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ai de mitashite kusari wo tsukete
既刊「はじまりの熱を憶えてる」の続編スピンオフで前作の泉流と同じ施設にいた
律が主役の話、冷静沈着で目立つ美貌の持ち主で前作ではタチなのかと感じたが
ガチ受けで、生真面目で融通が利かない頑固な面をもちながら不器用で不遜、
思ったことが顔に出る独占欲と嫉妬全開の執着を見せる面倒な浩史郎と結ばれる話。
前作と時間的な流れも多少リンクしているみたいで、泉流の事がキッカケで施設で
スパイ疑惑や、泉流をおびき寄せる餌として命を狙われる危険まであった律が
泉流を誘拐し恋人に納まった世良の仲間で同士でもある病院の副医院長である
久慈原の元へ保護され、久慈原の病院で病理学の助手と言う名目で保護される。
表向きは施設を退職した事になっている律だが、命を狙われた事もあり、
また、施設のあり方に異議がある久慈原は、律の保護と同時に信用できる相手で
スパイでないと解るまでの間、病院の寮から単独で行動しないように、久慈原の
異母弟の浩史郎を律の側に付けることから始まるのです。
前作を読んでいないと少々内容が不明な部分が出てくる気がしますね。
ヒーラーとチャージャーの特殊な関係がメインですが、今回の二人は結局能力者の
恩恵が愛し合う二人の副産物的な流れかも知れません。
出会いは最悪で、律に対して初対面から嫌悪や反感を抱いて顔にも態度にも言葉にも
即出してくるような浩史郎、それに諾々聞いているような弱い存在でない律の
強気な態度、理路整然と相手を追い詰める感じが素敵。
浩史郎は、嫌悪も露わだったけれど、律から散々言われ、素直に自分の非を認めることも
出来るけれど、やっぱり協調性に欠けているのでオレ様不遜な感じなんです。
自分の気持ちを自覚していない時は、子供のようにその時々で機嫌が上がり下がりして
思いを自覚した後は、相手の気持ちは二の次でガンガン押して襲うような獣ぶり。
後半はもう、律が好きでだれかれ構わず牽制して威嚇する猛獣さんになります。
その攻めのギャップが個人的に萌えツボだったりして良かった。
男としてはかなり面倒な攻めだと思うけれど、愛される者はこんな困った愛情でも
結局は惚れた弱みで嫌いになれないだろうと思える内容でした。
これは続編で前作とは違うCPでの話なので、前作読んでなくても普通に楽しめる作品☆
特殊能力で病気やケガを治す美人ヒーラーと、病理医でヒーラーを嫌悪してる無愛想な男。
なにがよかったかというと攻めの野獣さがたまらなかった♥
絡みでのあのドS加減がすっごくツボでした!
そして嫉妬するところとかもう悶えましたね//////
そして美人ヒーラーの受けの喘ぎが激しくてびっくりしましたww
でもそんな受けにニヤニヤして俺様っぷり全開な攻めにも鼻息荒くなりましたはい!
やっぱり攻めは強引なのが一番ですね♥
『はじまりの熱を憶えてる』のスピンオフです。
きたざわさんは作家買いしているんですが、シリーズ前作はキャラクターが気分悪くなるほど大キライだったので、こちらも買おうかどうしようかかなり迷いました。
ファンタジーや特殊設定は好みなんですけどね~。そもそも、前作は特殊設定にした意味さえ感じられなかったし。
穂邑(受)が、前作では泉流(前作の受)に対して攻ポジションだった(と受け取った)んですが、私は攻々しい受がものすごく苦手なので、常ならそれだけで避けたでしょう。
ただ、穂邑は前作でも『なんでコイツが攻なんだ?』と違和感しかないような印象だったんですよね。泉流とはそこまで行ってなかったのかなあ。前作では『身体を繋いだ』とあったので、そうなんだとばかり思ってたんだけど。
実際、こちらでは穂邑は今までも受ポジションだったように書かれていて、ちょっとわけわからなくはなりました。
それはともかく、キャラクターのタイプとしては前作のメインCPより穂邑の方がいいんですよ。
でも、私は『年齢不相応に幼稚』『社会性がなさ過ぎる』攻がものすごく苦手なので、風間(攻)に魅力のカケラも感じませんでした。
悪気はないんでしょうが、ただの『思い込みの激しい単純バカ』としか思えなかった。
その上『身勝手なS気質』が虫酸が走るほど大キライなので、Hシーンで読むのがイヤになりました。頑張って読んだけど。
何より、このHの時点では『いつ・どうしてラブに?』というのが意味不明でした。
とにかく私は、設定やストーリーがどうこう以前にこの風間のキャラクターが悉くイヤで堪りませんでした。
それでも、前作攻よりはまだマシではあるんですけどね。
とりあえず、このシリーズは穂邑以外のキャラクター全員不愉快で気分悪いんです。別に穂邑がすごく好みのタイプではないんですが、他が酷過ぎて相対的に光って見える。
『・・・読まなきゃよかった』
なんかもう、それしか言うことないシリーズですね。