あらすじ
妖と明は、7歳の夏、八丈島にいた。
そこは妖が十夜と出会った運命の場所。
実は明にも運命の島だった。
明が島で出会った沙羅という少女が、その後の人生に大きな影響をもたらすことに…。
8年後。
妖は天女セレス、明は始祖ミカギを身体に覚醒させた。
明は身体を始祖に支配され、各臣に軟禁される。
が、人格を明け渡すまいと、ミカギと壮絶な闘いを続ける明。
そんな明の前に現れた沙羅は、5千年前のあの少女で…。
そして、十夜が明の元を去り護衛は偉(ウエイ)に。
偉はミカギを憎むが、明には自分の生い立ちを重ね同情する。
そんな偉に各臣は「明暗殺」を命令!?物語は意外な展開でクライマックスを迎える。
1つの身体の中で明と始祖の人格が闘う!!
セレスの覚醒とともに五千年の時を越えて蘇った始祖ミカギ。彼の愛の執念に体を奪われた御景明。が、実は明の人格は生き続けていた。妖を救うべく明の抵抗が始まり…?! そしてミカギを追って転生した少女も現れた!