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bukiyou na kokuhaku
あとがきにもありましたが、この受けの一基は「恋愛には鈍感だけど、サッパリした自分の意見を持っている人」で、本当に竹を割ったような性格をしています。
それが結構私のツボなので、この子が受けなんか〜っていう萌。
今回のストーリーは、一基の弟が登場して、色々引っ掻き回してくれます。
それをキッカケに、ハルカのことを結構好きになってるんだなってのを自覚したりします。ハルカの方は色々考えすぎてグルグルした結果、一基に誤解されるような態度になってしまっていて…
ちゃんと話をしたいのに、仕事の山場があるせいで、お互いのことを思いやるが故に話をすることもできずに時間が過ぎてしまう、という。
もうね、彼らが恋愛が得意じゃない(ハルカはエッチについては得意でも、本気は無かったからね)からこその不器用さと鈍感さで、そこは楽しく読めました。
まだ一冊彼らの本があるようなので、電子書籍を探してみます!
『不器用な策略』の続編、その後の二人の関係になります。
遥が今作では甘えたがりのワンコのように前回以上に成り下がっていましたね。
一基と言えば、やっぱり相変わらず竹を割ったような気性でプライベートでは
べらんべいな口調で硬派な男前なイメージはそのままなのですから、
遥にベタベタにくっ付かれて、やり過ぎとたしなめている感じです。
続編は付き合い初めて3か月が経過していて、まさに蜜月の時期なのですが
そこに一基の最強ブラコン弟がやってくることから始まる騒動です。
ハルの社長が放浪から戻り、期間限定ながらフロアから外れ社長のお供で事務方に
なる一基、その代りにバイトに入ることになったのが一基の弟の9歳離れた祥基。
一基と遥で休日を過ごしていた時に弟が現れ、ブラコン弟は初対面から遥に敵愾心。
そして一基にド突かれながらも遥に対してだけは反抗心を隠さないでバイト突入。
もっとも、見た目チャラくてイケメンな遥を年相応に見ていない祥基がお兄ちゃんを
取られちゃうみたいな感じで一方的に嫌い、その度に兄に怒られる。
そんな二人の様子を見ていた遥が次第に一基から距離を置いた態度に変化。
もっとも距離を置かれたと思ったのは一基の感じ方で遥は懸命に考えた末の
大人の落ち着いた恋人になろうとしての態度の変化なのですが、恋愛に疎い一基には
そんな遠まわりな気持ちが通じるはずもなく、店の忙しさも加わり、
二人はすれ違ってしまうストーリーです。
遥のどこか乙女思考的な健気なワンコじみた感じがかなり前面に出ている感じで
一基にしたら、面倒臭いヤツって認定だけど、遥が思っている以上に一基が
遥を好きになっていて、実の弟に無自覚嫉妬する一基なんて姿も見られちゃいます。
恋人になった二人を何も知らない弟がかき回すストーリーですが、
二人の仲が一層深まったように感じる1冊でした。
「不器用な策略」の続編ですが、先にスピンオフ「無防備なたくらみ」を読んでしまったので、内容的には支障はありませんが「不器用な策略」→「不器用な告白」→「無防備なたくらみ」と発行順に読むのがオススメです。
で、最近「不器用な恋情」が出たので、シリーズを初めから読み返しています。
……が、シリーズになってるもののそれほどこのカプは好きではないかもしれません。鈍すぎる主人公にイライラしてしまうのですが、それ以上に今回は弟くんのブラコンぶりに、かなり腹が立ちました。弟に振り回されて遥ともいちゃいちゃできていないし、弟なんて放っておけよ! と途中で読むのをやめそうになりました。椎崎さんの本は大体一気に読んでしまうんですが。
「不器用な恋情」を紙で買ったので、三作目も読もうと思ってはいますがちょっと寝かせてからにしようかと思います。
カプ的にはスピンオフの「無防備なたくらみ」の方が好きでした。(大人な攻が好きだからだと思う)
スピンを抜くメインCPのシリーズ2作目。
洋食屋を舞台としたシェフ×フロアCP。
前作ですったもんだし、無事恋人となった時から3ヶ月余りが過ぎた頃のお話です。
受けの超ブラコン弟が登場し、洋食屋のトップである社長が旅から帰還。
前作とはまた違ったドタバタ劇でした。
仕事や弟が大きな壁となり、恋人としての時間がザックリ削られてしまった結果。
攻めがどんどん不安定になり、余波で受けともギクシャク。
ううーん…攻めのメンドくささが加速してますね。
ワンコっぽさが増してて可愛いっちゃー可愛いんだけど…。
個人的には少し可哀想に思えました。
前作で「好きな人になった人から好かれたことがない」が明らかになってる攻め。
受けは初めて応えてくれた人で嬉しくてベッタリしながら、
同時に心の何処かで嫌われないだろうかと不安で。。。
縋り付くように、何度も何度も気持ちを確認するのですが、受けは程々に去なす。
受けがそうするのは照れや外聞を気にするからなんだけど、鈍感さもあってモヤモヤしました。
話が進むごとに受けに対してなんだかなぁと思う部分が…。
度々「男同士なんてありえない」と口にするのがモヤモヤ。
自身も男の恋人がいて、男同士の恋愛だってあるのはわかるだろうに、なぜ否定的?
あと着替えを攻めに見られたくなくて「あっち向いてろ」とか、乙女か!!!って思う。
兄貴ヅラで正論ばかり振りかざすのが単純にメンドくさい( ̄▽ ̄;)
弟の性格がうるさく読んでて疲れたかな。
でも弟のおかげでヤキモチを焼いた受けは可愛いかったです。
攻めのことが好きなのは分かるけれど如何せん恋愛ごとに鈍い人なので;
ヤキモチに気付けて良かった、と少し安心しましたv
私も不器用な策略→無防備なたくらみ→本作品 と読んでしまいました。
読む順は、うーん、別にあまり気にしないですが、
このカプより無防備なたくらみのカプの方が好きー。
他のお姉さまに同感です。
あっちのカプの攻めさんが、すんごく大人 で
読んでて居心地よかった。
それから、当作品の受けさん、凛々しくって仕事頑張っててるので
それはいいんだけど、ちょっと目つきが厳しすぎるんだよね。。。
高星先生が、設定を解釈してお描きになられてるんで
確かにそのとーり な目つきなんだと思うのですが
でもちょっと見てる側としては萌えない~
おまけに当作品では 1冊ずっとすったもんだしてるもんだから
イライライライラ・・・・・
なんだが歯がゆいというか ストレスたまってしまった1冊でした。
故に中立。
カプの様子がじっくりたどれて 好き! という方もいらっしゃるかも
ですが、先生ごめんなさいー