ローゼンクロイツ 仮面の貴婦人

rosenkreuz

ローゼンクロイツ 仮面の貴婦人
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
21
評価数
5
平均
4.2 / 5
神率
60%
著者
志麻友紀 

作家さんの新作発表
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イラスト
さいとうちほ 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
ティーンズルビー文庫
発売日
価格
¥438(税抜)  
ISBN
9784044428013

あらすじ

大国ファーレンを騒がす怪盗ローゼンクロイツ。
彼の正体は現皇帝の愛妾ハノーヴァー侯爵夫人が前夫との間に生んだ息子、セシルだった。
彼は皇帝の血を引く毒殺された異父妹の身代わりとして、性別を隠し隣国アキテーヌの宰相オスカーに輿入れする。
彼を暗殺の首謀者として疑っていたセシルだったが、オスカーの人間性に徐々に惹かれていく…。
新世紀グランドロマン、少女小説界を揺るがす驚異の新人登場。


17世紀、大国ファーレンを騒がせる怪盗ローゼンクロイツ。彼の正体は皇帝の愛を一身に受ける愛妾の息子で、毒殺された異父姉の身代わりとして敵国に興入れをするが…!

表題作ローゼンクロイツ 仮面の貴婦人

幼い王の叔父にして黒侯爵と呼ばれる名宰相・オスカー
謎の怪盗ローゼンクロイツ/皇帝愛妾の隠し子・セシル

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数5

も~やばい


セシルかなり魅力的でした!
イタズラっぽくて可愛いところもあれば、騎士として守るなどかっこいい部分も持ち合わせていて…

しかも一国の宰相と外交官並の知識を持ってて話上手で、かと思えば歌やダンスの腕前も超一流炫

外見は本来の男の格好の時は童話から出てきた王子様そのもので女装してる時は傾国の美女。

男女共に惹き付けるのは納得ですねー

オスカーもかなりかっこいいし(説明おざなり(笑))
このCP両方かっこよくてかなりツボですn[g

政治的思惑も絡んで読み応えのある、それでいてテンポのいい良作でした!!ڂn[g炫

1

ずっと一番大好きな小説

高校時代に出会い、新刊の発売をいつも楽しみにしていて、今もたまに読み返したくなる作品です。

まず、非BLとなっていますが、完璧BLです。笑
ですがBLとして萌えるというより、私はこれはもうストーリーそのものを楽しんでいます。

主人公セシルは17歳の男で、結ばれる相手オスカーは27歳の男。
基本的にセシルはいつも女装してて絶世の美姫ですが、なよなよしてなくて利発で心優しく、素の言葉遣いは男っぽくて、好感が持てます。
オスカーは俺様で序盤は冷酷な感じですが、常に品があり、とても信頼できるキャラクターです。
お互い惹かれあい、結ばれる過程も自然でロマンティックで素敵。
オスカーはクールですが、セシルに惹かれ始めてからは作中の言葉を借りるとまさに「妻にめろめろの亭主」で、めっちゃ焼きもち焼きです。
男女問わずモテモテのセシルは毎回大変そう。

だいたいシリーズ通してどの巻もセシルが何かしらの理由でこっそり街へ抜け出し、問題に巻き込まれ、オスカーが文句を言いながらも助けにいく、の流れですが、実在する国をモチーフにした色んな国が舞台になるので毎回飽きず、どれも素敵なお話です。
イタリアだったり、イギリスだったり、ロシアだったり…
たいがいセシルのおてんばが原因で大問題に発展するのですが、キャラクターの行動理由に説得力があるのでイライラしないし、敵サイドもとても魅力的なので見てて気持ちがいいです。
ピンチに巻き込まれまくる二人にやきもきしつつ、横恋慕してくる殿方もまた素敵で応援したくなり…
毎回残りページが少なくなってくのが惜しいです。

Hシーンはほのめかす程度で、リアルな描写はありません。
プレイ内容→陵辱強姦とありますが、その言葉から連想されるようなエロな感じはまったく無いです。


このシリーズは文章がすごく綺麗でおしゃれなイメージがあります。
表現がわかりやすくサクサク読めます。
舞台設定も中世のヨーロッパ風で華やかで、お城やお姫様やドレスなんかがお好きな人は、美しい挿絵も相まってとてもおススメです。

この方の文章が好きなので、またBL書いてほしいなぁと思います。

1

理想のカップル!!

このシリーズのお話自体大好きなのですが、そこに加えて、さいとうちほさんの絵がとにかく素敵で・・・
いちいちうっとりしてしまいます・・・とりわけ男性陣の格好良い事といったら・・・(セシルも男性ではあるのですが、こちらはふだんは美しくて可愛いです。でも、男姿に戻った時は結構格好良いです!!!)

物語としては、架空の王国(でも、ヨーロッパを彷彿とさせる感じ)内での話、身代わり花嫁(殺された妹の代わりに・・・)、強引で俺様系で格好良くて宰相でもある攻め様、美人で賢くて強気な受け様、無理矢理な初夜(その時は女姿で・・・)、夜ごと抱かれる受け様(この時も女姿)、受け様の正体は世間を騒がす怪盗、事件有、陰謀有、裏切り有・・・という色々な要素が入っています。
BLラブストーリーでもあり、冒険活劇でもあり・・・

このシリーズの中でも、とりわけこの最初のお話が私は一番好きです。

なんといっても、攻め様であるオスカーが手ひどくていい・・・
セシルへの仕打ちがなんとも萌えますし、また、そんなひどかったオスカーが、段々とセシルにメロメロになっていく様がまたたまりません・・・

もっとも萌えるシーンは、セシルが初めて本来の男姿でオスカーに抱かれる事になるシーンです。
あそこは本当にドキドキします!!

あと、わき役も色々な意味で強烈です・・・
取り分け、セシルの母君が・・・(笑)

セシルはわけあって女姿でいますが、女装ものというわけではないので、その手のジャンルが苦手な方でも楽しめる作品なのではないかと思います。
というのも、実は私は女装ものが苦手なのですが、この作品は全く問題なく楽しく萌えられたからなんです・・・
セシルなんて、実際は物凄く男前で、格好良いですし・・・
オスカーはデレた後はもうすっかりヘタレだけど、格好良い・・・という私好みの素敵なキャラです。
この2人のバランスが凄く良いんです。
まさに、理想のカップルです。

0

少女小説のはずが

はっきり言って立派なBL作品ですよ!
自信持ってオススメ出来ます(笑)

1

ボーイズラブですよ♪

一見、少女小説?少女漫画?と思われがちですが、中身はしっかりとBLしてました。
表紙に騙されてはいけません!間違いなくBLです!
ちゃんと主人公CPは男×男でHしてますし、最初は何と無理やりからでしたw
表紙の美少女は実は女装の美少年だったりします。
受けのセシルはかなりヤンチャ?オテンバ?な性格で、攻めのオスカーは彼を乗りこなすのに苦労してます(笑)

仮面の貴婦人では二人があれやこれやらを乗り越えて結ばれるまでが書かれていました。

アルビオンでは、どこぞの皇太子に攫われて横恋慕される受け様、それを取り戻しに血相変えて駆けつける白馬の……じゃなくって黒衣の旦那様。

ロマンティック・お貴族様・宮廷・陰謀などの言葉に惹かれる方にオススメです!
シリーズでかなりの冊数が出てますが、それぞれでお話は完結しているので読みやすいと思います。
重すぎず軽すぎないストーリーでスラスラと読めてしまいますよ♪
重厚なストーリーをお望みの方にはどうかな?と思いますが、BLの初心者さんや少女漫画好きな方には良いのではないでしょうか♪

1

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