がんじがらめに縛りたい

ganjigarame ni shibaritai

がんじがらめに縛りたい
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%
著者
バーバラ片桐 

作家さんの新作発表
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イラスト
高座朗 
媒体
小説
出版社
桜桃書房
レーベル
Eclips romance
発売日
価格
¥855(税抜)  
ISBN
9784756713544

あらすじ

大学生の楠見はストーカー行為に悩まされていた。
ある日、痴漢に間違えることで探偵・有我と出会う。
有我は学生生活に物足りなさを感じる楠見の心を見透かすように言葉をかける。
セックスという新しい世界を教えられ体も心も開いていく楠見。
しかし、有我にストーカーの調査依頼をしたとき、あの言葉が有我の常套句だと知る。
楠見は有我自身がストーカーではないかと疑い始めるのだが!?好きな男になら踏みにじられてもかまわない…―ミステリアス・ハード・ラブ。

表題作がんじがらめに縛りたい

探偵・有我理人
大学生・楠見佳生

レビュー投稿数1

エロ切ない!

切ない!!エロいのに切ないです。
さすがはバーバラさんです。

有賀の心がどこにあるのかいまいちわからないまま彼に惹かれていく楠見。
その上自分を苦しめているストーカーの正体が有賀ではないかと疑いはじめた時、彼は好きな人にならなにをされてもいいと謎を謎のまま受け入れようとします。
この切なさと、最後のなんとも言えない後味の悪さがたまりません。
(ネタバレになるといけないので多くは語れないのですが……)

2人の関係は綺麗なものじゃなくて、根本的にどこか歪んでしまっている。それは有賀という人物自体に言えることなのかもしれない。
とりあえず物語の最後の時点で2人は幸せです(またはそう思いこもうとしている?)

楠見はたぶんうすうす事実に気づいているんだろうなーと。
好きな人のすることならすべて受け入れようとする楠見は切ないを通り越して痛々しい。

これも一つの愛の形なのかなあ。

1

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