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大ヒットシリーズスピンオフが登場!
ichizu na yoru
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
勝手にコンドームシリーズとか密かに呼んでるんですが(笑)
『不埒な夜』のスピンで赤羽根ゴム工業の将吾の駆け落ちしたお兄ちゃん編です♪
いや~笑った笑った、、このシリーズってお笑いでしたっけ?
赤羽根ゴムが入っているビル担当の警備員・勇輝が、専務の陽生に襲いかかった不審者を取り押さえたのがきっかけで惚れられてしまう。
無碍に断ってクビになると困ると思い友達から、と返事をしたが陽生の健気にほだされて、陽生がCEO就任と同時に見合いをさせられたことから二人で駆け落ちしてしまうというもの(爆)
この陽生、ガチゲイで強い男が好きということで勇輝に一目ぼれ。
会社の偉い人なのにすっごく天然風味がします♪
警備室詰所へお礼の菓子折には自社のコンドームを添えて(勇輝は彼女がいないので配った)
しょっちゅう詰所を顔を出したり、来なければ監視カメラに向かって気を引くそぶりをしたり手を振ったり投げキッスしたり。
仕方なくだった勇輝がキュンとしたのは、よく知らないし特に好きでもないサッカーのチケットをとってくれたこと。
デートの為に秘書に洋服を選んでもらって、恋愛指南書のような本を読んで自分に振り向いてもらうために努力していたと知ってドン引くところか・・・
陽生が見合いの席から逃げて勇輝の部屋に来た時は勇輝は涙流してました。
なんだか二人して結構ういういしいというか、健気というか。
しかし何と!見た目的には受け攻め裏切ってますv
しかも陽生のイチモツは凶暴らしい(爆)
駆け落ちした二人のその後が【チョコレートな僕と、バニラな君】
陽生の駆け落ちのイメージは、四畳半・裸電球・高架下。
そんな物件は今どきないが、昭和の匂いのする築20年のアパートに新居(?)を構えた二人(笑)
株で在宅している陽生と、就活中の勇輝だけどフリルエプロンなんかつけて、ご飯を作ってる陽生は新婚生活(?)を楽しんでる風。
ただ、二人には問題が!
それは甘い生活なのに、エッチが痛くてきちんと挿入ができないこと!
それで二人はちょっぴりすれ違っちゃうのですが・・・
いやぁ~勇輝がズッキーニでならそうと密かに勝手錯誤するシーンなんか爆笑しました!
結局すれ違いも、陽生何だ!その理由ーーーみたいな、笑えます♪
そして団円エッチはアイスクリームで☆
陽生の天然風味と勇輝の年齢相応な真面目で健気なキャラクターのやりとりがとても愉快な話でした。
陽生のキャラ楽しいな~♪
もう一本【おいしい夜】は不埒カプが登場。
料理をしながら、陽生がどうやって育てられたか等が将吾によって語られます。
母親の育て方がどうやら間違っていたようです(爆)
「~な夜」シリーズののスピンオフ。
主人公のひとりである陽生は「~な夜」の攻め・将吾のお兄さん。「~な夜」の中では、将吾が語るお話のなかでちらりと出てきます。
砂床先生限定本の「sweet heart」では、満を持して陽生自身が登場していました。
この本の後半は、「sweet heart」のお話と少しだけリンクしている(と私は思う)ので、気になるかたはこっちも読んでみてください。
この本の前半は、ガチムチ警備員がいかにして王子様に落とされるかを楽しむもの!
ちなみにガチムチ警備員・勇希(受)で、乙メン王子様・陽生(攻)なので、勘違いなさらぬよう…
後半は、ノンケだった勇希がいかにして(肉体的に)陽生を受け入れるかを楽しむもの!
