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kishi ga mederu wa kago no tori
日本からわけもわからぬまま異世界に飛ばされてしまった楓月。
そこで男娼として男に犯され続ける毎日。
気づかいもなく、無理に突っ込まれる苦痛。
それでもよがるふりをして客を喜ばせなくてはいけない。それでも心まで腐ることなく耐え続けていた。
そんなとき、筆下ろしを頼まれやってきたのはきらきらと眩しい金の髪をした、美しい騎士だった。
こんな暮らしはもうたくさんだ。
楓月は隙をついて逃げだすも、追っ手はすぐに楓月に追いつき捕まってしまう。
殴られ蹴られ、逃げ出したことに対する罰として用心棒の慰み者になった後は特殊な性癖を持った客の相手をしろ、と命じられてしまう楓月。
乱暴により意識い、そして目覚めた楓月の目に入ってきたのは、筆下ろしを頼まれたいつかの騎士、リーンハルト。
なんとリーンハルトは楓月を助けるために、楓月を娼館から買い取ったのだった──。
どんなときでも強くあろうとする楓月がいじらしい。
リーンハルトの優しさにほだされつつも、リーンハルトの立場、何よりも己の立場から壁を作る楓月が切ない。
見ているだけ。これ以上は求めない。
心に秘めるものを押し隠し、リーンハルトを影から見つめるだけ、そしてリーンハルトの飾り紐にすがる様に胸が苦しくなりました。
楓月を見つけ出したリーンハルトは楓月を鎖で拘束、ベッドにくくりつけてしまうわけですが…。
こんな甘い拘束もあるんですねぇ。
イラストも素敵です。私的に楓月のを咥えるリーンハルトの、自身の長い髪を押さえる左手がツボでした。
あんまりなくないですか?咥えてるシーンで髪押さえてるのって。
籠の鳥といっても、なんて優しい籠なんだろう。
強気美人と美貌の騎士様。
異世界トリップ、年下攻め、執着、溺愛、すれ違い、身分差が好きな方はどうぞ。
ただし受けが攻め以外としてる表現があるのは嫌!という方はご注意を。
それにしても。
結局リーンハルトって何歳だったんだろう……?
私、この本すごく好きなんです。ずいぶん前にかの先生たどりで読んでましたが
大好きなのに評価いれてなかったじゃん!と思いだして、今頃評価。
(しゅみじゃない という評価が結構あって、しょんぼり。。。)
何が好きって 飛ばされてきた受けさんが元の世界に帰りたい といって
泣くところ。
異世界トリップものって 飛ばされた後、帰りたいと苦悩するシーンってあまり
覚えがなかったです。割と新しい環境を受け入れる、なじむというか。
(小説がそうでないと困るから というのがあるのとは思いますが)
この本で受けさんは、訳もわからず飛ばされてきた自らの運命をかなりあきらめていますが
飛ばされてきた最初の場所に、攻めさんと行ったときに、つい思い出して、涙します。
そのシーンがたまんないです。もし自分がこんな風に飛ばされたら と思うと
胸つまされて、いやきっとこういうのが真実だよーとめちゃ思った次第。
このシーンは本当に何回読んでも、ぐっすん します。
それで萌2.
終わり方がちょっとだけ納得いかないので 神にはいたらず。
ポコ先生のイラストも素敵。この本で一気に好きになったのですが、
最近あんまりお見掛けできない。さみしい・・
異世界へ飛ばされてしまった楓月。
その世界は道徳や清潔・不潔といった概念がそもそもおかしい世界だった。
そんな中、男娼にさせられてしまう。
そんな時客として来たのがリーンハルトだった。
身請けをして、屋敷に連れてくる。
いろいろあって、屋敷を出ようとする楓月。
その際に、金目のものも持ち出してしまう。
しかしリーンハルトのものを売るのは気が引け、売ることは無かった。
だがリーンハルトは可愛がっていたのに裏切られたと感じ…
裏切られた… そう思うリーンハルト
違うよ~! 違うんだよ~! 楓月はね…って叫びながら読み進めました(汗
リーンハルトという名の鳥籠に囚われる楓月。
でも最終的にハッピーエンドなのでよし!
