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kumetarou hashiru
シリーズ終盤で攻がいきなり代わったと眉を顰められる方も
おいででしょうが、この攻、元々物語中で陰になり日向になり
受に寄り添っておりました。
色情沙汰に加わっていなかった、それだけの事でございます。
そう言う男が受もろともに一歩ずいと進んで契りを結びサテめでたし…
と物語がお開きになるかどうかはここでは申し上げますまい。
実際このシリーズのツボになりますのはなよなよとした
色恋沙汰ではなく漢の気風に惚れ従うという心意気で
ございます。
前半の攻もまた漢であればこの巻の攻もまた漢。
そしてその二人が惚れた受もまた漢。
互い互いの気風に感じ入ってそこから惚れた腫れたが
にじみ出るという筋書きにございます。
連中の声色を聴いてみたくもありますが、中の人は
堪ったものではありますまい。
寿限無を30秒で唱えた方がまだましと思われるやも
知れません。