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ヤンキーの隆哉は、とある旦那様と挙式することになるが式の最中に旦那様が彼岸へ…。残されたのは孫の紺野宗司だったが…?
kitsune no yomeiri
タイトルに惹かれすぎてしまって、ケモミミなのかといらぬ勘違いをしたせいで
勝手に微妙な喪失感を抱いての読み込みだった為にふむぅ~なんて感じで終わった(笑)
単なる個人的な勘違いなので、作者には申し訳ない思いこみですよね。
内容的には亡くなった祖母が縁が出会いで知りった気のいい老人との年の差を越えた
友人関係が、老人の親族と老人が棲む屋敷の使用人たちとの今後を憂いた老人と
歳の離れた親友とでも言うべき隆哉が養子縁組をして屋敷を守ることを決める中で
亡き祖母と遠い昔恋仲だった老人の夢と茶目っ気のある遊びを叶えるために
張り切って白無垢姿で偽物の結婚式の真似事遊びをする予定の日に突然老人が亡くなり、
そこへやって来た孫の宗司と初めから誤解ありきの出会いながらも親族とのもめ事や
誤解が解けた後の二人を描いたほのぼのしたストーリーです。
そして今どきの若者のようでおばあちゃん子だった隆哉の無邪気な女装姿に
宗司が毎回振り回されるような展開でもあります。
白無垢から始まり和服浴衣にメイド服、似合ううちに着てみたいからと言う単純理由で
海外で勤務する宗司が休暇でいる間女装をお披露目して遊んでいる感じで女装萌えかも。
後半で実は宗司がゲイで、隆哉の女装姿に過剰な反応をしていた理由が解り、
全然気にしていないと告げても逆に宗司は落ち込んでしまう。
それは隆哉が恋愛的な意味で宗司を認識していないと同語だと宗司が勘違いしたからで
結果的にはほのぼのとした雰囲気のままにハッピーエンドになるお話です。