条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
奪われないように、壊しちゃおうか──
sugaritsukitai nukumori
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
親から愛されずに育ったため、自己肯定感が皆無に等しく、メンヘラビッチな受け。こういうキャラって苦手な方なのだが、その割には楽しめたと思う。でも自分の中ではかなり痛い部類のお話に入るので、普通に萌えられるのはこのあたりが限界かな。
鈴鹿は工藤に出会い一緒に住むことになって、せっかく幸せを掴みかけてるのに、嫉妬させたり、怒られてきつくお仕置きをされないと愛情を実感できない。それで浮気を繰り返し、工藤に呆れられて、いつ捨てられるかとビクビクしながら暮らしている。
捨てられたくないなら、浮気なんかしなきゃいいじゃん、と読者としては思うのだが、弁護士志望で優秀な工藤は、とてもじゃないけど自分なんかと釣り合うような相手じゃない、と鈴鹿は思い込んでしまっている。
きっと仕事で成功してキラキラした世界で生きるようになれば、こんな自分のことなどどうでもよくなってしまうのだろう、と思っているため、工藤の愛を試すような行為をやめられない。こういう考え方をするようになったのは可哀想な生い立ちのせいだから、仕方ないと言えば仕方ないんだけど…。
しかし面白くなるのはここからで、工藤が鈴鹿を自由にさせていたのには理由があって。最後まで読むと実は工藤は…って、いやこれ、レビューを書いておいてなんだけど、レビューなんか読まない方がずっと楽しめるんじゃないかな(私はあらすじすらロクに見ないで読んでるので、後半かなり面白かった)。
ラストのオチが重要な話の構成上、攻めの心理描写が全体的に足りず、なぜ鈴鹿を好きになったかの理由が弱いのが惜しい。せめて、付き合い出してからのラブラブな日常描写とかがもっとあれば、攻めからの愛情ももっと感じられて萌え度もアップしたかも。
とは言え、ヤンデレものが好きな人には普通におすすめ。メンヘラちゃんが苦手な私も、この攻めは好きなタイプだった。
作家さんを語れるほど読み込んでいないのに申し訳ないのですが、
バーバラさん既読済みの中にはない雰囲気の表紙とタイトルにドキワク。
センシティブな内容を連想させてハードなエロが似合わなさげ…?
と、最初は思ったのですが安定のバーバラさんでしたw
ある意味、表紙詐欺なのでは…w(※褒め言葉です)
中盤まではモヤモヤだったけれど、ラストに向かうにつれ面白かった〜ヾ(*´∀`*)ノ
評価は萌え×2寄りです♪
モヤモヤ原因は、受け視点で進むのに受けの行動が理解出来ない(;´Д`A
人を愛することも愛されることも知らない境遇は不憫だと思う。
でも自分・自分・自分ばかりで、相手の心情まで考えが及ばない浅はかな行動にモヤモヤ。
冒頭部分は痛々しさがあり"可哀想受け"の表現に納得だったけれど、
ある程度成長してからはすべて自業自得なような気がする。
作者さんのあとがきから引用させていただいて、
「幸せなろうとすると裏目に出る受け」という言葉があるのですが、
この作品の受けは当てはまらないように感じました。
手中にある幸せの芽をせっせと潰して愛情確認したいという
矛盾したワガママを主張する受けにしか見えない…( ˘•ω•˘ ).。oஇ
攻めはですね。
情報登録やネタバレを一切見ずに読んだので、ドキワクが止まらなかった!
最初と中盤で印象が変わるので あれ?こんな子だった??と戸惑ったのですが、
蓋を開けてみれば…!ですよ。
ふぃー、怖い怖い。
後半の彼が本性なのか(-言-;)
序盤がすごく優しげで良い人だったので闇がチラホラした時に
"受けが変な毒牙をかけたせいで…!ヽ(#`皿´)ノギリィ"と勘違いしてしまったw
愛したがりと愛されたがりの共依存カップルで、ピッタリと言えばピッタリなのかな?
攻めが拗らせすぎて闇が濃くなっていきそうな雰囲気があり穏やかには見えないけれど;;
このお話は落ち着かない気分になるラストが逆に面白く感じました。
幼い頃母親に愛されることのなかった鈴鹿は
男と体を繋げている時しか愛を感じられないという
セックス依存症です。
母の遠縁である松岡弁護士に世話になり続け
泥酔して弁護士事務所で目を覚ました鈴鹿は
そこで弁護士見習いをしている法科大学院に通う工藤と出会い
自分に入れ込んでいるストーカーの大井から守ってくれるよう
工藤と同居を始めるのですが……。
…すみません、そういう設定なんだろうと知りつつ読んだのですが
私には鈴鹿の気持ちがわからなかった……。
大事にしてくれる存在(工藤)が出来たというのに
浮気するってなんだろうなーと…。
愛を確かめる術が無いにしても
好きな人に嫌な思いをさせる事で愛を感じられるのは
病んでるからと言われればそれまでかもしれないのですが
うーん……となってしまって。
あと、保護者代わりにいつも世話してくれている松岡弁護士にも
誘いかけるってなんで…??
