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not equal
昨年、コミックス1巻目の分だけがドラマCD化されていたこの作品。
この度、無事にコミックス2巻目の分もCDになって、ようやく完結。
ああ、よかった。
1はタイムスリップした過去での二人編。
この2は、現代に戻った凉が、凉の父となっていた果との親子という壁を乗り越えるお話。
凉の時間としては、果と過ごした、果と愛し合った時間は、一連なりの一夏の出来事。
その思いをそのまま果に向けても、果には最初の出会いから今までの、一人で思いを抱えてきた時間があったわけで、ましてや、その相手が自分の実の息子だったわけで、
このCDでは、ノジ兄さん、その葛藤や、諦めのこもった大人の声を聞かせてくれています。
タイムスリップが題材のファンタジー要素の強い作品ですが、それって、声優さんの自在に年齢を操る演技力を堪能するには実にいい仕掛けだなぁって感服しました。
やはり素晴らしかったです。
もう、果役の野島裕史さんがとっても素敵で。
少年の果は可愛く、大人になった果も低音ボイスでしっとり色気が。1の時も思ったのですが、同じ人が演じてるんですよね、すごいです。
凉役の鈴木達央さんは、ピッタリ役にはまっていたと思います。果に対する色々な葛藤を見事に表現していました。
一番好きなシーンは、精霊流しを一緒に見に行って果が「ずっと好きだった」と凉に今までの気持ちを伝えるシーン。
涙、涙です。
神評価ですが、ひとつ気になったことが。
原作でのお話が省略されている部分がありました。
流れとか時間が限られているので、少しぐらい飛ばされていてもしかたないし、ほかのドラマCDでもよくあること。
でも私の中で好きな所や、ここは省略しないで欲しかったなぁ、って思うところがあって少し残念。
原作が好きなので、忠実に再現して欲しかったなあ。
あと、ペーパーがついていました。
凉の前でアツイと言って果がいきなり服を脱ぎだします。
果は日本酒を五合以上飲むと急にエロくなるらしいです♡
そして下も脱いで、裸で凉に迫りキス。
凉は、果は日頃我慢してるのかな?って思いながらも幸せそう。
そしてHの最中に果は酔いから覚めて、おじさんなのに迫ったりして....!と恥ずかしがり、凉はもっとして下さい!と♡
ラブラブな2人が見られてよかったです。
原作は既読ですが、
1作目のCDは未聴です(お恥ずかしながら…)。
1が発売された時はまだあまりCDの魅力が分かっていなかったのと、
試聴をした時に、鈴木達央さんの声が自分のイメージと違う気がしたのが理由で、
2を買ってよかったら1も買おうと思っていました。
で、コチラを聴いて、
これはすぐ1も買わなきゃ!小さい果をもっと聴きたい!!となってますw
攻めで息子の凉役・鈴木達央さんの声、
正直やっぱり違和感は拭えないのですが(ちょっとカワイイ感じすぎる気がして)、
でも、彼の真に迫った演技には引き込まれました!
最初の凉のセリフ
もっといっぱい「好き」って言ってもらっておけば良かった――
そこからグッときて、ずっと引きつけられっぱなしで進む感じでした。
BGMもSEも適度な無音の間も、すごく効果的でドラマチック!
大人になった果と初めて裸で抱き合って繋がる場面は、
ふたりが本当にひとつに結び合される感じで、特にすごくよかった~~~!!
そこまではなかなかの切なさ具合なのもあって、
凉の「ありがとう…」と、
果の「ああ…なんて満たされるんだろう―― 」がすごく心に沁みた…。
個人的には、
野島裕史さんの演技とハマり具合が、もうなんと言っても素晴らしいと思いました☆
ちょっと危うい感じがすごく可愛くもあり、でも包まれるような安心できる声で、
凉が堪らなくなっちゃう果…野島さんじゃなきゃこうはいかないかも!
大筋とあまり関係のないちょこちょことした部分は結構削られています。
その分、展開がスムーズになっているように思いますが、
本物の正之に、果が凉を「俺の恋人です」と紹介する場面がなかったのはちと残念!