私、どの本でも先に挿絵を全部見ちゃうのですが、ズッキーニ「が」びびっておった…せいで、そのシーンにたどり着くまでソワソワワクワクしてしまったw
確かにズッキーニシーンの陽生は妙な迫力があった…
このシリーズ、切ないシーンもあるにはあるんですが、へんてこな主人公たちのせいでお笑いに転じてしまうのです。そういうのが楽しめる人向け。
ちなみに私は大好き。
最後にまたズッキーニネタで「~な夜」シリーズCPのSSが入っています。
来春にメインCPで新作が出る予定だそうで(あとがき談)、その導入編みたいな感じ。
コンドームからラブドールときて、ラブドール以上のものってあるかなぁと思ってたんですが、どうもまたコンドームに戻るっぽいですね。
来春の楽しみができました~!
一途な夜に出てきた称吾の兄、陽生のお話です。
受けがガチムキの警備員さんです。
陽生はおっとりした変わり者で勇希は追いかけまわされて大変です。
比喩表現ではなく本当にストーカー1歩手前ぐらいまで行っています。
そして、両想いになった後は
エッチ(挿入)がうまくできなくて何度もやって終いには受けが思いつめて
自分の穴にズッキーニを突っ込む(未遂)ほどの暴走振りです。
陽生は家事全般が得意でできた花嫁ですので勇希は大変幸せかなと思います。
一途な夜シリーズは突き抜けすぎていて面白くて好きです。
笑えます。
ショートストーリーには将吾の話で、こちらもズッキーニネタでした。
将吾さんのほうが陽生よりすきかな。
既刊「それでも愛しい社長のワガママ」のスピンオフ「一途な夜」から始まった
スピンオフのスピンオフ作。
「一途な夜」の攻め将吾の実の兄が今回の攻めの陽生でタイプの違った兄弟だと
思うと同時に、こちらはかなり乙女思考の策士でもありました。
結果的には好きになった警備員と駆け落ちして社長の座もあっさり捨て去る
情熱家であり、まさに運命の王子様を夢見ていた残念なイケメンなのです。
そんな残念なイケメンに捕まって絆されるうちに心まで掴まれる警備員の勇希。
社内で悪質なクレーマーに襲われそうになったところを勇希が助けたことで、
夢見る乙女思考の陽生に猛アタックされることになります。
始めは会社の重役でパワハラじゃないかいう思いも抱きますが勇希の態度と言葉一つで
喜怒哀楽を表す陽生にどんどんほだされていきます。
エロさは前作程のものは無くて、二人で駆け落ちするのですが、最後までは
なかなか出来ない、受けの勇希はゲイでも無く受け入れるのが怖いガチムチ系。
この作品は恋人になってオシマイという内容では無くて恋人同士になってからの方が
長い感じで、恋する二人の不安やH出来ないもどかしさをコミカルに描いていました。
書き下ろしとショートが収録されているのですが、作者のツボブームなのか、
今回の二人の間にも「ズッキーニ」ネタがあり、前作の二人を描いたショートにも
なぜか「ズッキーニ」ネタがあります。
スーパーに行って見かけたら想像して笑いそうですが時期が旬から外れてて
下手な恥をかかずに済みそうなネタでした。
電子書籍で読了。挿絵有り。
「一途な夜」の攻め、将吾に「覚悟もなしに婚約した挙げ句、すべてを弟に押しつけて行方をくらますような男」と、思いっきりディスられているお兄ちゃん、陽生のお話です。
将吾の科白を聞いただけだとダメな奴感満載なんですけれど「なに?陽生くんって、キョーレツ乙女じゃん!(攻めだけどな)」というのが感想。好きになったら命がけ。あの手この手でアプローチしてくるのが大変ウザ可愛い。
これだけの『スキスキ光線』を浴びせられたら、勇希くんも絆されるでしょう。絆されて以降の勇希くんが示した男気はなかなか潔くて気持ちが良かったです。
ただ、前作のインパクトが凶器レヴェルなので、比べると評価がちょっと下がっちゃいますよね。これは致し方がないことかと思います。