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kakushigami no koshiire
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
子供のころに神隠しにあった依冶は人の住む世界より、異界での生活を求め人に打ち解けることが出来ず、ほかの人からは変わり者と言われては傷つくことを繰り返す日々。
そんなある日の帰り道、依冶は弱った黒猫を見つけて家に連れ帰ります。その黒猫は翌日には人間の姿になっていて、自分が昨日依冶が拾った猫だと告げます。
自分が依冶を神隠しにあわせ、異界で一緒に生活していたと言われますが依冶は異界での生活を覚えていないので最初は信じらません。それでも藍染と一緒にいるなかで異界にいたときのような懐かしさを感じ、おぼろげに異界での藍染との生活を思い出します。
藍染は、山の守り神でありながらパソコンを使いこなしたり、買い物を楽しんだりと人の生活に自然と溶け込んでいくところが面白かったです。
山の守り神である藍染は、人間の住む世界で人型を保ち続けるために霊力を補う依代の存在が必要でした。藍染は依代に選んだ依冶の素肌に触れることで霊力を補い、2人の関係はどんどん深いものに。
依冶は人間の世界より藍染たちのいる異界での生活に戻りたいと希望しますが、人間の依冶が異界に長い時間いるとその精神が壊れてしまうことから藍染はそれをこばみます。そして藍染も、自分が守ってきた山と人間の世界との境界が閉じてしまうと精神が壊れ消滅してしまう、または禍津日神となって人を憎み害をなす存在になってしまうかもしれない、もしそうなったときには依冶に自分を殺して欲しいと頼みます。
そんな中、人間の世界ではふかかいな事件が相次いでおこりその事件について藍染が調べていることに、依冶は気が付きます。
その事件は禍津日神となったものたちが起こしていて、依冶の住む世界を守りたいと思う藍染はたった1人で禍津日神との戦いを続け傷ついていきます。
藍染を守りたい依冶、依冶を守りたい藍染。2人の必死の想いがすれ違ったり、傷つけあったりしながらもお互いを求めることで乗り越えていきます。
藍染は、強気で俺様なところのある神様ですが依冶を真摯に愛し、自分が依冶を欲しいと思う感情以上に依冶が幸せであることを大切にしようとする思いの深さを持っています。
依冶も、自分にとっての何物にも代えられない唯一の存在として藍染を守ろうと身体をはるところが愛おしかったです。
これからも2人の戦いは続き、傷つくこともあるだろうけれど2人の愛と絆で幸せな日々を過ごすんだろうな~と思いました。
こんな風にお互いを深く愛し合う藍染と依冶の姿に、自分の気持ちも満たされるようでした。
そしてエロシーンも充実していて、藍染の舌のざらざら感やいやらしさ、藍染本来の獣姿でのセックスなどもありそちらも面白かったです
GUSH”獣耳フェア”の沙野作品は猫がメインでした。
猫といっても大きくなるとまるで豹のような、そして小さいと仔猫みたいな。
そしてやはりあって嬉しいトゲトゲのチ●コでございます♪
獣姦も登場しますが、ビックリなのが四足動物だけじゃなくてサブ(悪役とも言う)で鴉が登場して鳥姦も登場!?
わたくし、犬猫象馬猿蛇のチ●コは見た事あるんですけど、鳥って見たことないんですよ、、、一体どんな?
さて、題名が「隠し神の輿入れ」というからには神さまが嫁いでくる?神さまが花嫁?