あ、そうそう、
原作コミックの最後に付いていた描き下ろし部分、
『 = equa l 』は、もちろんちゃんと音声化されていましたよ。
同棲中のふたりのしっくりきてる様子も、甘え合いっこwも堪能できて、
果の「生涯でたったひとりの…」の最後のセリフの後には、
巻末トーク前にちゃんと余韻を楽しめる間があって、丁寧さを感じて嬉しかったです。
あ、ちょっと欲を言えば、
コミックでは凉の成長を見て取れるので、
声でも大人っぽさを感じられたらもっと嬉しかったかも。
最後のメインふたりによる巻末トークは、作品の感想&ちょい裏話で3分弱です。
たっつん目当てで買った割に1でも2でも野島兄に萌転がってしまいましたw
いやたっつんも大好きなんですが。
1では野島さんの14歳の果と36歳の果との使い分けがお上手で、
声優さんのすごさを再確認したのでした。
可愛い声の果も萌えましたが今回の大人な果の声にも萌転げる!!
そして凉の7歳の声「うん(0.1秒)」も可愛いかったです(笑)
2は元の時代に戻ってからのお話なので切なさ全開です。
演技をしていた鈴木さん・野島さんも重かったと言うくらい切ない話です。
だって果は正真正銘の父親。普通に考えたら重すぎる話です。
んがっ!声がですね、なんか全体的に甘い感じがどことなく漂っているんですよね。
特にたっつん!何となく、たっつんのほうが受けみたいな!?
どことなく甘えたような雰囲気が感じられるんですよ~。
もしかして父親に甘える子供みたいなイメージも入っているのかなぁ…?
あと社会人になってからのたっつんの声が絵のイメージより若い気がしました。
あ、濡れ場の時のたっつんなかなか良かったです。
少し恍惚とした感じで「入った…」のその後に少し低い声で「ありがとう、受け入れてくれて」の声が良かったですたい!!
たっつんの声が高くて一瞬どっちが受けか攻めか分からん感じのところありましたが。
凉が果に「かわいいよ」って言うシーンがあるんですが、
かわいいよって言ってる自分がかわいいよ!!ズキュン!
最後には甘えあいっこする二人に鼻血吹きました。
原作の描き下ろしが音声化されていて嬉しかったです。
毎度のことですが音声化したものを聞くと生々しくて、
自分で自分の耳をレイプしているかのような感覚に陥りますw
ところでBGMは前回と同じですがやっぱりピアノ曲がいいですね。
それとガムラン風のBGMも不思議な雰囲気を出していて好きです。
このシンプルな音作りが私好みでした。
さて2巻です。
前回の最後で現代に戻ってきて親子として遭遇したあたりで終わっているので今回は非常に重苦しい感じの展開です。
親子だと最初からわかっていて好きになった凉。
親子だとわかっていたらこんな関係になんてならなかったという果。
それぞれにそれは間違いじゃない気もして、想いがうまく噛み合わない。
果の負担とか親子だということに関しての自分の認識の甘さとかを知った凉が「親子」であることを選び、なんとか2人の関係を保とうとしていく。
以前よりずっとぎこちなくなったような親子関係。
その中で隠しても隠しても溢れてしまうような恋愛感情。
その揺らぎをキャストがうまく演じてらしたように感じました。
凉役のたっつん(鈴木達央さん)は、今回はずっと果を好きな気持ちが溢れてるというか。
穏やかで優しくて愛しそうで。
それゆえの苛立ちだったりもどかしさだったりもあってステキでした。
一方の果役の裕史さん(野島裕史さん)は始終ストイックな感じというか。
無理に硬くなってる感じというか。
気持ちはあるのにそれを隠すためにわざとそっけない感じだったり。
でも、ボーッとしてる感じのところとかすごく自然にかわいい感じだったり。
年齢よりも結構落ち着いた印象の声でした。
個人的なことをいえばえちシーンでもう少し甘さが出たらよかったかなぁとか。
凉の方はわりとガッツいてたり感情がダダ漏れなくらい溢れてるんですけど、それに比べると果はすごく控えめというか。
大人なので声のトーンも低めなのかもしれませんが、結構硬い感じの印象。
硬くても色気があればいいんですがそれもあまり感じられなかったんですよね。
もっと言えば痛そうというか、あまり気持ちよさそうに聞こえないというか…。
もうちょっと甘めで聞いてみたかった気がします。
巻末フリトはたっつんと裕史さん。
1巻に比べてかなりヘビーな内容。
なんとか2人的にはハッピーエンド?に収まってよかった。
14歳を演じる裕史さん。
7歳を演じるたっつん。
お互いに笑いそうになったり。
1から半年以上経って出た2。
現在に戻ってきたときに、二人ともタイムスリップで出会った過去の記憶がある。
結果、ガチの近親相姦だと気付く。
さあ、ここからです。
好きだから、一度は想いが通じたのだから押し通したい息子、そうはいかない父。
しかもあれから22年間、一度もお前は会いに来なかったのに…と言う父が切ない。
野島兄の重苦しいモノローグで進行する。
息子が吐露する「生理的嫌悪感の本質って何だ」「じゃあ俺は何のために生まれて来たんだ」はこの話の核ですね。
近親相姦、同性愛、時間軸のパラドックス。
ここからが…見事な収束なんだよなあ…。
そう簡単にはくっつかないけど、止まっていた時が動き出すし、現実に時は流れる。
17歳×14歳→20歳×40歳。
父→息子が「生涯でたった一人の好きな男」という落としどころになるのが、この形しかないと思うし、これで二人の幸せがイコールなら、それでいいと思わせる流れは、やはり秀逸なのだろう。
鶏が先か卵が先かの果てに…ですが。
絡みは何をしているのかわかりづらいし、短い中で、達央さんは爪痕を残しますねw
達央さんに関しては「うん!」の一言だけですが7歳も聴けます。
しかしながら…やはり野島兄の演技力にひれ伏すしかない作品。
原作未読、ドラマCD 1作目、視聴済
※こちらの作品は2作目なので、聞きたい方は
是非1作目から、聞いてください!
