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idol bride yume wo misetene
アイドル・ブライドシリーズの2巻です。
「アイドル・ブライド 恋がしたくて」が1巻です。
初期のパレット文庫らしい爽やかな恋の話です。受けが新人アイドルなのですが、基本ティストは学園物です。
マネージャーの息子・沖田龍彦(高2)硬派攻め×新人アイドル・志麻実季(15)天然素直健気受け
仕事に専念する為に高校を諦めたけれど、龍彦と一緒いる時間を増やす為に同じ高校を目指すことに。
無事に試験に受かるかも心配だけど、「さくら」という女の子と龍彦の仲が気になっていて。
龍彦の方も、実季が先輩アイドルの尾崎と親しいのを気にしていて。
前巻で告白されても、まだくっついていない感じの2人が初々しいです。
明らかに両思いだと思えるのに些細な誤解がすれ違いを生んで、すれ違い両思い好きにはたまらない展開でした!
実季の性格が真面目で素直で、仕事にも恋愛においてもなんでも一生懸命なのが好感を抱きました。
特例で受験という話もあったのに、皆と同じように試験を受けて入りたいと、自分の意志がしっかりしている所も好きでした。
ぶっきらぼうだけど優しい攻めで、口下手な所や好きな子にかっこつけがりな所為ですれ違ってしまうもどかしさに高校生らしい若さを感じました。互いの一生懸命さが眩しかったです。
3巻の「アイドル・ブライド 君がいるから」に、話が続きます。
エロ:★1 キスのみのピュアピュアです。
総合:★4 切ない時もあるんだけど、最後はハッピーエンドというお約束ENDが気持ち良かったです。