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「運命の恋」だと思っていた。彼が皇子様だと知るまでは……
ouji no aishou
「皇子の花嫁 -熱砂の寵愛-」のスピンオフで、前作の受けを巡って争った従兄弟の
アーキムが攻めで登場しています。
アラブの代名詞的な鬼畜さはあまり感じられないけれど、身勝手で常識から
かけ離れた行動言動はアラブの皇子さまです。
お相手は大学の卒業旅行で来ていた悠斗、友人たちと来ていたがちょっとした行き違いで
別行動していた悠斗は旅先で荷物を盗まれ、運よく助けてくれた人は舞踊集団で
荷物を奪い返してもらう代わりに舞台に臨時で立つことになり、
そこに来ていたアーキムと知り合い、旅先で運命の相手のように関係を結ぶ。
しかし、アーキムは急用ですぐ戻ると言いながら二度と悠斗の前には現れず、
悠斗はいつか必ず会えると健気に信じているのです。
そして悠斗は社会人となり、初めての海外での仕事が中東のアラブ。
そこで夢にまで見た相手と再会するのですが、その相手は皇子様で名前も違う。
実は初めて会った時、皇子は悠斗を男娼だと思い込んでいた事を知り、
運命の相手だと信じていた悠斗はその事に傷つき、愛しているけれど自分との
温度差に諦め、皇子に対して信頼を失ってしまう。
勘違いで男娼だと思い込んでいた事が違うと解って悠斗に謝るが、頑なに拒まれ
帰ろうとした悠斗を閉じ込め籠の鳥状態にしてしまう。
悠斗にしたら愛した相手は本気じゃ無くて、遊びみたいなものだと何を言われても
信じられなくなるし、皇子は信頼を回復しようとしてもアラブ皇子は人の機微が
解らないで、最後まで擦れ違い続ける展開です。
悠斗のメソメソし過ぎてある意味頑固な態度なのに、好きな人から離れたくなくて
追いすがっている感じがちょっとうっとおしい気がしました。
個人的にこの受けに萌えを感じなかっただけですけどね。