あらすじ
景斗が慕う先輩・夏月が、修学旅行先の京都で行方不明になった。
慌てる景斗にヒントを与えたのは、能力者であるドリトル。
彼は、能力者を狙った過去の事件で友人を失っていた。
遺体はミイラのように干からびていたという。
「敵」は吸血鬼なのか?景斗とドリトルは京都に飛び、夏月が行方をくらます直前に立ち寄ったお香の店『竹芳堂』を訪れるが、二人ともに「敵」の手に落ちてしまう。
そしてすでに夏月は“あやお”という少女に血を吸われていた!また少女が姉と呼ぶ“たまお”もまた人外のもの?意想外の結末(!!)まで一気に読ませる手応え充分のファンタジー登場。