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gokudou wa suit wo himitsu ni tojikomeru
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
シリーズ8作目になっても飽きのこない内容で今回もあっと言う間に惹きこまれて
読み終わった感じですね。
前作では諏訪と木崎の結末に苦しいくらいの切なさに読んでいる方が悶えそうな展開で
でも諏訪の病室だけ違う花のことで、もしかしたらと希望を感じた通りの結果で
思わず中原先生ありがとうと叫んでしまいました(笑)
それにしても榎田さんは本当にM開発されちゃっていますよね、毎回毎回エロですが
今回の乳首ピアス・・・痛そうでした、でもSっ気のある芦沢にしたらまだまだ今後も
自分好みの身体に榎田さんを作り変えていくのでしょうね。
普段禁欲的で清楚な雰囲気の榎田さんのエロエロ状態はまさにギャップ萌えでしょう。
榎田さんの最終エロ形態はそこいらの男娼さんになんて負けていないです。
完全なるMになる日が刻々と近づいているかも知れない。
今回のメインは刑事の野口、ヤクザなんか可愛いのではと思えるほど頭がイカレてます。
今までは警察関係者だったのに、狂った野口は自分の欲求を満足させるためだけの
狂人に成り下がり警察も追われ、その矛先は木崎が死んだと確認する為に入院してる諏訪に
始め向かうがそれを榎田に阻止された事から今度は榎田自身に降りかかる。
榎田がジャンキーになるか、外国へ売り飛ばされるか、はたまた殺されるか、
そんなところまで野口に追い込まれるのです。
刑事が極悪の悪党、それも絶対狂っていると思う所業の数々はドン引きするくらい苛烈。
芦沢は榎田を救う事が出来るのかハラハラドキドキ展開です。
そしてやっぱり思うのは木崎さんと諏訪さんの今後ですね、いつの日か必ず二人が
寄り添える時が来ることを読者として信じたいところです。
その前に榎田さんのM化が完全完了するのではと言う気もします。
またまた続編が出るのを首を長くして待ちたいと思える内容で面白かったです。
よかった、やっぱり生きててくれた。
前巻で少しの希望が見えてたので、これは絶対にと思ってはいたのですが
ハッキリとした形で出てきてくれてるのは嬉しい。
と、木崎の生還はおいといて
今回はやはり野口ですよね。
正直ここまでやるかなとイカレ過ぎてるキャラで、邪魔する者には容赦なし!!
おかげで今回は榎田にかなりの試練(危険)が。
もちろん最後には芦沢の助けがあるのですが、ただではすんでいない。
でもあれだけの怪我をしても、ちゃんと榎田を抱く力は残ってるんだからいいのか(?)
今回は乳首ですね。
このまま進むとどこまで開発されてしまうのか?!
それもこのストーリーの楽しみでもあります(^ ^)
何度も言いますが、とにかく木崎!!
この存在がハッキリとしただけでも私にはこの巻を読んだ価値がありました!!
だけど諏訪にそれを伝えられない、そのことだけが本当に悲しい。
2人が再会できるのを本当に祈るのみです。
待ってました!の極道スーツ。
木崎が組長のお嬢さんに惚れられてしまったのに端を発した出来事が、せっかく心を開いた諏訪と諏訪を想う木崎の幸せに繋がると思っていた未来を壊すことになった前作。
そこで意味ありげに登場した刑事の野口。
この本作は、この野口の狂人ともいえるべき憎しみと悪意に満ちた暴走により、息をもつかせないハラハラ展開がなされました。
手に汗握るとはこのこと!
アクションを見せる、サスペンスを見せる、当然ラブラブな濃厚エロもあり、諏訪と木崎の気になる行方もありながら、一服の清涼剤であるご老公(勝手に命名w)大下さんのほほえみ、もうこれでもか!というほどのテンコ盛りに、やはり極道スーツは面白い!!と毎度読むたびに思うのです。
野口は刑事ですが、何かに憑かれたように彼等の前に現れます。
芦沢の片腕になった本庄や、弘哉の護衛についた岸本を、彼等から遠ざけるような策略を練り、そして諏訪を殺そうと病院に放火までも。
もうすでに刑事としての役職を放棄して、ただの犯罪者のようになるのです。
そして弘哉を拉致して売り飛ばそうとさえも。
彼の憎しみは一体どうして、何か因縁でもあるのかと思えば、ただのヤクザへの憎しみ。
あまり深く追求はされませんでしたが、警察という組織自体への不満からの逆恨みが過熱してしまった狂人だと思います。
たまたまそれがヤクザというだけで芦沢がターゲットになってしまい、関連する人々は全て憎しみの対象に、というところでしょうか。
とにかく、常軌を逸してヤクザまがいというより、ヤクザより酷い手口で来るから恐ろしい存在でした。
もう過去のストーリーで芦沢と共にあると決意した弘哉ですから、今回彼は頑張りました!
