出会って5秒

出会って5秒
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
1
評価数
1
平均
2 / 5
神率
0%
著者
新田一実 

作家さんの新作発表
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イラスト
富士山ひょうた 
媒体
小説
出版社
桜桃書房
レーベル
Eclips romance
発売日
価格
¥855(税抜)  
ISBN
9784756713629

あらすじ

昨夜の女はサイコーだった…。
うすぼんやりとした記憶の中で目覚めた雑賀隆三は、自分のとなりに眠るのが見間違いようもなく野郎の姿であることに大きく動揺する。
彼がサポートとして参加したバンドのヴォーカル・セイジだと知った隆三は、逃げるようにその場を離れるが、隆三のドラマーとしてのテクやその身体に惚れ込んでしまったセイジは、積極的にアプローチをしかけ始めて…。
待望のクールが熱い番外編。

表題作出会って5秒

代打でドラマーをする事になるマネージャー・雑賀隆三
攻様のドラムが欲しいバンドのヴォーカル・セイジ

その他の収録作品

  • アフター・イマージュ

レビュー投稿数1

「二人だけ」をもう少し

もの凄く簡単にまとめると、酔った勢いで肉体関係を持ってしまった二人が周りの人々にせっつかれながら、紆余曲折の末結ばれるというお話です。
メインCPは、どこかお人好しで下僕気質なドラマー・リュウ(攻)と我儘で女王様気質なヴォーカル・セイジ(受)。

『クールが熱い』という作品の番外編のようなのですが、本編のCPが苦手な部類だった事と、俺様受けやバンドものという設定に惹かれたのでこちらのみの購入でした。
ですが、そこでまず失敗したかなと思います。
物語の序盤からクールが熱い本編のキャラクター達が結構頻繁に絡んでくるうえ
詳細な説明描写はあまりないので、その人間関係や人柄を理解していないとなかなか読みづらいです。
そしてリュウとセイジの絡みについても本編の流れを加味して進められる為、展開が唐突に感じられる箇所があります。
番外編という括りなので当然と言えば当然なのですが、こちらの作品だけ読まれる事を想定した構成ではないようです。
同シリーズであってもCPによっては個別に楽しめる、という作品にばかり触れてきたため
それを期待して読んでしまったのが悪いのだと思います。

ただそれと関係なく気になったのは、脇役達(特にバンド関係者や本編主人公でありリュウの弟でもある雑賀操)が高頻度で出張ってくるせいで、メイン二人の絡みに物足りなさを感じた事。
せっかく番外編としてこの二人を題材にしたのなら、もう少し彼らだけのストーリーを展開して欲しいと思いました。
設定やCPは好きなのですが、いまいち乗りきれなくて残念です。

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