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おまえこそが我が半身。私の沿え星
onmyoujimiko wa shiragitsune no tusme de hanayome wo sarau
陰陽師に狐のもふもふ、平安京に人ならざるもの、これだけ私の好みにマッチした
設定もなかなかないなと思って楽しみにしていたのですが、
何故か読み進めるのに時間がかかってしまった作品なのです。
内容自体は先祖が後ろ指さされるようなことをしたせいでその一族だというだけで
目立たず控えめに日々を過ごしている受けが帝の皇子でありながら陰陽師になっている
変わり者だといわれる皇子に見初められ、それが受けのトラブルにつながり
そのせいで皇子の屋敷に住まうことになり、国を脅かす存在に皇子が打ち勝つ為の
沿い星だと皇子に言われ、疑心暗鬼になりながらも皇子の人となりを知るうちに
信頼し合える仲になりつつ、国を災いに導く存在に立ち向かう内容。
早い段階でH突入もあるのに、恋人同士のようなイロっぽさが感じない。
もふもふ仔狐は出てくるし、大狐も出てくるけれどやはりもふもふが少ない。
話のテンポが合わないと言うか、攻めのキャラそのままにのらりくらりとしたテンポを
読みながら感じてしまい、内容は面白いけれど、読みにくいというジレンマがありました。
読み手の精神的な感覚かもしれませんが、全てがもう一声欲しかなと感じました。