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hiren wa toga ni nure
受けの椋一は、子供時代に世話になっていた彰良に支える秘書。
彰良は、椋一を人形のように抱き、駒のように使っていた。
そこへ野党、彰良の政敵である四宮が現れる。政策を通すために、彰良のスキャンダルを持って…
沙野さんの書かれるストーリーは、いつもながら萌ポイントと、深みのある関係を書かれるので読み応えありました。最後に明かされる四宮の過去も、そうだったのか…と。そして何より、今作の目玉!があとがきにあるので(笑)答え合わせするのも楽しみです。
今回の目玉は「○歯」でしたか!確かに、読んでてそこは仔細なとこまでこだわって書かれているなーと思ってました。その部屋の情景が目に浮かんで、別の意味で悶えてました!
彰良も、椋一のことが好きだったんだろうけど、もう間違った表現になってるし、一度でも想いより仕事(政治)をとったからこそ四宮に掻っ攫われる状況になったんですよね。もう少し違った愛情表現なら椋一も離れなかったのかも知れません。本人もそう語ってたけど。
私が読んだのは図書館で借りた旧版だったので、signは読めてません。
あーー電子書籍で買うかなぁ〜
笠井先生の表紙にクラクラしてしまいますが、
中身は、「医療にかかわる隠蔽と汚職」を追及している記者上がりの政治家の信念についての物語です。
従兄の与党議員・藤末彰良の政策秘書を務める椋一。
彰良の政敵、野党議員・四堂匡鷹の新聞記者時代の弱味を探り、交渉に赴いた椋一。
四堂匡鷹の記者時代に、医療ミスについて取材したことが切っ掛けで恋人として付き合った或る青年の自殺。
その真実を知り、自分の生き方を変えたいと願うに至る主人公。
自分だけではなく、妹も従弟の為に政略結婚の材料にされ犠牲を強いていた。
四堂のおかげで、生き直すことが出来た椋一兄妹。
ドロドロした話に感じるのは、笠井さんの表紙絵のスリコミの効果だと思います。
中身は、そんなに不真面目なテーマじゃない。
医療ミスの隠蔽の為に政治家とタッグした医療界のヒヒ爺達の悪だくみを暴くお話でした。
こんなに簡単に、あの業界に棲む鬼退治が出来たらいいですね。
kindle unlimitedにて読みました。
笠井先生の色っぽい表紙に惹かれただけだったので、失礼ながら内容には全然目が行っていなかったのですが、昨今読んだ中でもかなりの良作でした。
最初は好きな人に振り向いてもらえない不憫な受け、椋一を軸とした話なので、関係性がなかなかドロドロしているのと、政財界のあれこれでかなり痛い&シリアス系です。しんどい展開なのですが、随所に登場する攻めの四堂がかっこいい。なぜ四堂が椋一を好きになるのか分からないのですが、最後まで読むとなんとなく分かります。四堂は生まれながらのヒーローで、困った人を放っておけないのです。しかも色事よりも使命感が強い。「好きになってくれる相手を好きになれない切なさ」を抱えて生きてきた人なんですね。責任感が強いのは、感情で動くからこそだと思います。助けてあげたい気持ちだけじゃ恋できない。彼のそういう人間臭いところがこの物語のハッピーエンドの発端になった印象です。
他の政界のキャラクター設定も細かいですし、派閥争いなど作り込まれててよかったです!薄っぺらいお仕事BLじゃないので読み応えありますが、一気に世界観に惹き込まれました。沙野先生の本をもっと読んでみたいと思います。
俺様攻めのスパダリの王道BL。うん、とても面白かった。沙野先生の作品初読みですが、非常に読みやすくて楽しかったです。
職業BL?というんでしょうか、恋愛よりも政治家の世界を主軸にした駆け引きを、男の身体を貢ぎ物として描くある種の王道BLでした。
王道なんですが、上滑りするような構成ではなくバッググラウンドも丁寧に描かれ、しつこさが無いので最後まで中だるみを感じる事なく読破できました。とにかくバランスが非常に良く、自分には合っていました。受けの気持ちの変遷や全体のエロの量やタイミング、物語の展開も程よく紆余曲折あり、ポイントポイントで期待を裏切らない攻めの活躍。どれをとってもBLエンターテイメントととして申し分ないです。
また万年筆の使い方が、似たような作品の中で突出した個性となっているのが作家さんの力量が発揮されており、とても良いスパイスとなっていてムフフと味わい深かったです。
受けが比較的モブや当て馬に酷い扱いをされる展開が所々見受けられるので苦手な方は注意かもしれません。
表紙とあらすじを見て購入しました
三十代にもかかわらず政治の事には無頓着で
初めの部分はネットで用語や役割を調べて読みました(とてもいい勉強になりました)
2007年に書かれたものなので今風の表現の仕方や展開の新しさはないだろうと思いながら読みました。
ちょっと台詞がくさいかな?とか次が読めてしまうような部分も確かにありましたが、来て欲しいところに来てくれる、期待を裏切らない内容で個人的にはとても楽しめました。性交シーンもたっぷりありました(笑)
主人公が可愛そうな目に遭うのが悔しいかな好きな方にはおすすめかもしれません。
初読み作家さんです。
地雷、受けが不憫、エロい。この3つのワードが頭をよぎりました。とにかく受けが攻め以外の人とするという描写が苦手で。受けが可哀想で、読んでて辛くなります。しかし、引き込まれるのは事実で、地雷だけど、次はどのような展開になるのか気になって、めくるページが止まりませんでした。何回も何回も読んで、ようやく今書いてます。
とても引き込まれる作者さまだと思います。題材も政治のことで、正直政治には興味ありませんが、読んでいて勉強になりました。今の日本もこういう感じなのかな・・と思ったり。とても面白かったです。
また、イラストが大好きな笠井先生!!とても美しい挿絵でした。
タイトルからずっと気になっていた作品でした。表紙も笠井あゆみ先生の過激な体位ですよね。
椋一の彰良の呪縛からの解放と四堂によって初めて自我を持ち自分の生きたい道を選ぶことができました。
椋一が不憫で可哀想で辛かったです。彰良に捧げ尽くしてきたことや鬼畜の所業を受け入れさせられるところなど。不幸な境遇で育ち唯一守ってくれた特別な存在の彰良をいつまでも一途に慕い苦しむのがもどかしかったです。
でも!あることから関わることになった四堂が窮地を何度も救ってくれて愛情を注ぎ椋一を日向へと連れ出してくれましたね。
四堂も悲しい過去を持ちそれ故信念と志を持つ理想の議員です。関わる前から椋一のことをずっと見てたんですね。
最初のうちは政界の勢力争いや権力者の名前が何人も出て来て難しかったですが、どんどん引き込まれとても読みごたえのあるお話でした。
椋一良かったねえ、妹さんも良かった。二人ともこれから自分の人生を、自分が選んだ愛する人と生きられるね!
