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angel heat devil
3Pコレクターのオレが言う。
西野花は現時点で最強の3P作家だと!!!w
先日、めでたく3Pコレクション(小説)が100冊突破!
その矢先に、エンジェルヒートの最新作です。
3Pエロス作品にはじめて神評価つけたのも「エンジェルヒート」と
山藍紫姫子の「タリオ」シリーズだったなそういえば。
3Pはエンジェルヒートにはじまりエンジェルヒートに終わる。
名言。
いや全然名言になってないしw
いやもう、エンジェルヒートは前作のbloodで終わりだと思っていた。
正直、シリーズ2以降は金太郎飴状態になっていたんだが、
このdevilときて、西野花が一皮剥けた感じ。
……そっか西野先生、ホーケーだったんだ…
って、ちがうだろ。包茎の話じゃない。
2011年末あたりからだが
西野作品には精神的成長とか、社会性みたいな
要素がはいって、ただのエロス作品以上の厚みが出てきた。
ここらへんが、他の3Pを得意とする作家さんと違うところです。
こういう厚みのある3P・複数を描ける人っていったら、
沙野風結子や、山藍作品の一部ぐらいじゃないだろうか。
3Pという設定自体、荒唐無稽さはどこかに出てくるわけだが、
受けがバカっ子とか流され屋になっていることがよくある。
これはいただけない。か・な・り、いただけない。
そんなのは3Pナメてるとしかオレには思えん。
そこを、西野先生は、二人に愛されるからこそ、エロスに溺れるからこそ
ブレない自分を持つ「受け」を書きだしている。それが気持ちいい。
1~3まではどちらかというと受け身だった「七瀬」が、攻めの兄弟二人の
愛を受け止め、それを信じて自らの肉体を使う、これぞ3Pの真髄であります!
もともと表現力は多彩だった西野花、
最初はエロス表現に「借り物感」というか、どこかから切り貼りしたような表現が
散見されたものだが、ここにきてしっかりと自分のモノにしたようだし、
今後がとても楽しみな作家さんです。
イラストレーションが鵺からDUO BRANDに代わったのは、良し悪し両方ありかも。
エロス場面は今のほうがいい。けど、七瀬が甘くなりすぎた感じ。
自分的に一番、残念だったのはツリ目でやらしそうな表情のシギが、
普通になったことかな(笑)
ついに雛たんが他の男にまわされてるかと思うと
興奮がとまりませんな(嬉´∀`嬉)ハァハァ
おいといて
今回は、エンジェルが次々と殺されていくという事件勃発!?
がテーマなお話。
ちょっとハードコアな展開なのでありますが
ここは西野作品。そんなに難しい展開にならず解決しちゃいまいたね。
や、私がサラっと読み飛ばしているだけかもわかりませんが(汗
とはいえ、愛あるエロに加えての強烈な輪姦シーン。
今回もおいしいエロスをありがとうございます。
当社比数割増しで媚薬使用率が今回高かったのでは?と思うのですが
いかがなものでしょうか。
最初に比べれば媚薬に対する免疫ができたのか、
身体が順応しているのか。悶える感じがへったものの
しつこく責められる姿は圧巻。
色あせないエロスに感服です。
雛たんとのユリプレイもおいしかったです。
未読のあと1冊も早く読みたい!
帰ってきましたね~♪エンジェルヒート
だけど、だけど、イラストが鵺さんからDUO BRANDさんに変わってます(涙)
鵺さんのイラストで登場人物のイメージはすっかり出来あがっているので少しどまどいもなくはないのです。似せてはあるのですが、七瀬が幼くなってヒナが大人っぽくなってます。
しかし!内容はやはり彼等でした☆
今までのシリーズは七瀬がヘヴンマスターの景彰と蓮の完全なるエンジェルとなるまでの姿だったと思うのですが、今回からのシリーズはその3人の関係性の上での色々な事件やトラブルなんかが発生するが揺るがない、といったものになるのでしょうか?
