条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
hana no miyako de
于花都之中
1枚に2編収録。
前半の日野野島組の過去編スピンオフが本当に好きだ!
私の知る限り最も上品なBLCD!
演者さんの言葉を借りると「上品、しっとり、切ない、儚い、繊細、純愛」
だけど原作未読だと絶対理解できないのが難点!
後半の小野友武内組もソフトで可愛くていい。
小野友樹さんのやわらかくやさしい声がひたすらあたたかい。
何度もリピできる作品。
このCDに限らずですが、宝井理人さんの原作は、画面が静かで、情景や表情で説明するタイプの漫画なので、
原作未読でCDだけ聴くと、場面や状況が掴みづらいと思います。
逆に、原作さえ読んでいるのなら、是非おすすめしたいです。
原作未読
宝井さんの他作品は読んだことがあるのですが、コマ全体の雰囲気や登場人物の表情で見せる作家さんなので、このCDはどうなるだろうかと思いました。過去の回想など、時間の移り変わりがぶつ切りで入ってくるストーリー展開でしたが、モノローグとBGMでうまく繋いでいたと思います。結婚式のBGMが入ってくるところなどは、胸に迫るものがあるほどです。BGMの音量は全体的に控えめで、繊細な演技に集中して聞けました。
台詞の中で、言葉通りの意味と、その裏で動いている感情が滲み出ている言葉が言われるたびにどきりとさせられます。
特に印象に残ったのは、水仙を見ていた晶の「めずらしい花だと思って」と、基晴の「間に合わないよ、もう、間に合わないんだ」の二つの台詞です。
晶の「めずらしい花だと思って」は、恥ずかしさをごまかす台詞の意味がありましたが、その一方で、単なる花が本当に見慣れない花に見えてしまうくらいに、ついに思いが結ばれたことでまるで夢の中にいるような晶の感情が透けて見えるようでしたし、
基晴の「間に合わないよ、もう、間に合わないんだ」は、結婚式に間に合わないという言葉通りの意味と、2人の未来はもうどうしようもならない、だから「間に合わない」のだというやるせない感情が滲み出ていました。
こういう押し隠されている感情を表すのは、音声ドラマならではできる表現だと思いました。
2人がお互いの未来を選択するという愛のあり方を示したことが、「昔は幸せだったのにもうこんなことはできない」という悲しさよりも、「お互い(主に晶ですが)の将来を守ることが愛するということなのだ」という切なさが勝り、この話を悲しいものではなくしていると思いました。
こんな感想を持つことができたのも、日野さん、野島さんの演技が素晴らしかったからだと思います。上で挙げた台詞以外にも、どの台詞も欠けてはならない大事な台詞になっていたと思います。泣きの演技も多いですが、安定していました。
同時収録されている「花のみごろに」は、穏やかでほほえましい雰囲気でした。脇の女性声優さんたちもやわらかいトーンで、作品の雰囲気を作り出していたと思います。
武内さんはかわいらしかったですし、小野さんも優しげなトーンで雰囲気を合わせていたと思いました。お2人とも大げさすぎる演技をせずに、抑えていたところもよかったです。その演技が、幸せなことを日常に滲ませて積み重ねている有川と御崎の姿と重なっていたと思います。
「花のみやこで」でも感じましたが、大きな事件がなくても、ただ日常を過ごしていくことがこれだけ幸せなことなのだということを感じさせます。
「花のみやこで」の2人が繋いだ未来で、「花のみごろに」の2人が共に幸せに過ごしていること。なんだか「花のみやこで」の2人が報われたように感じられ、嬉しく思いました。
そのおかげだったのか、その後に入っていた「花のみやこで」の縁日の話は穏やかな気持ちで聞けました。(野島さんが、間接キスを狙った台詞をちゃんと意図されたように演じられていて、かわいらしかったです)
切なさから優しい気持ちまで心を動かされるCDです。
1枚通してゆっくりと聞くことをおすすめします。
Heartbreaking love story,beautiful BGM
I must say it's such a great masterpiece!
And when I heard the track 3,tears cannot help falling ;3
As I've already read the comic over and over again and 晶 is my favorite character
野島裕史さん's voice is artwork,he hasn't made me down
I'm soooo happy that I bought this drama CD.
花のみぞ知ると、花のみやこでが両方好きで、両方揃えて聞きました。原作既読。
声優さんに関しては、日野さんの静かなで上品な攻め具合が気に入りました。
作品は原作の宝井先生の雰囲気と、花のみぞ知るとの統一感を守っていて、好感が持てる作りです。
ピアノの音楽もそのまま使われてるのかな、同じ空気感が見事保たれています。
あらすじは大方原作通りでした。
ただ原作でさらっと描かれていた、二人の刹那の逢瀬は、CD ではもう少し濃く描かれるかなと期待していたので、余りのあっさりさにかえって潔さを覚えました。
そのくらい、ピュアな二人の青春の空気感が伝わる出来上がりです。
キスシーン、サイダーのシュワシュワ音が切なかった…(。>д<)
なんか、きゅんきゅん度は、花のみやこでも負けてません!
いや、花のみぞ知るもきゅんきゅん度すごいですが!
物語は美味しく二部構成です。というか、
花のみやこで本編
花のみぞ知る番外編(二人のその後が描かれている大事なあのシーン&お姉さま登場しました!)
花のみぞ知るオマケ編(短編)
花のみやこでオマケ編(短編)
と、このように、ざっとですがオイシイ内容で、コミック一冊が忠実に再現されていて感動しました。
植物標本キットプロのオチのお話もあります!ここに細かく感動☆(このネタ大好きです)
花のみやこでは、収録時間が短いかな?と正直買うのを躊躇っていましたが、ここまで見事コミック一冊再現されていれば、今は満足感と「自分でかした」の気持ちしかありません(笑)
特に後半戦の花のみぞ知る番外編の本編は、花のみぞ知るを買った方なら是非続きに、というか、ファイナルな気持ちで聞いて頂きたい内容です(^-^)
普段悲恋ものばかり聞いているので、ここまでハッピーエンドだと本当にいいですね。こっちが幸せ。
特典は手元にありますがまだ聴いてないです、ごめんなさい!本編リピートが止まらない!
迷いなく「神」評価、そして、真面目レビューしました(笑)
ご参考になれば幸いです!