よくばりなパール

王道と言えば王道(笑)

本棚から久々に発掘したのでレビューしてみます。
当作品を買ったのはもうｳﾝ年前…まだ私がBLにハマって初期の頃。
昔はこの明神翼先生の表紙にﾉｯｸｱｳﾄされてました。いやはや懐かしい～。

内容については、BL好きの方なら一度は通るであろう南原先生(笑)
知っての通り、おキチク軍団は当作品でも健在であります！
内容は無いよう…とｷﾞｬｸﾞを飛ばしでも許されるのが南原流(え、そんなことない？…すいません)

とにかく美形しか存在しないホスト内で繰り広げられる、甘ーい甘ーい甘ーい激甘な恋人達の恋愛模様をお楽しみ頂けます。物語の８割方が、これでもか！という位のラブシーン。
先生のラブシーンは、長いですがレベル的には他の作家さんに比べると割と濃くもなく標準的だと思います。ただ、長いのと口語調なので苦手な方は疲れるかなと思います。


南原作品は深く考える必要はありません！本能のまま楽しむのです！(褒めています)


２作目なので、出逢い編を知りたい方は１作目から読むことをお薦めしますが…特に大展開はありませんので、この一冊でも充分お楽しみ頂けると思いますよ。


冬の夜、こたつの中でミカンでも頬張りながら、ぼーっと恋愛に浸りたいかたにオススメです。