最近エンジェルが立て続けに3人殺害される事件が起きていた。
ヘヴンマスターのエンジェルとしてエンジェルの頂点・大天使と呼ばれる七瀬には人ごとではない。
その事件に七瀬が自分で何とかしようとする展開です。
今回、エンジェルヒートの新製品が出ました♪
今までジェルタイプだったのがローションタイプ。催淫効果はジェルタイプより若干劣るものの、強すぎないから使いやすくあちこちにつかえてとっても便利v
デモンストレーションとしてクラブで景彰と蓮に衆人環視の下ドロドロにされて愛される七瀬という実においしいシーンから入ります☆
そのおかげで売上もよろしいようで、思わず読者の自分「ヘヴンはエンジェルヒートでガッチリ☆」とか合いの手入れてました(←余談w)
結構エンジェルヒートのエッチシーン好きなんです。
最初に3人、次に一人ずつのものがあって、景虎と蓮の愛し方の違いが演出されて、
そして一人で動いた七瀬にお仕置きのエッチ(お仕置きといってもいつもと変わらないような快感まみれで実はとっても甘かったりしますよねw)
そしてラスト団円の3P。
お約束のお決まりかもしれないのですが、久々だと結構いいのですよ!
しかも今回は、オールスターキャスト♪
エンジェルが狙われるということで、ルナマリアの支配人鴫原も登場し彼の恋人のヒナが浚われてしまい、それを七瀬が救出に向かうという流れになっています。
そこで、4作目にも登場した七瀬とヒナの百合プレイめいたものも登場♪
ただ、そこには輪姦などもあるので痛い人には痛いシーンかもしれないです。
しかし!
エンジェルとして鍛えられた七瀬の武器は快楽への抵抗力、誰をも虜にするテクニックです。
日頃マスター達に愛されているからこそ、それを武器に彼等の隙をつこうと、時間をかせごうとする見せ場の場面になるのですから。
セックスが物語の重要なアイテムとして武器としてつかわれているのはエンジェルヒートならではですよねv
事件の展開としては、七瀬は浅はかだったとしか言いようがないです。
犯人も、ちょっとこじらせた宗教の教団関係の人でありました。
しかし、その事件性の深さは余り求めていなくて、エロを中心に据えた関わらせ方がとても興味を引くものでしたので、このエンジェルヒートの復活は成功だったのではないでしょうか?
やっぱり面白い!3Pものの秀作ですよね♪
堪能させていただきました☆
このシリーズも4作目でしょうか、前回のBloodがラストだと思って頂けに
再び七瀬に出会う事が出来て、更に極妻も尻尾を巻いて逃げ出すのではないかと
思えるくらい、堕天使系のエロスで敵を身体を使ってある意味追い詰める、
さすが、あの兄弟二人にこってり可愛がられるだけに、エロさも精神的強さも
半端ないくらいに進化していましたね。
殆どどのページを開いてもエロエロで、それなのにしっかり危機的事件も伏線もあり
楽しませてくれる内容に仕上がっていたのではと思います。
今回もドロドロに犯され凌辱されるシーンがありますが、七瀬の強さを実感する、
そんなシリーズになっていました、身体は淫らに反応しても心までは堕ちていない、
反撃する隙を手酷い状態にいながら、また自分以外のエンジェルを守ろうとして
奮闘する姿はエロエロなのに汚れた感じがしないのも七瀬だからですね。
結果的に事件が無事に解決して、暴走した七瀬にお仕置きタイムが始まるけれど、
それは、やっぱり二人が七瀬を心底愛しているのが伝わる流れ。
あの兄弟二人を掌で転がしているように錯覚してしまう程、大天使七瀬は最強だと
この作品でますます確信してしまう。
エロエロ三昧な作品だけど、意外に奥が深いのでエロが苦手でも1度読んで欲しい作品。