現代日本から異世界に飛ばされて苦難と哀愁を抱えながらも主人公が異世界で
第二の人生を歩む設定的には異世界ファンタジーとしてはありふれた題材です。
でも、異世界に飛ばされた主人公がいきなり色町の娼館で男娼させられていると言う
内容はあまりなかったかも知れませんね、異世界に飛ばされただけでも大変なのに、
何も知らないままに身体を売らせられて、ゲイでもないのに男相手はキツイの一言。
そんな日々の中現れるのが貴族のリーンハルトで先輩騎士に連れられて、
娼館に筆おろしにやって来たことからふたりは出会う。
主人公の楓月からすれば、リーンハルトも単なる客なのですが、
自身が初めてなのに楓月の身体を慮る優しい騎士さまで、楓月にとっては奇特な人認定。
それでも、こんな暮らしは嫌だと楓月は脱走しますが連れ戻され折檻され、
今度はSM的な方面で身体を売る危機に陥った時にリーンハルトに身請けされる。
そこから異世界でひどい目に合わされた楓月がリーンハルトとスレ違いながらも
恋に落ちると思っていたらまたもや別展開、楓月はリーンハルトに心を許さぬまま
宝飾品を盗み出し逃げ出してしまうのです。
そして、またもや楓月は大変な立場になっていて、下級層の貧民のような暮らしを
余儀なくされる。
でも、本当はリーンハルトのことが大切だと思い始めていた楓月なのですが、
リーンハルトに自分は似合わないと逆に嫌われるように宝飾品を盗んだ感じですね。
楓月の意地っ張り具合が最高に際立つ作品で、それもこの異世界なら仕方ないと
思わせるほど治安が悪くて異世界と言うより階級意識の塊の中世時代みたいです。
誤解やリーンハルトと父親との確執があったりとすんなりいかない展開ですが
ふたりはハッピーエンドの展開にはなります。
表紙買いしました
六城ポコさんの絵素敵ですね(*´∀`*)
受け様が異世界に飛ばされて、生きていくために
イヤイヤ体を売り生活をしていて、貴族の王子様的攻め様に拾われ
愛される・・・という感じです
異世界設定なので、あまり読んだ事がなくどうかと思ったのですが
いろいろ設定が小難しい感じではなくてすんなり読めました
とにかく受け様が飛ばされた世界はみんな体格が大きいという事
男は特に170センチ超えの受け様は小さい絹娘状態みたいですw
この設定が自分的にはよかったです
受け様が一度は攻め様に拾われますが逃げ出して
死ぬ直前まで追い込まれるところにぐっときちゃいました
攻め様は受け様の為に奔走する感じです
異世界物成瀬かのさんのおかげで好きになりそうで怖い・・・
急に知らない時代の何処かに飛ばされた、現代日本人青年の異世界トリップものです。
こういうの特に好きではない橘ですが、作家読みの「成瀬かの」とあらすじの「筆下ろし」が気になって、ポチ。
主人公・楓月(かづき)が飛ばされた先の世界観は、中世ヨーロッパみたい。
身分制度が厳しく、下層民は法律・道徳・清潔(←ここ重要です!)とは無縁な暮し。
飛ばされてきた人を“迷い人”と言うこの世界で、言葉も分らず頼る者もいないから、行く付き先はお決まりの男娼宿。
日本人特有の華奢な骨格と滑らかな肌で売れっ子になった楓月は、少しずつ言葉を解するようになったものの、体も心も荒んで不感症のまま痛みだけの毎日をやり過ごす日々だったと。
そうだろうなーと鉄板進行と思いつつ、段々と痛いお仕事シーンに喰い付き始めた橘。
それに、ここまで楓月が「臭い」を、読者に何度も訴えてくるんですよ!獣臭!
くっさーい大男達&勃たない楓月設定なんて、なかなかですよ♪
そんなある日、指名してきたのは「筆下ろし」目的の、見るからに高貴で麗しい青年騎士リーンハルトで、楓月はこの初々しく輝く容姿の青年に、楓月は、この異世界に来て初めて気使われ優しく愛撫されて、若いだけに初めての彼女(?)に速攻、夢中です!!
