お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
もの凄く簡単にまとめると、酔った勢いで肉体関係を持ってしまった二人が周りの人々にせっつかれながら、紆余曲折の末結ばれるというお話です。
メインCPは、どこかお人好しで下僕気質なドラマー・リュウ(攻)と我儘で女王様気質なヴォーカル・セイジ(受)。
『クールが熱い』という作品の番外編のようなのですが、本編のCPが苦手な部類だった事と、俺様受けやバンドものという設定に惹かれたのでこちらのみの購入でした。
ですが、そこでまず失敗したかなと思います。
物語の序盤からクールが熱い本編のキャラクター達が結構頻繁に絡んでくるうえ
詳細な説明描写はあまりないので、その人間関係や人柄を理解していないとなかなか読みづらいです。
そしてリュウとセイジの絡みについても本編の流れを加味して進められる為、展開が唐突に感じられる箇所があります。
番外編という括りなので当然と言えば当然なのですが、こちらの作品だけ読まれる事を想定した構成ではないようです。
同シリーズであってもCPによっては個別に楽しめる、という作品にばかり触れてきたため
それを期待して読んでしまったのが悪いのだと思います。
ただそれと関係なく気になったのは、脇役達(特にバンド関係者や本編主人公でありリュウの弟でもある雑賀操)が高頻度で出張ってくるせいで、メイン二人の絡みに物足りなさを感じた事。
せっかく番外編としてこの二人を題材にしたのなら、もう少し彼らだけのストーリーを展開して欲しいと思いました。
設定やCPは好きなのですが、いまいち乗りきれなくて残念です。