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3人がかりじゃ、どうしようもない――!
for lovers one night
複数ものは、なんだかんだで受けが甘やかされて
気持ち良くさせられて羨まs…いえ、幸せそう!!なのが好きなのですが
こちらは4Pっていう感じではなかった気がします。
ゲイが嫌いで許せない建築事務所の営業・典孝が
上司の命令で改装の以来があり赴いた先はゲイバー。
そこの厨房担当・章吾が色気のある男で
「最近彼女と別れまして」という話を聞いて安心してしまったものの実はバイで、
典孝だって恋愛の範疇になっていたのを思い知らされるのです。
常連客のナギが、終始ワガママで穏やかじゃなかったです…。
つかず離れずの耀司の方がわりと常識を持ち合わせているし
ナギのブレーキになってくれるのですが
気に入っている章吾が典孝に夢中なのを知って
こらしめるような真似をするのが犯罪めいていて好ましくなかったです;;
同じ部屋で典孝を手にかけようとはしていましたが
全然愛がないし、耀司はむしろ止めるような立場でしたので
フォーラヴァーズとは言い難いのでは?と思いました。
しかもワンナイトでも無かったし。
ゲイフォビアを墜落させるなら、やっぱり多少卑怯な手でも使って
快楽に溺れさせるのが当然かもしれませんが、やり方がどうもね…。
ただ、章吾が何かと典孝にネクタイをプレゼントしたりして
それなりにアプローチしていたのも、
章吾なりに典孝を大事にしようとしていたのは頑張ったなって思いました。
(偉そうにすみません)
だんだん絆されていくような典孝の気持ちもわからなくはないです。
でもなぁ……。ナギがどうしても引っ掛かっちゃって、
いくら二人が結ばれるプロセスにしても好ましくないタイプだったので
ハピエンでも「はー、良かった…」になれませんでした。
耀司も本当はいいやつなのに、ナギとつるんでるから魅力が半減…。
高岡さんの作品、そんなに読めてはいないのですが
今迄「…えー?」って思うようなことは無かったんです。
タイトルと帯で期待してしまった分、今回はちょっとがっかりでした;
すみませんがこの作品は好みから外れていて個人的には読み終わるまで
結構時間がかかってしまった作品です。
内容は受けになる典孝がゲイバーの内装工事の営業にしぶしぶ行って
酒でつぶれて、その店のバーテンで攻めになる年下の省吾とバーの馴染み客の
二人にお持ち帰りされて、あわや4Pですかという状態になります。
そのときは一応省吾に助けられる流れになるのですが、微妙な展開でした。
典孝は大学時代に友人と信頼していた相手にしつこく言い寄られゲイフォビアに
なってしまうほどトラウマになっている設定で上司の命令で嫌悪するゲイバーに
行くのですが営業として顔には出さないようにしているつもりでも相手にバレバレ。
常連の大学生と言い合いになったりして、それがきっかけでゲイフォビアな典孝を
三人がかりで懲らしめてやろうとする流れでした。
過去の出来事でゲイフォビアになった相手に恋をしてしまうバイの省吾。
ゲイフォビアを無理やりゲイ自覚させるような感じが好きになれませんでした。
後半の流れだとゲイフォビアよりも、臆病な典孝の心情が浮き彫りになる感じ。
少し近づいたと思っても典孝はきっかけになったあの4Pの恐怖で己の省吾への
気持ちに向き合えない、そんなときにまたしても常連客のあの二人が典孝を嵌める。
省吾に助け出されるが、媚薬を使われているので朦朧とした状態でH。
そこからまた典孝が臆病な心に鎧をかけて心を閉じ込める。
それでもどこかで省吾を考えてしまう。
結果的にはハッピーエンド展開でもどうにも心にすんなり響きませんでした。