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koushakusama no propose
既刊ノベルズ「公爵様のお気に入り 」に続編の公爵様のプロポーズを収録した
かなり厚めの1冊になります。
既刊は既に読んでいたのですが、その続編を付けての文庫化と言う事で購入。
この作家様の話は甘めの作品が多いし、割とあっさり読めるので好きです。
購入場所によっては小冊子も付いているので、どうせなら是非合わせて読んでみたい。
内容は就活中の大学生蒼一が大企業に就職が決まりまだ内定段階なのに、
何故か本社に呼ばれ、そこで次期社長で専務に身代りを指示される。
なんと専務と蒼一は背格好も顔もそっくりだったことで、間もなく結婚を予定していて、
その前に自由に遊びたいと思っている専務の影武者にされてしまう。
顔は似ていても庶民で性格的にも人の上に立つタイプで無い蒼一は
代理で出たパーティーで元イタリア貴族で大企業の経営者であるカルロに突然キスされ
専務の秘書から実は大事なプロジェクトの相手だと知り、相手を押しのけた無礼を
謝って欲しいと言われ、渋々カルロの元へ行くが、初めから身代りだと知られ、
上に立つ者の威厳が無いとカルロから教育をされる事になる展開です。
シンデレラ的な要素もありますが、自分の周りにいるのは全てお金や利害関係が
全てで、仕事も恋愛もゲーム感覚だったカルロが、蒼一との付き合いの中で
次第に変わっていきます。
それと同時期くらいに蒼一を恋人にしたいと日々口説くようになるのですが、
蒼一は立場や身分、自身に自信が無くてかなり自己評価が低く、そのくせ弱いのに
カルロの迷惑に。会社の迷惑になるかも知れない事態に自己犠牲の精神で臨もうとしたり
受けキャラとしてはかなりのヘタレです。
傲慢で強気なカルロに惹かれながらも身分違いで素直に気持ちを出せない蒼一と
そんな素直で嘘の無い蒼一に本気の恋をしたカルロとの甘めの作品です。
新刊チェックで粗筋を読みましたが、それほど興味が湧かず、
今回は特典小冊子が付くということで、購入するかしないか非常に迷いました。
特典が終了した後に読んで面白かった場合、後悔するのは嫌だったので、
特典のために買って読んで面白くなくて損する後悔の方がまだマシだったので、
思い切って予約して購入しました。
本が届いて、手に取ってみると、分厚くて、ページ数を確認したら380ページもあり、
本を読むのが苦手な私にとっては、思わず立ち眩みしそうになりました。
読んでみて、適度に萌えることが出来たので良かったです。
また、あとがきと奥付で、今回の作品は既刊の『公爵様のお気に入り』を
文庫化したものだということを初めて知りました。
受けの蒼一くんは、時々、強く自己主張はするけれど、基本的には終始
ずっと消極的で自虐的な思考で、攻めのカルロさんから頼ってと言われても、
頼らず自分の力だけで解決しようとしたり、悩みなど色々と溜め込みすぎて
抱えきれなくなって雁字搦めになってしまい、同じことを繰り返してしまうところは、
蒼一くんの気持ちがとても伝わってきて、非常に共感しました。
攻めのカルロさんは、如何にもお伽話に登場する王子様って感じの印象を受けました。
金銭感覚など様々な感覚で蒼一くんと噛み合わないことが多々あったり、
蒼一くんの意思を尊重しつつも、結局は蒼一くんが折れる形となったりしますが、
とても包容力があると思いました。
今回、一番 萌えたのは、蒼一くんの人生を変えた宗一さんです。
ノーマルなのが本当に勿体ないくらい、良い味を出しているキャラクターで、
宗一さんが登場すると周りの空気が明るく楽しい空間になると感じました。
婚約者の沙織さんと明るく楽しい家庭を築くのだろうなと思いました。
今回の評価は、迷うことなく「萌」評価です。
物語の内容や展開、人物設定など、適度に萌えることが出来ました。
表紙がキラキラとピンク色に輝いているとおりの甘い内容でした。
大学生の蒼一(受)が、就職予定の会社の、4歳年上の専務の身代わりとしてパーティに出たら、カルロ(攻)に愛されてしまうというストーリーです。
蒼一は身分違いだからと身を引く態度で、カルロが愛しているんだから気にするなという展開です。続編の「公爵様のプロポーズ」でも、それは変わりません。もうちょっと蒼一に成長して欲しかったかな。続編も表題作の「公爵様のお気に入り」と同じくらいの長さなのですが、もっとコンパクトにできたのでは。似たような展開から入るベットシーンもちょっと食傷気味でした。
専務にも関わらず、蒼一を身代わりにして逃亡する宗一も、無責任で腹が立ちました。婚約者からの逃亡でなく、婚約者だけは巻き込んでいたのならまだ好感が持てたのですけれど。あと柴田がもっとコミカルに宗一に振り回されていると明るく読めたのにと思いました。
私にはちょっと不満はありましたが、俺様なセレブに強引に愛される甘い作品が好きな方にはお勧めだと思います。愛されて愛されてトロトロになった受けが読みたい!という方はぜひ。
多分中井アオ先生をちょっと追っかけてみようと思って購入したに違いないこの本。
他のお姉さまが書かれておられるように、超厚い!
2008年?の作品を改稿し、書き下ろしを足したから かな。
読んでも読んでも、まだ半分やんけー でした。
で内容。
攻めの公爵様がなかなか独特な方で、受けさんはいじいじさんで
どうにもこうにも同調ポイントを見つけられず、惚れられず、
起死回生を期待して最後まで
頑張って読みましたが、うーむ、ダメでした。
傲慢ちゃん?暴君?
私が法律だが、それに何の問題が?的な方とでもいおうか・・・
傲慢ちゃんもそんなに嫌いじゃない方なんですが。
一番むか としたのが、
受けさんが「○ー○ー」でイってしまったと誤解したときの反応。
「反省しなさい」と言い切り、さっさと立ち去っちゃうんだよー
なんかムカついて、てめー何様 とぷんぷん。
後から ○ー○ーに嫉妬してたとわかるものの、
すっかり受けさん同調モードな私には分かる訳もなく、むっかー
そんで、受けさんは「嫌われた」と絶望いじいじモードになるんで、イライラ。
たまにいいこともいう元公爵様ですが、好きになりにくいお方でした。
絵は素敵だったんだけどな。残念。