え、、神さまが猫耳で攻めみたいだしーでも、嫁なのか?一体どんな?と、題名から期待しておりました。
確かに結末からすると、人間が神さまの世界へ行くというよりは一緒にいるために神さまが人間の元を選んだということで、花嫁というよりは輿入れという言葉はピッタリだったかもしれないですね。
3歳の時に神隠しに遭い、1年後発見された。そんな経験のある依治(ヨリヤ)は、その期間の印象がとても強く、元々の自分の世界に馴染めないでいました。
そして大学で文化人類学を学び、人との付き合いもせず内にこもったような生活をしていたのですが、ある日ずぶ濡れで弱っている猫を拾います。
しかし翌朝目覚めるとその猫の姿はなく、全裸の男が自分にのしかかっており・・・
彼は依治が神隠しに遭った時、一緒に過ごした山の神・藍染だったのでした。
依治が懐かしく想い、藍染といると自分が自分であることをはっきりと意識させられる、なくてはならない存在であると認識すると共に、
信仰が時代と共に失われ祠を壊され生き場所を失った神さまが禍津日神となって人に災いをもたらすという負の要素と、藍染もまたそうなってしまう危険も含みながら依治が生きる世界を守る為にそれらと闘う姿を、
神の依り代となる人間の、正の方向と負の方向に向いてしまった場合という、
神と人間にそういう対比をさせながら、愛の力による共存を描いたのかな?と思われました。
藍染がとにかく健気でいわゆる「無償の愛」を示していたような気がします。
彼はひょっとすると人々の信仰心がなくなって弱まった霊力がなくなってしまい消えてしまう前に依治に会いたかったのかもしれないし、彼と同衾することで霊力が得られるから来たのかもしれないが、それでも本当は人間が嫌いなはずなのに、その人間である依治が住む人間界だから守りたいと、人々を脅かす禍津日神と闘うし、依治を守ろうと必死でした。
もし、自分が変わってしまったら(禍々しいものになる)殺してくれと依治にナイフを渡したり、なんだか献身的な攻めな気がします。
神の依代である依治を自分のモノにしようと、翼という鴉の眷属が
藍染を禍津日神にして仲間に惹き入れようと鴉の白鳥が登場します。
その彼等の依代である男は依治の大学の教授の弟・寧近。
彼も子供の頃神隠しにあい、周囲を否定して生きてきた結果がコレなのです。
依治と藍染、寧近と白鳥。
互いに同じような境遇できたのに選択が恨みになった為にこんなにも違ってしまったという対比の話しになるとは最初の展開からは予想だにしませんでした。
でも、恨みの感情は何となくわかる気がするので彼等も可哀相だな~と思います。
藍染も先代が優しい人だったから、依治を守りたいと思ったから、憎しみより愛情が先だったからこその結末だったのでしょうね。
さすがと言いますか、人外ものや一筋縄でないストーリー展開は面白く、エッチや獣姦の描写もゾクゾクさせるようなワイルドな描写で見せてくれます。
獣耳フェアと銘打つだけあって、もふもふもじっくり楽しめたのですが、萌×2まではもう一歩というところか。
どうにも鴉達や戸ケ里教授が気になってしまって~
電子書籍で読了。挿絵有り。
笠井画伯のイラストは電子でも美麗。でも絵を楽しむのなら紙の本の方が良いと思います。デジタルはやはり細い線とかが上手く出ていない様に思われます。
「何故だ、沙野先生なのに甘い」
「おかしい。いつもならこんなもんで済まないはずだ。次のページで急に突き放した様な文体に豹変して恐ろしいこと(エロ含む)が起きるのでは」
……などと、ずーっと思いつつ読み続けましたが、慈愛に包まれたまま終了。
あ、甘いといっても「沙野先生比」です。
(怜悧な文章を書かれる方なので「沙野さん」呼びができません)
流血及び痛いエロはありますので、バイオレンス耐性のない方は「甘い」なんて思わないでね。
でも、沙野先生好きの私としては「トムヤムクンを頼んだらココナッツアイスが出てきた感じ」がしました。美味しいんだけど、期待してたのとちがうなー、っていうか。
この後、私は連続して関連作品を読み、やはり沙野先生は沙野先生だ、と思い知らされることになります。
ネコ耳系でありながら萌えよりもシリアスな雰囲気が強い作品でした。
ネコ耳が攻めで山の守り神でありながら、タイトル通り人間にある意味婿入り。
そして、気がつけば人間の方が山の守り神の唯一の神設定になります。
更に言えば、二人の関係はハッピーエンド展開でありながら、続編が期待される
そんなお話に仕上がっていたような気もします。
