あらすじ
父親の会社が不渡りを出し、真鐘は債権者から援助と引き替えに愛人関係を迫られていた。そこへ手を差し伸べたのは、男と約束したホテルのラウンジで出会った実業家の巽。「どうしても売らねばならないなら、もっと価値を認めてくれる相手にしたほうがいい」全ての尻拭いをする代わりに巽も眞鐘を求めると言うが、キスの経験すらない身体を差し出すなら、美しく優しい巽に…。やがて真鐘は、金の関係にも拘わらず怖いほど優しい巽に恋愛感情を抱きはじめる。初めて会った自分に優しくしてくれるのは、なぜ…?
表題作やさしい結末
- 攻借金を肩代わりする実業家
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- 受春から大学生,18歳
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