彰良がお咎めなしなのが許せん。政権の勢力も落ちて献金リストが公表されそうだったり、繋がりのある病院の理事長も権力争いで負けそうだしそれくらいか。彰良も椋一に執着していたんですね。でも酷すぎです!
sign
お互いに大事な所に万年筆でサインして燃え上がりましたね。万年筆大切に使うことでしょう。
同居への迷いも消えて良かったです。
入れ歯を外したひひ爺にされるところは萌えませんでしたが新鮮でした。
濡れ場が多くて椋一が何度も酷い目にあってそんなに苛めないで~!彰良に監禁されたときはどうなるかと思いましたがそこでも四堂に助けられたし良かったです。
読み進めていくうちに「あれ、読んだことある?」と思ったのは新装版だったからです。BL読みすぎの弊害ですね(笑)あるあるというか。表紙が笠井さんでとてもよかったです。色んなプレイあり(万年筆とか)強引なシーンもありますがカップルになる二人のエロはラブを感じました。
主人公の椋一が流されというか、ちょっと自分がなさすぎなのは気になりますが(エリートなのに)ガッツリ俺様な攻めに惹かれていくところが凄くよかったです。
もっとあまあまな二人も見たかったので萌え2で。尻に敷かれる四堂さんもちょっと見てみたかった(笑)
従兄である彰良への忠誠心を刷り込まれてきた主人公・椋一が、彰良の政敵である四堂の強引さに振り回され、その優しさに救われるうち、やがて惹かれていくお話です。政治家同士の駆け引きに巻き込まれる椋一がひたすら気の毒でした…。
それにしても彰良の愛情表現が分かりにくい!そりゃあ愛想を尽かされるよ、と。彼のようにキレ者の男(しかも敏腕政治家)が不器用を通り越して幼稚な執着心を振りかざすのを見ると心配になってしまいます。
四堂は一体いつから椋一を好ましく思っていたのかなぁ。四堂サイドのお話も読みたかった。巻末の1ページおまけ漫画がとっても甘くて良かったです。
作家買いです。作家買いなんですが、この方の本はリアル書店で買いづらいものが多いんですよねぇ…www
沙野さんと笠井さんはゴールデンコンビだなと思いつつ、でもこれもかなりキテます。
沙野さんらしい作品でした。ハイスペックな攻めに、暗い過去を持つ健気な受け。はい、大好物なんです。こういう設定。内容はすでに書いてくださっているので感想を。
四堂先生は文句なくカッコいいです。過去を反省し、真摯に議員としての使命を果たそうとする。ちょい悪な感じもまた良し。強引で、俺さまで、でも椋一を心底大切にしている。
けれど、そこまで椋一に固執する理由というか、恋心がどこで育っていったのがいまいち分かりづらかったのが残念といえば残念でした。
対する椋一。酷い仕打ちを受けながら、それでも彰良を慕い傾倒している姿は憐れなくらいでした。孤独な子ども時代を過ごしてきた彼にとって、彰良が唯一の太陽だったんですよね。
自分に対する仕打ちのみならず、議員としての姿勢や、妹の由芙子に対する態度に疑問を抱きつつ、それでも彼に縋るしかなかった彼の気持ちが哀しかった。
それでいてあのエロさにも圧倒されました。貞淑な顔して~ってとこがまた良い。
でも個人的に一番好きだったのは当て馬の彰良でした。
祖父や父親が築いてきた基盤を継ぐべく努力をしてきたであろう彼の、椋一への抑えきれない想い。議員として致命的でしょうね、椋一との恋は。
自分の気持ちを抑えつけ、それでも募る椋一への恋慕の気持ちに折り合いをつけようとしていた彼の恋心が何とも切なかった。
彼のスピンオフが出ると良いなあと思います。彼は既婚者ですが、どうか次こそ愛した人と結ばれて幸せになってほしいと願っています。
椋一の意に沿わない行為があったり、痛いシーンもあったりしますし、沙野さんらしくちょっと特殊なプレイ(万年筆プレイ最高です☆)もあり、エロエロしいのですが、どのキャラもお互いの愛情を欲していて切なさもあって非常に良かった。
そして笠井さんの挿絵がこれまた素晴らしい!
最後の1ページ「ラブラブな朝の1コマを描いてみました」
凄く良かった~☆
可愛い椋一に、椋一にメロメロな四堂先生。眼福なイラストでした。