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雇い主と恋人同士になったベビーシッターの瑞貴は 毎日、恋と育児に大変です?
babysitter to midara na goshujinsama
前作の「ベビーシッターと不埒なご主人様」続編ですが、
内容は前作のその後と言うよりも、前作が終わらないまま現在進行形で
続いていますよ~みたいな流れではじまります。
予想として、誤解もすれ違いも解消して相愛の蜜月恋人同士になっていると思っていた
続編ですが、左程進展していない初々しい感じでした。
様々な資格を有して三カ国語を操るトライリンガルの受けである瑞貴と
億万長者のIT社長の煌二の二人は恋人同士になりたてホヤホヤ。
煌二の甥っ子をシッターとして面倒見る傍ら初めての恋に戸惑う天然初心の瑞貴、
煌二にして見たらやっと愛する事が出来る相手との蜜月なのに、
赤ちゃんのお世話に忙しくプラス性的な事に不慣れで怖がりで煌二が思い描くような
エロ甘な関係になかなか持っていく事が出来ないジレンマありのお話でした。
それに登場するあの赤ちゃんのあっくんの可愛らしさが微笑ましいのです。
最近ガチで人気のジャン○ーが遊具として登場しているのですが、
本当にこの遊具、ハマる赤ちゃんはかなりハマってしまう遊具なんですよね。
あっくんの興奮が目に見えるようで、なんて今回もリアル赤ちゃんなのだろうと
前回のス○マーに続いて感心してしまうのです。
もっとも今回も煌二の下心ありで大活躍していますけどね。
やっぱりこの作家さんに赤ちゃんものを描かせたら凄いの一言に尽きます。
そして今回も引き続き瑞貴の幼なじみで義従兄弟のラテン男がまたしても煌二に
狭量な嫉妬を抱かせる波瀾の展開もあり、前作よりもパワーアップして
楽しめる内容で良かったです。
桑原伶衣さんお得意の子育てものです。亡くなった兄の子供を引き取ることになったIT企業社長と、派遣ベビーシッターの育児BL第二弾です。今回は、前作で登場した瑞貴の従兄弟に嫉妬しまくる煌二のお話です。
慣れないながらも、煌二とラブラブな関係の瑞貴。エッチはまだまだ得意じゃないけど、あっくんは可愛いし、充実した毎日を過ごしています。そんな瑞貴の息抜きは、従兄弟のミケーレと、あっくんのお昼寝中に会うことです。
でも、煌二は浮気を心配して面白くないし、ミケーレは瑞貴がセクハラされてるんじゃないかと心配するのです。
うぶで天然な瑞貴なので、煌二の不安もよく分かりますが。にぶいながらも瑞貴の煌二への想いはちゃんと育っていて、ミケーレにもきっぱりと好きだと告げれたのが良かったです。ミケーレの気持ちは、全然瑞貴に届いていないのが切なくなるけど…。
あっくんの可愛さも読む楽しみの一つで、桑原さんの書かれる赤ちゃんはホント可愛くて癒されます。