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主役二人より脇が目立っていました。
まずその1の主役食いは、
前半はなんにも知らない主役二人に、「これ見て勉強しな♪」と光一が渡した「そういう」ビデオを二人で見るとこが中心なのですが、
それのビデオの中身が本編じゃないのかというようなシーンの連続でした。
初めての「鑑賞会」にドキドキの2人を楽しむつもりがこちらは今一つだったので、
ビデオの内容にばかり目が行きました。
その2は、
光一と恋人さんです。
はじめからなんとなく予想できるぼかした表現で、途中で発覚するのでネタバレしちゃいますと、光一くんは学校の先生とお付き合い中なのです。
流石に大人だけあって露骨にえろく鬼畜く怖い攻さんで、主人公のお相手・弘彦よりもこっちの方がモロ好みでした。
「秘密の恋」のトキメキより苦しみ切なさの方が多くなってきた時期設定で、新鮮な主役カップルを羨ましくなったり、隠れた関係に胸を痛めたりする光一くんの描写もたまりません。
で、肝心の主役二人はどうだったのよと申しますと、残念ながら攻め様の「弘彦先輩」に全くときめきませんでした。びっくりするほど。
なんちゅうか、無口で真面目で「俺が守ってやる」系の立場の人が、バカだというのが嫌でした。(バカっていうか、ガキ?)
受け子の気持ちを考えずに被害者気取りで突っ走ったり。もう、読んでてイライラしちゃいました…。。
あと……いくら経験がなくてもBL小説の攻様(しかも先輩設定)としては、
子羊のような受の心も体も含めて「ほぐす」とか、気遣うとか、気持ちよくするとか、勉強するとか、そういうのを思い至らないって時点であれーーー?っていう……。
すみません、どこまでも攻が気に入らなかったんです。
そしてその分、とことん脇のカップルさんが萌えでした。