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光魚のそばにいるために強引に大学に編入を果たしたシータ。
人間の常識がない彼の正体を守るために奮闘する光魚だったが、なぜかシータファンの女の子たちを敵に回してしまう。
さらにはシータの同族に夜ばいまでかけられて、光魚の毎日は相変わらずハチャメチャで?!
王様な猫、第3巻。
巻を経るごとに上がる光魚の不憫度(笑)
色々あって猫姿も光魚の家族に受け入れられたシータです。
家族公認への道も……近い?(どうだろう)
ただひたすらに光魚をしたっているシータもカワイイのですが、たまに見える開き直ってちょっと俺様なところにときめきます。
なんだかんだ言いながらこの二人(一人と一匹?)結構ラブラブだよねなんて思ったり。
今後どうなるのかもまた楽しみです。
王様な猫シリーズの3冊目です。
秋月こおさんらしいというかなんというか、ストーリーだけを追えば受けがあまりにも可哀想なんです。
人猫族に振り回されてかなり悲惨な日常生活なんですが、なぜか笑っちゃうんですよねー。
この、悲惨な運命をも笑い飛ばせちゃうような、軽みのあるストーリー運びが大好きです。
猫の習性には詳しくないんですが、秋月こおさんが、「猫特有のずるさ」を表現しようと意識されてるのが、物語の随所から見えます。
なので、人猫たちはキュートなだけじゃないです。
俺様街道をひた走ってる人猫たち、そのなかでチラッチラッと見える可愛げがタマラン。
好きなシリーズです。懐かしくなって、読み返してのレビューです。気まぐれな猫に振り回される不憫な光魚の、モフモフたっぷりなお話の3巻です。
光魚が大好き過ぎるシータは、離れたくないと光魚の大学に編入します。彫りの深い美貌の四郎は、大学でもモテモテです。
でも四郎は、酔っ払ったり眠ったり、気が抜けると猫に戻ってしまうので、光魚は気が抜けません。そのため、寄って来る女の子から四郎をガードするような光魚の態度は、女の子たちの反感を買うばかりです。
そんな中で、四郎目当ての飲み会に参加する二人。案の定、四郎に近付けない女の子や、四郎のせいで女の子と近付けない男の子たちに恨まれて、飲み会が終了します。その後の女の子たちの嫌がれせが、読んでて怖かったです。ほんと、トバッチリを受ける光魚が可哀想で。
でも、光魚の受難はまだ続きます。光魚は、シータ達一族にモテモテなんだけど、今回は寝込みを襲われそうになるのです。シータが助けてくれたから良かったけど、そのせいでシータの考えた作戦でまたまた光魚は苦悩させられます。
光魚の毎日はデンジャラスだけど、シータを嫌いになれない光魚もいて。だんだんほだされて運命を受け入れていくようになる光魚。
まあ、あんだけシータに愛されればねぇと思うぐらいのシータの過剰な愛情に、今回もご馳走様という感じです(笑)