お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ちょっと気になることがあったので買い直してみました。
1994年の作品ですって。
はは、18年も前の作品じゃないですか!(笑)
あとがき読んだら染井さんの初単行本でした。
従兄弟同士の田中惇と佐藤源のお話。
慕っていた従兄で1つ年上の惇に対する感情が思慕ではなく恋情だと気づいてしまった源。
それを隠すようにうまく接していたはずなのだが、歯車が狂ってしまい無理やりに関係を持ってしまう。
そして、翌日、事故で惇は脚に大怪我をおって…。
2人の関係が確固たるものになるまでのお話という感じでしょうか。
「大好き」
事故から3年経って惇が高校に復帰した時のお話。
源は相変わらず惇が好きで、惇との身体の関係も続いている。
明確な言葉はもらえないもののきっと惇も好きでいてくれてると信じていて。
けれど、後輩が源に近づいたことで2人の関係が揺らいでいき…。
事故後、加害者と被害者のように言われるようになってしまった源と惇。
けれど、傷ついているのがどちらかといえば決して被害者だけだとも言えなくて。
自分の姿がどうしても元通りでないことで加害者である源を傷つけ続けることしかできないことにやりきれない思いを持っている惇。
後輩の言葉で関係を改めようとして。
そこでようやく自分の気持ちに気付くというか。
クラスメイトの松成の「惇の方が源のことを深く想ってる」みたいな言葉が印象的でした。
松成いいキャラです。
「ターニングポイント」
源が自分の恋心を自覚してから事故までのお話。
友人たちがあたたかく見守っているのが印象的。
「源は惇が好きなんだと思ってたー」みたいなことフツーに言ってるし。
いや、どこまで本気というか恋愛としての意味かはわかりませんが。
個人的には二階堂が非常に気になります。
というか、二階堂の想い人が誰なのかが。
あの言葉が冗談だったのか本気だったのかはわかりませんが、個人的には目部長がその相手だといいなと思ってます。
この事故で源と惇2人の関係は大きく変わったんですよね。
「手をさしのべて」
時系列的には「ターニング~」「大好き」「手を~」になります。
源のバイト先に代打で行って元カノと再会したり、その弟にちょっかい出されそうになったり、みたいな。
ずっと源の方が好き好きアピールが強いので惇にとってはそばにいてくれるのが当たり前になっているようなところがあって。
そんな源に甘えてるようなところがあったんだけども、じっくり考えてみると惇のそばにいるということは常に周りから攻撃される可能性を孕んでいることに気づいて、そばにいてくれることに深く感謝しているようなところが印象的でした。
あとは秀正の恋がどうなったのか気になるところ。
全体的に源と惇は甘い雰囲気が漂ってたような。
ツンデレな感じもあるけど、それでも甘い印象。
源が惇のことを時々は「惇」と呼ぶけど、ほとんどが「あーちゃん」なのも余計甘く感じるのかも。
ちょっとCDが聞きたくなりました。