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umi to body guard
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
シリーズ4作目で今回もたっぷり読み応えのある軽妙なサスペンスを堪能出来ました。
それでも今回の作品は、BL的な要素の点で見ればラブは控えめでラブ度は薄いかも。
それでもそんなことを上回る程内容的には充実した面白さがありました。
P3S、警護会社の依頼&仕事を背景にしながらジョンとグレイのラブが描かれてる。
今回はそのグレイがどこぞの貴婦人かと思える女装を披露しながら船上クルーズでの
警護依頼のストーリー。
主役の二人だけに留まらない愛憎が絡んだ事件と心優しきジュンの警護がウルっときます
傲慢な元メダリストスケーターが船上で脅迫を受ける話で誰が犯人なのか
意外に簡単にわかるのですが、脅迫を受けているスケーターがジュンとの触れ合いで
しだいに精神面で落ち着いてくるのですが、小さな体で目立たず優しいジュンが
意外にもリーダーの資質を持ち合わせていると感じさせる展開です。
ジュンの成長が目覚しい流れだと感じるのですが、すっかりP3Sに染まったみたいです。
BLファンでなくても面白いと思わせるシリーズだと思います。
好きな作家さんの好きなシリーズを好きなイラストレーターさんが描いても、どうして当たりにならないのか、本当に悩ましい。
シリーズの中で、一二を争うくらい好きな話なので、挿絵の残念さに心底うんざりする。グレイはかっこよくないし、ニールとトムの見分けもつかないし、これまで何冊も好きな挿絵があった北畠さんだけに残念さもひとしお。
しかし、あらためて考えてみると、たけうちさんは好きな作家で、商業で出ている本はほとんど読んでいると思うが、話も挿絵もジャストマッチという本は何冊あっただろうか? 今市子は合っていたと思うし、石原理、雪舟薫も悪くなかったと思うが、他はさほど・・・そう考えると、挿絵が話のイメージに合わないというのは、ごく当たり前のことなんだろうか?
しかし、残念だ。
書き下ろしの巻末の短編は、レーナ視点。
おもしろかった。