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yurufuwa hanayome shugyou
今回の水上さんの作品は、いつもの安心感マンネリ風から少し違う方向性が
感じられると言うか、逆に初期の頃の作品を思い起こさせる作品で良かったです。
やんちゃな受けとイケメンな攻めが定番となりつつある水上さんですが、
今回の作品は人間とタヌキのファンタジーラブで、攻めになる恭一郎が
お金持ちの御曹司プラスイケメンだけど下半身がだらしないタイプ。
水上さんの作品に出てくる攻めキャラにしては貞操観念がかなり低めなのです。
それだけでも珍しい新鮮さがあって、さらに自業自得の結果で痴情のもつれみたいに
刺されてしまう展開もあるのです。
受けキャラのタヌキちゃんは、お元気キャラと言うよりも健気なウブタイプで
スピンオフになるかもしれない脇役キャラの三毛猫ちゃんの方がいつもの
元気な受けキャラの気がします。
もっともタヌキだから今回の雰囲気になるのかもと納得しちゃいます。
ちょっといつもとは違う雰囲気はあるけれど基本の甘さは変わらずだし、
受けキャラを溺愛しちゃうのもいつもどおりですから安心感もある。
エロも微妙に多めの表現があって、面白かったです。
セレブ&ゴージャス、横文字のキャラ名イメージが私の中で強い水上ルイ先生ですが、花小蒔朔衣先生の表紙イラストとあらすじのタヌキの恩返しに惹かれ手にしてみました。
将来有望かつ美貌に恵まれすぎて普通の恋愛に飽き、新宿二丁目で一夜の恋を楽しんでいる鷹司恭一郎(攻方)と、彼に危ないところを助けて貰った人間に変身できる白いタヌキ、空太(くうた)との恋模様です。
ストーリーは、恭一郎視点、空太視点と交互に展開されています。空太視点の本文は、純粋無垢なかわいらしい彼に相応しく少し幼い箇所もありますが、視点が交互になっているのでだらける事無く読めるかと思います。
「僕は助けてもらった白いタヌキで、恩返しにきました」という空太を逆ナンと最初は思った恭一郎でしたが、いつの間にか空太にハマっていきます。
空太のセリフと仕草はあまりにもかわいらしく、またお決まりですが発情期になると獣耳&モフモフのしっぽが出てしまい、可愛らしいイラスト効果もあり堪能いたしました。
相手に純粋に恩返しがしたいという一途な思いと健気な空太に、恭一郎が癒され本気の恋に目覚める過程がよかったです。
脇キャラですが、着物姿が素敵な小説家、有村さん、お相手の実矢君(実は雄のミケ猫)達もストーリーを素敵に盛り上げてくれています。次回作があれば彼らの出会い編や恭一郎と空太の新婚生活編を読んでみたいです。
最後の方まで空太をタヌキだと信じていなかった恭一郎ですが、実は彼と関わりのある人物の中に猫又、狐、鼠などが存在していたのです。もし自分の周りにも実在したら、仕事も少しは楽しめそうなのですが…。特に空太くんのようなかわいらしい美少年タヌキが居てくれたら、寝る時はギュッと抱っこしたり、時にはヒト型になってもらい愛でながら眠るのもいいな。(もちろん変なこと!?は断じてしません、多分……。)
ミルクが!ミルクが!!!と、もうなんだかこの発言に
踊らされた感じがしますw
受け様は純真無垢という言葉がぴったりで
タヌキ!?とちょっと驚きましたが、モフモフしていて
とってもかわいい子です
バカの子とはちょっと違いますが、とにかく可愛いんです
ケモ耳もので発情期もあるしw 結局なんでもあり的な感じですが・・・
萌えちゃいますよねw
攻め様は金持ちイケメンで遊び人ですが
受け様の可愛さにやられて更生!?しますw
脇役の小説家の先生はたぶんですが・・・だれしもキュンキュンしちゃいますよw