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amai kuchibiru nigai kiss
逆シンデレラ……?
お金持ちの朱鷺と、ごく一般家庭に生まれた涼太はひょんなことから知り合いになる。
すると、朱鷺は何かと構ってくるようになり、ある家庭の事情を抱えていた涼太はそれから逃れるために、「バイトだったら付き合う」と言ってしまう。
それで朱鷺との関係も終わりかと思いきや、朱鷺はあっさりそれを受け入れ、涼太はパーティーで朱鷺をエスコートすることになる。
朱鷺は、涼太をイイ男に磨くためにお金を余すことなく使い洋服やもろもろを買い、教育を始める。
というような話。
何というか……スイッチが入った時の涼太のセリフがすごい。
特に今まで「いいな」と思っていた女の子に告白されて、それを断る時の涼太のセリフがすごかった。
「ちょっとずつでも俺が前進すると凄く嬉しそうにしてくれるんだ。その顔が無邪気で子供みたいで、もっと喜ばせたいって気持ちになる」
って。
これぞ磨きがいがある! っていうセリフですよね。
涼太は確かに惜しかったんだと思うけど、中身は元々上等だったんだよな……としみじみしてしまう。
こう言ってくれるんなら、磨く側も本望だと思うし、お金があったら湯水のごとく使ってもいいかもしれない! と思ってしまう。
まぁ、これを手段として言ってるんだったら大分性質が悪いと思うんですが、涼太はその辺りがまっすぐなので、好感度が高いです。
朱鷺はまぁ、あんだけお金持ってたら常識を超越してても仕方がないのかな……という感じでしょうか?
結局のところ、朱鷺がどうして転校してきたのかっていう辺りは詳しくは語られないままだったんだけど、微妙にその辺りだけが今も気になっています。