笠井あゆみさんのイラストが作品の雰囲気を盛り上げていて、イメージ通りでしょう。
大学生の依冶は子供の頃神隠しにあって1年間行方不明になっていた過去があり、
それが原因となって現実社会での暮らしに馴染めない感覚をいつも持っている。
神隠しに遭い、異界に入り込み普通の人間ではない感覚、異界のものに近い感覚、
そんな日々のなかで今にも行き倒れそうな猫を拾った依冶、翌日目覚めると
そこにはネコの姿は無く猫と同じ藍色の瞳の人間がいる。
過去の異界での出来事を思い出したくても思い出せない、それが目の前に現れた
藍染の名前を思い出した時、記憶より感覚でいつも傍にいた異界の相手だと
本能的に安心する依冶。
この作品の神は、万能では無くて、本来の神の眷属みたいだし、依冶は依代。
そして悲恋的な設定は、異界に人間が長くいると壊れるし、守り神が森を離れ
人間界に長くいると壊れ、禍津日神、いわゆる禍を呼ぶだけの神になる。
二人が共にいる為にはどうしたらいいのか、それが今回の敵になる禍津日神たちとの
戦いでおのずと知れてくる内容です。
そして、この話で切ないと思ったのが、神隠しに遭う子供が現実社会、
それも守られ安住出来るはずの家族と何かしらの確執があったということ。
主人公の依冶も実はそうだったが、藍染に神隠しされた後に、
愛情をいっぱい注がれ育て直された経緯があって、それが敵対する同じく神隠しに
遭いながら、その神が既に禍津日神出会った為に依冶とは違う生き方をしてしまう。
ファンタジーなのですが、そこに虐待や自然破壊的な人間の信仰の薄れや無償の愛と
様々背景にあって、意外に奥深い作品になっていました。
獣姦シーンも2度ほど相手が別でありますが、一方はカラスで一方はネコの愛染。
しっかり猫の構造的な棘までリアルに行為の中で描かれているので読んでると
痛そうですねと思うシーンもあります。
続編があるとすれば、アルビノカラスの禍津日神とその依代を期待したい。
神隠し経験のある大学生・依治が、山の守り神・藍染に再会。
同居し、藍染に霊力を与えるため抱き合い幸せに暮らす二人だが、人界と異界を結ぶ結界が閉じつつあることや、人を襲う禍津日神との熾烈な闘いで、藍染は日に日にボロボロになっていき…。
守り神・藍染(攻)はとにかく献身的で男前。
依治に厳しいことを言って外出を禁じますが、それも禍津日神たちとの戦いから依治を守るため。
人間嫌いなのに、幼き依治に魅了され、依治のいる人界のため捨て身で戦います。
力が弱り獣化した時のため、依治に自分を殺すためのナイフを渡す等、全ては依治のため行動している健気な神様です。
依治(受)も健気で一途。
神隠しの経験から異界を身近に感じるようになった依治は、
周囲から気味悪がられ、親にも愛されず、いつか異界へ行くことを願いながら民俗学の本を読み耽っていました。
しかし、自分のため戦ってくれる藍染を見るうちに、自分も藍染と人界のため戦おうとする気持ちが芽生えます。
藍染を守るため、異界に詳しい戸ケ里教授に会いに行ったり、獣化した藍染の強姦に耐えたり、健気なだけでない芯の強さが窺えます。
人界で藍染と生きていくため藍染を「輿入れ」させるラストの決断など、最初の無気力な姿からの変化が感慨深いです。
この二人の対比として出てくる、
周囲から疎外され人間を恨む寧近と隠し神・白鳥の末路はとても哀しいです。
ただ、寧近の登場はもっと早くてもいい気がしました。
後半いきなりの登場が唐突だし、過去話もクライマックスで一気に畳み掛けてくるので、ちょっと感情移入しづらかったです。
沙野風さんなので、エロに甘さやモフモフはそんなに…です。
印象に残ったのは、でっかい猫ver.藍染とのラストの絡み!
根元がトゲトゲで、最初は痛いんだけど、前立腺に刺さることですごい快感に変わるそうで…そう言われても、いや絶対痛いでしょう!と思ってしまうのですがw
依治はこの他にも、カラスに襲われ*に嘴を突っ込まれる等、なかなか酷い目に遭っています。あまり気持ちよさそうなシーンはないですね;
いかにも獣姦っぽく、バック・舐め回し・首噛み…など野性的です。
もう少し体位などに変化があった方が楽しめたかなと思います。
笠井さんがあとがき絵で書かれていたような、体格差+モフモフを生かした絡み(まるでト〇ロとメイのよう!)も、本文で一回くらい入れて欲しかったですw
笠井さんの挿絵はいつもながら素敵ですが、ラストの絡みの絵で、依治が海老反りのようなポーズになっているのは思わず笑ってしまいましたwそこは正常位であってほしかった!
