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solid love
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
吾妻の気持ちがずっとおもしろおかしく口語で駄々漏れて
その言い回しと自分ツッコミのおもしろいこと、おもしろいこと!
面接試験会場で知り合った、吾妻と伊万里。
めでたく入社した後、歓迎会の王様ゲームでディープキスをされ!?
と、いうお話。
吾妻は、柴犬みたいにかわいい受け。
伊万里は、クールでイケメンで仕事も出来る鉄面皮な攻め。
舞台は、オフィス。
セクハラ部代をアクシデントにお話はまわっていくのですが
ボーイズラブでセクハラとくれば、受けの吾妻がセクハラされて???
と、いうパターンかとおもいきや、セクハラされるのは女子社員であるw
吾妻と伊万里の間に協力な当て馬が割り込んだり
キチガイな女がしゃしゃりでたりしないのに
物語はくるくるとまわり、非常におもしろい1冊でした。
シリーズモノということで、まだ不透明な背後関係もあり
続編に超期待!です。
高橋悠さんの挿絵も最高です。
ノベルスにおいての挿絵の印象って物語の印象さえも左右するので
本当に大事だと思う。文章と挿絵の印象がぴったり合った作品に
お目にかかれるのは、実はなかなか珍しいことだと思う。
その珍しい1冊が、これ☆
初期作品とはいえやはり榎田先生と思わせる、読ませるストーリーでした。
最初から最後までコミカルで、明るく元気なかわいい受けの一人称で語られます。無口で無愛想、でも仕事が出来て優秀でイケメンな攻め様と好対照。
飲み会の王様ゲームで、攻めの伊万里にキスされた受けの吾妻はメロメロになってしまい。。
まあ、読み終わるとごちそうさまっていうラブストーリーですが、面白かったです。
脇キャラの王子沢が気になります。
吾妻&伊万里シリーズ、略してアヅマリシリーズの一作目です。
リーマンもの──といってもフレッシュな、ピカピカの新入社員コンビです。
吾妻くんの一人称の小説なんですが、サクサク読みやすくて面白かったです。
さすが榎田尤利さんだなァ。作風に幅があり、どんな作風でも形にして読ませるんだよね。んで、根底には必ず明るくて前向きなメッセージが流れてる。
吾妻と伊万里は180度違う二人です。
吾妻は元気で明るくて人当たりよくて、バリバリとソツなく仕事をこなすタイプではないけど、周りから可愛がられるタイプ。
伊万里は無口で無愛想だけどキレ者です。
恋愛部分も面白いんだけど、フレッシュな吾妻くんが一年生リーマンとして奮闘してるのを、母のような気持ちで読みました。
吾妻太陽は元気とまっすぐさが取り柄の新入社員だ。
パソコンが苦手な吾妻になにかと世話を焼いてくれたのが同期の伊万里。
見た目よし学歴ありそのうえ仕事も有能なパーフェクト男の伊万里に吾妻はなぜだか告白されてしまった。
「選択肢はみっつある。逃げるか、受け入れるか、試してみるか」
しかし気づけばそれが嫌ではない自分がいて……
まっすぐで一生懸命な主人公の吾妻とクールで秀才な伊万里。
二人が惹かれ逢っていく過程が自然で安心して読めます。
この作品、分類するならリーマンものになるんでしょうが、よくある気がつけば二人の世界的なBLじゃなくて、キモであるラブ部分をとっぱらってしまっても十分に読める作品です。
二人だけじゃなくて周りのキャラクターがとても生き生きしてるんですよね。
飄々としている同期の王子沢とか、同じく同期のかわいい和泉さんとか、謎のスーパーウーマン河川敷さんとか。
今回もみんなで協力してセクハラ上司を懲らしめたりしています。
この非BL的な部分と、その中ではぐくまれる二人の関係性のバランス感覚がとても好きです。
このシリーズ大好き!!
読みやすくて面白くて高橋さんの挿絵ぴったりで出てくる人物が全員魅力的。
そして伊万里[攻]のバリバリエリートでありながらヘタレ具合が実にいいです。
まずちょっと全シリーズの表紙絵だけ見てもらうといいかも。
凄く作品カラーの感じが出てるので「こういうの好きだな」と思ったらすかさず読むべし!
その期待は裏切られない筈なのだー!
能力的には平凡だけど持ち前の明るさと人懐っこさで仕事を頑張るタイプの吾妻は新人サラリーマンとしても頑張れー的な可愛さがあります。
吾妻視点で語られるので読みやすい、シリーズだけど1冊ごとに区切りがあるとこもいいです。
これ単作でも読めるので先ずはこれから。
脇キャラもいい味出してるのですが、自分は吾妻の同僚の王子沢(名前の如く王子様キャラだけどオヤジくさい良いヤツです)が大好きです。
彼が吾妻にカニ鍋に誘われた時のセリフは素晴らしすぎて何回読んでも吹きます。
吾妻&伊万里、通称アヅイマシリーズは3巻なので長さとしてもちょうどお手頃。
軽めの、でも軽すぎなくて読みやすいリーマン物でオススメ。
14年ほど前の発売の本で、榎田先生初期の作品となっているためか
文体が独特で、今とは若干違うのですが、キャラクターが立っていて
小気味いいテンポで進んでいくストーリーは、読んでいてだれることなく
昔から上手い作家さんなのだと思わされました。
現在ではもしかしたら入手しづらくなっているかもしれませんが、
ファンならば読んでおきたい一冊だと思います。
エロスな部分はそれほど多くはなく、次巻からに期待という感じです。