!!という所があって私的には面白かったので萌え×2で♪
川琴さん、作家買いしています。
とりあえず内容をたいして確認せず予約したり。
ただなあ、やっぱり川琴さんには現実題材を書いて欲しいと思いました。
中途半端なファンタジー作品だなと感じましたね。
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受けの史弦は霊感詐欺で生計を立てる、21歳。
本人は無自覚ですが、実は大天狗の生まれ変わり。
攻めは銀髪の銀嶺と金髪の古雅音。
ふたりとも800年もの長い時を生きる妖怪で、実は史弦とは『約束』があります。
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今日も元気に?霊感詐欺を働く史弦。
しかしバチが当たったのか、突然倒れそのまま回復せず死に至ります。
あら、もう死んじゃいましたけど…とはなりません。
生き返らせてくれるのです、ふたりの妖怪が。
しかも対価は精液!
なんかここだけ妙に生々しい(笑
ところどころ歴史上の人物のパロが出たりと基本は楽しい設定で、軽い仕上がりです。
まあ、川琴作品には重苦しいのはありませんけどね。
受けの史弦が基本の性格が素直なので、よけい薄暗さがないのかも。
でも、そのおかけで気持ち良く読めます。
史弦は転生していますから記憶がないわけで、ふたりとしたという約束も覚えていません。
その辺り、ちょっとふたりが不憫ではありますがこのふたりにも秘密があって…古雅音贔屓になった方にはちょっと残念に感じるかもしれませんね。
それからタイトルに3Pとは書きましたが、正確にはちょっと違う設定となっています。
これはまあ、読まれて確認された方が良いかもしれませんね。
しかし最初にも書きましたが、やはり川琴さんには現代舞台のふつうの人間を書いて欲しいなあと思いました。