アイドル・ブライド 君がいるから

絆が深まる完結巻

アイドル・ブライドシリーズの３巻で、完結巻です。
タイトルにアイドルとついていながら、メインは学園物のシリーズです。
ラストも爽やか仕上げで、ピュアなカップルが好きな方にはとても気持ちのいい話です。

マネージャーの息子・沖田龍彦(高2)硬派攻め×新人アイドル・志麻実季(15)天然素直健気受け
両思いになったのにマネージャーの家での同居期間が終わったので、二人は離れることに。
新しく龍彦の家で同居する野原純は美形で、龍彦に興味を持っているようで。
前から謎の手紙を寄こすストーカーみたいなナイト君の正体が尾崎さんっぽかったりと、ついに文化祭で事件が起きて。

抱きあう事で気持ちの確認をすると後で辛くなるからと、安易な行動に走らずに互いで自分達の暴走を抑える所がいいなと思いました。
それが必要な事もあるので否定はしませんが、龍彦と実季のカップルならではの等身大の行動が良かったです。
演技力もまだそんなにないので仕事が上手くいかなくて龍彦に甘えてしまうのですが、実季自身でそれを甘えだと認識していて、龍彦も頑張っている実季を知っているから、そのまま受け止めてあげる。
じんわりと気持ちが温かい気持ちになるような話で、受け攻めの両方の成長がよくわかる完結巻でした。

エロ：★１　キスから途中迄
総合：★４　２人の気持ちが更に強固になって、成長を感じる話でした。