もし、松岡弁護士が誰より好きなんだったら
そういうのもアリかもしれないんですけども…。
それこそ依存症で工藤と三日も連絡が取れなくなって
寂しかったからにしても、そんなんだったら知らない男との方がまだ…と
私は思ってしまったのです。
でもたぶん、工藤の嫉妬をまた煽って激しく抱いてもらうには
知らない男ではもう意味が無いからだったのでしょう。
松岡を鈴鹿の父親代わりのように思っている工藤の劣情を
どこまで暴けるかという鈴鹿の気持ち、やっぱりわかんないな…。
鈴鹿が工藤の事が最初から好みだし優しくされて好きになったのは
それはそうかもしれないけど
工藤が鈴鹿を好きになった理由がいまいち…。
いくら「お母さん、ごめんなさい」って寝言で泣いてた鈴鹿を
助けたいと思っても
それって恋になるのか…とか私が余計な事を考えてしまって
なかなか萌えにたどり着けなかったのです。すみません。
そうは言いながら矛盾しているかもしれませんが
鈴鹿を自分だけのものにしたくて
真面目で几帳面で勉強熱心な工藤が
緻密な策で鈴鹿を絡め取っていく様子が明かされた後半は
ちょっとグッときました。
病んでる系をお探しの方は是非ご一読なさってはいかがでしょうか。
バーバラ片桐先生。いつも凄いタイトルのものをお見かけするので、普通?なタイトルが逆に気になって初めて手にしました。
受けの鈴鹿はとにかく愛情に飢えています。
愛されたいあまりにビッチ化してしまっている病み系の受けです。
さて、それを包容攻めとか大人な攻めが受け止めるのかなー、と悠長に構えていたら出てきたのが攻めの工藤。
弁護士を目指す真面目でなんでもこなす青年なのですが・・・。
こいつの独占欲が半端じゃない。
受けが病んでると思ったら攻めも病んでた。
だから二人の行動がとにかく極端です。
モブとか、愛無しのそういうシーンもたくさん出てくるので苦手な方は注意です。
読んでる間は不安でした。病んでる×病んでるとか、上手くいくの?みたいな。
しかし、読み終えるとかまい倒したい独占欲の化身、工藤と、かまい倒されたい愛情不足、鈴鹿のカップルはちょうどいい、って感じです。もうお互いを満足させられるのはお互いしかいない、というか。
病んでる状態を脱却したり、執着心を減らしたり、二人が正常になるような救いはまったく無いお話です。しかし、二人の世界というか、このお互いじゃないと、という愛が最終的にあふれている作品です。決して明るくはないけれど、病み系好きな方にはたまらないんじゃないでしょうか?
痛い系だけど個人的な萌えツボの作品で思わず神評価しています。
トラウマ持ちでビッチな淫乱不幸受けの 鈴鹿と弁護士志望の院生工藤との執着ラブ。
鈴鹿は誰にも愛情を注がれずに育ち幼い時から自身でも気がつかないくらい精神的に
病んでいるみたいで可哀想なのです。
子供を守り愛してくれるはずの母親に愛されずいつも淋しさと孤独の中にいて
幼いなりに誰かの特別になりたくて毎回付き合う男が変わる母親の恋人と15で
関係を持って、それが母親との間に決定的な決別になってしまった過去があり
未成年なのに母親に捨てられ男を渡り歩いて生きてきてその頃には既にセック依存。
運良く弁護士をしている遠縁に身元保証人になってもらいバイトをしながら暮らしても
いつも心と体が淋しくて常に愛されることを渇望している切ないくらいの不幸受け。
誰かに望まれ愛されたいけれど愛し方を知らないから攻めの工藤との関係も
悲しいくらいある意味子供が愛情の駆け引きをするのに似ている行動をして
互いに本当の思いが伝わらずすれ違い続ける。
愛情を確かめるために別の男に抱かれる、嫉妬されることで手酷くされることで安心する
幸せを知らない悲しさを感じます。
でも工藤との出会いが鈴鹿の運命を変えることになるのですが、
真面目で好青年な弁護士の卵が実は鈴鹿のトラウマよりも案外たちが悪く一歩違えば
黒く歪む執着心の塊だったりするから面白い。
割れ鍋に綴じ蓋な溺愛カップルに結果なるのですが、そこまで行くにはかなり
デンシャラスな流れでしたね。
ウサギは淋しいと死んじゃうけど構いすぎても病気になる。
果たしてこの二人の幸せは永遠に続くのか、病的な愛されたがりと愛したがりですから
きっと驚くほど幸せになるのかもとヤンデレ気味な想像で楽しませていただきました。