それなのに楓月、この王子様キャラの臭いも呟いちゃってるんですよ!
ソレ良いのっ?大丈夫?って、こっちが心配しちゃいました(焦ゞ・・・
(汚いのって、姐さん方好まないんじゃないのかって;)
リーンハルト登場で楓月もやっと立つ瀬が?と思いきや、これから先も大変は続きます。
初々しいリーンハルトが、楓月の体がああなんで、次に楓月に会うまで予習復習してたり、監禁したり繋いだり。
楓月も楓月で、流されていれば良いのに、リーンハルトの事を思いやって男気出して、痛い目に遭いまくるし。
楓月には最初から最後まで痛みや辛さが続く、作者のS気満載な話でした。
子供キャラを出す事で緩和させている?
イラストは初めて目にする六城ポコ先生、とてもキレイでした。
異世界ものが好きだと言う成瀬先生なのですが、橘は作者の日常ものを買っている派。
だからか、異世界トリップよりも違うところばっかりが目に付いてしまって>▽<;
「臭い」有難うーですw 気を付けますw
童貞攻めが好きな私にとって、筆下ろしという単語は大変な萌えワードであります。
が、しかし、この作品は私の地雷を踏み抜いていきました。
そもそも私は受けが理不尽な目や可哀相な目に合うお話が好きではありません。
娼館で身売りという設定もあまり好きではなく、遊郭ものなども普段は避けています。
以上の点から、本来ならばこの作品を手に取ることはないのですが、童貞攻め筆下ろしということで期待を込めて今回はこの本を購入したのですが・・・・・・。
確かに最初こそ筆下ろしのシーンがありましたが、次に受けとセックスをするとなった時に何故かやたらと手馴れている攻め。
理由は筆下ろしの後に何人か抱いたとのこと。
これで一気に萎えました。
これではせっかくの童貞攻めという設定が台無しじゃないかと!!
まぁ、心もストライクゾーンも激せまな私が勝手に憤っているだけなのですが・・・。
でも、こうなることが分かっていたならこの本は絶対買わなかったです。
※辛口注意※
以前読んだ成瀬さんのモフモフ作品がツボだったので、異世界トリップ大好物ということもあり迷わず購入。
……したんですが、期待値高すぎた。
異世界トリップものの醍醐味ははっきりいってゼロです。
ファンタジーに求められる要素も微妙。
リアルは現代物で求めますので、ファンタジーの必要性を感じなかったというか……。
中世ヨーロッパ風味な設定で、ある日突然そんなとこに来ちゃった現代人の受が、生きる為に男娼として地獄の日々をうんぬんかんぬん。
そこまではいいのですが、そんな受を見初めちゃった大貴族な攻が、紆余曲折あって一生おまえを守る! というのがファンタジーのお約束。
この本の攻は、そんなお約束とはちょっとずれていて、本当に受のこと好きなの? という疑問が。
異世界に来て酷い目にあってすっかり懐かない猫みたいになった受を甲斐甲斐しくお世話したけど、こっぴどくふられて逃げられたあげく、その際大事な家宝の宝石やらなんやらまで盗まれて怒り心頭こんなヤツを好きだった自分が恥ずかしい!!とかなんとか。
なのに真実を知るや、襤褸雑巾みたくなった受を再び連れ帰り、今度は監禁陵辱まがいの日々。
え……?
なんか、受を助け出した次のページから、攻の人格が豹変しすぎてて、別の話読んでんのかという違和感が。
この攻は本当に一生受のことを理解するとか無理だと思う。
こどもへの接し方も好きではないし、ある意味本当にリアルにお貴族様です。
ファンタジーはあり得ないことが起こるから、そのカタルシスに読後大満足、となるのですが、最後までリアルすぎました。
壮大な話のわりには、あっちこっち話が飛んでる感じがして、結局何がしたかったの……? みたいな気分に。
わざわざ異世界トリップ設定にする意味がない気がします。