脇役に話を広げた割に彼らがその後どうなったか書かれていないことや、エロ描写の不満点などで萌×2には至りませんでしたが、民俗学的な話や現代人の信仰心の希薄化など、現代社会にリンクした読み応えある内容でした。
笠井先生挿絵目当てでget
お話自体は中立。
あとがきに笠井先生が1P描いてくださってます。
そこに描かれている ちび依冶に腰が砕けたので萌(笑)。
笠井先生のあとがきは 藍染に依冶が抱きついている構図。
そのちび依冶、すんごく可愛いの!!!!!!!!!!
吹き出しは「あいじょめ(ハート)」~
なぜかきちんと活字体なのがおしまれる・・・先生の手書きがよいよーん(TT)
(かたや藍染は 依冶をらぶらぶでじょりじょりなめてる構図なんだけどさ
でかい成獣verで ほぼピューマ・・・・ちと怖い)
お話の方が、どシリアスだったので、最後のこのページでめっちゃ癒されました・・・・
メインじゃないところで萌え萌えになって、すいません。
肝心のお話。
最後、救われた感で終われたのは良かったのですが
途中で退場されていった他の方々の無念を思うと、寂しい。
たたられるのは嫌だけど、やっぱり神っちゃ神なんで
週末に、近所の神社にちゃんとお参りしてこよう・・と思いました。
あんまり甘々、はぴはぴなお話しではないですし、
そんなにグロではないですが 流血シーン、獣姦ありますし
あんまり初心者むけじゃないかな と思います。
笠井先生の挿絵は絶好調なんですけどね。
幼い頃に神隠しに遭い、異界を長く経験した人間は、もとの世界に戻っても違和感と疎外感を抱き続けるらしい。依冶のベースにあるのは、ここは本当の自分の居場所ではない、という感覚。
そこへ昔、自分を連れ去った山の神、藍染が現れたために、依冶は二度と失いたくないという一心で、身も心も全て捧げてしまうような状態に。
藍染も神様というわりに決して万能ではなく、人々の生活が豊かになった代わりに、信仰心も失われてしまい、現代では忘れ去られようとしている存在で。そのため、異界と現実との道が閉ざされてしまいそうになっており、もう二度と依冶に会えなくなると思った藍染は、猫の姿になって人間界に降りてきたという。
中盤くらいまでは、離ればなれになっていた寂しさを埋めるように、求めあう二人がとても甘いのだが、後半からちょっと毛色が変わっていってしまう。
鴉の姿の神様と、その依り代である寧近とのバトルが始まり、その辺りからどうも展開に乗りきれなくなってしまった。
藍染が戦いで傷つくのも、依冶が鴉に犯されるのも、読んでいてしんどい。藍染はどんどん追い詰められておかしくなるし、最後は性器までも獣化した状態でのエッチなのだが、無知な私は、えっ、猫のってそんなんなの?と目が点になってしまい…。
一応ハッピーエンドではあるものの、これからも戦いは続く、というようなところで終わっていること、藍染と契りを交わした依冶に、完全に「普通の人間らしさ」がなくなっているように見えることで、一抹の心配と寂しさのようなものが残る、なんとも言えない読後感。
続編で一応は元気な二人を見ることができるのだが、そちらを読んだ後もあまり感想は変わらず…。
もやもやしたまま本を閉じた後、とりあえず猫や鳥のtnkの形状をググりたくなった。
読み終えた感想として一番に感じるのは、なぜか漂うそこはかとない寂しさ。
愛に溢れているし、ハッピーエンドでもあるのにどうしてかなと考えると、
この物語全体が依治と藍染だけの世界に偏っているから。
この二人の他に、いわゆる普通の人間は戸ヶ里教授(とモブの学生)しか出てこなくて、
依治の現実世界との繋がりがほとんど感じらない。
依治は完全に藍染に依存していて、藍染もまた然り。
藍染にとって依治は依代なので、依存し、守るというのはわかるのですが、
依治の世界が閉ざされすぎている印象。
本当に藍染しか生き甲斐がなくて、それがなくなればなにもないという。
依治の世界には藍染しかないというところに、寂しさを感じる。
だから、ラブラブなハッピーエンドなのに、もやっと感が残る。
続編があるということで、人として強くなっている依治の成長に期待。
藍染は、今のまま、いつも依治を好き好きでいて欲しいv
そして、相変わらずザリザリしていて欲しいvvv
次に期待を込めつつ「萌×1」