これから聞いたら、ついていけません。
いや~、重い…。想いが重い……。
二人の今後を考えてる父親が、だいぶ重い…
確かに、血の繋がった実の親子のラブストーリーなので、ホントにこんなことになったりすると、
すごく考えたりするのが普通なのかもしれないけど、、
リアリティーがありすぎて、そこは、もっとぶっ飛んでも良かったんじゃないかなぁ。
二人、違う場所でお互いを想い、オ○ニーをしちゃうところは、ある意味ぶっ飛んじゃってますけどw
攻めの息子は1作目は高校生だったのに、
2作目では、もうサラリーマン。
受けの父親は、1作目は14歳だったのに、
2作目では、…おじさん。
(何年間、息子の事を想い続けているのだろうか…重い……)
長期戦の恋は、重かった…
原作既読です。
原作の危うさ、脆さ、儚さ、重さ。
全て好きで好きでたまらない背徳感に塗れる感覚に陥る作品。
ドラマCD第1弾を聴き、凉役の鈴木達央さんの演技に物凄い感動と感激を覚えました。
目を瞑ればすぐ目の前で凉が動いている感じがして。
父でありつつ恋心を抱いてしまう果に対しての、違和感・焦り・ときめき。
それら全部が溢れ出てて、息苦しいくらい。
そして、野島裕史さん演じる果の演技に圧巻。
期待値は上がるばかりで、
「このままの空気で進んで欲しい」
「原作2巻の巻末にあった『=』は絶対収録されていて欲しい」
そんな事を思いながら、こちらのドラマCD第2弾を聴きました。
現代に戻ってきた凉と、実際の年齢になっている果。
決して交わる事がない思い。
大きな壁として立ちはだかる「実父」「実子」としての繋がり。
凉の中ではそんなもの壁なんかじゃないのだけれど、果は強く強くそれを理由とする。
迷いと決意。
落胆と浮上。
果の中の、20数年間の思いが爆発する瞬間までの、ジリジリとした重たい思いを丁寧に野島さんが演じてくれています。
何もかももう嫌になった時、最後の心の拠り所は、「息子」ではなく「愛する男」の凉で。
そんな果を、凉は受け入れて。
野島さんの声での絶望感。
達央さんの声での力強さ。
対極にあるようで交わる瞬間のあのシーンが、物凄く印象に残っています。
ですが。
私の中で大事だと思って居る「=(イコール)」。
勿論収録されていて、本当に嬉しかったです。
けれど。
二人『だけ』の世界。
世間では決して認められない、誰も許してくれない。
そんな背徳感が、物凄く足りない…。
というのも、達央さんの声も、野島さんの声も、何だか想像以上に甘い。
個人的には、もっと野島さんには、こう、「責任から背く厭らしさ」みたいな雰囲気を醸し出して欲しかったなぁと思うのです。
達央さん演じる凉は、責任とか倫理観とかそういう概念がそもそもないイメージ(=『好きになったのだから仕方ない』みたいな。果に比べて多少楽観的)なので、多少甘さが出てもいいとは思うのですが…。
本当に自分勝手な意見では有りますが、もうそこが私の中で腑に落ちない部分でした。
それまでが良かっただけに、最後に甘さは見せないで欲しかったなぁ…と。
本当に大好きで仕方ない原作、そしてドラマCD。
個人的には、後味が悪くてもいいから、もっと物っ凄いドロドロした二人の世界観が最後の最後に聴けたら良かったのになぁ、という思いを持って、聴き終えました。