結構男前なところを見せたんじゃないかな?
命の危険にさらされる二人ですから、エッチもその分濃厚です♪
このシリーズ、もうこれが楽しみなんですよね☆
前回から登場した乳首ピアス。
もう針で刺されて弘哉のエロいことといったら!
最近では尿道職人というだけではなく、乳首職人にまで手を広げた芦沢ですが、尿道のほうも今回新しいグッズがお目見え♪♪♪
尿道スティックにバイブ機能がついたやつらしいデスv
しかも、すっごい楽しそうで開発しがいがあると言っていたので、次また何か新しいグッズを持ってくるんじゃないかって、ワクワク期待したりして。
さて、死んだはずの木崎ですが、
前の話で諏訪の元へ届けられる花というのがあって、もしや?ということもありましたよね。
今回それが解ります。
どうかどうか、木崎と諏訪に幸せが訪れますように。
芹沢さん、弘哉と共に頑張ってください!
次は、どんな展開になるんだろう。
すごくすごく愉しみなシリーズには間違いありません。
極道スーツの本編7作、プラス番外編1作の8冊に続いての本作。
内容は、前作の「極道はスーツを愛で貫く」の続編となっています。
タイトルが毎回違い、何が何作目なのか分かりづらい状況でなかなか手が出ない…という方も多そうですね。確かにココから読んでも何が何だか…?になります。
興味のある方は、1作目から読むことをおすすめします。
さて、本作。
「〜貫く」で登場した悪徳刑事・野口が暴れまくります。
芦澤・木崎・本庄といったヤクザから、弁護士である諏訪や堅気の榎田まで、関係者は全て陥れて苦しめてやる!という野口。
ヤクザを苦しめるためならどんな違法行為も厭わないワルで、最早警察官の立場を完全に逸脱し、暴力・薬物・何でも使って、諏訪の入れられた病院に放火し、榎田の店にダンプを突っ込み、榎田を拉致して外国船に売り飛ばそうとし…
この辺りの描写は、BL的展開はほとんど無く、ひたすらにハードボイルドというかVシネマ的というか。
エンタメ度がハンパないけど、この辺は好みが割れる所ではあると思う。
さて、榎田が売られゆく外国船に芦澤が助けに来て返り討ちにあい、2人とも絶体絶命の緊迫に現れるのは…!という展開があってますます極道スーツのド迫力が加速します。
野口は死んだのか、それとも…?
エロ観点から言うと、引き続き乳首ピアスがフューチャリングされています。それどころか、榎田を救うための大きなキーポイントにもなっている!さすがです。
ともかく、榎田の危機の緊迫感がハンパなく、手に汗握る1作。神と迷ったけど…「萌x2」で。
今作は、木崎のその後が語られるので一応そこはすっきりします。しかし、やっぱり火サスというか、色々納得できないご都合主義展開が多くて、”それはないだろ~”と思いながら読んでしまった。
読者としては木崎×諏訪の幸せを願わずにはいられないのだが、ここまで辛い展開にしたのだと、そこから挽回するのにかなり無理があったという印象。
悪役の刑事、野口の行動心理も全く分からない。居心地のよさそうな「テーラーえのきだ」はトラックがつっこんで無茶苦茶にされてしまうし、なんだかすっきりしないことが多かった。一番は木崎の登場シーンですが。どうしてここに来られたの?と、いくらお話しでも納得しづらい展開で、しかも理由も語られません。
でも続きが気になるのでよんじゃいますけど。。シリーズものはまとめ買いすることもありますが、アップダウンもあるので途中で何回か積ん読状態になります。まあ、木崎×諏訪が行くところまではしばらく熱が続きそうです。