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kaizoku ouji no seiai
死でも断ち切れない絆、それが「対」北欧の古き言い伝えで血と血の誓約みたいです。
今回の主役二人のその言い伝えの儀式、それも運命的な偶然が重なって対になり、
受け様が1歳攻め様が3歳くらいの出来事なのですが、攻め様はその時に誰かに怪我を
負わされ、捨てられていたようで、受け様の母親に兄弟同然に育てられるのです。
そして、年月が過ぎる中で、対の相手として受け様は攻め様に対してかなり執着して、
攻め様が年頃になって女を抱いたとか女性といるだけで、怒りが湧いてくる。
しかし、受け様の中では何よりも固い絆で結ばれた運命の対だからだと思っている。
攻め様の方が少し年上なので、受け様への気持ちがはっきりしていて、だからこそ
少し受け様と距離を取ろうとして、逆に受け様を追い詰め、抱くなら自分を~状態になり
感情面で二人は若干の擦れ違いを起こします。
様々な出来事がありながらも、二人は対とは別な絆を手に入れ、恋人同士にもなるが、
船上での戦いで攻め様が行方知れずになってしまう。
その日から受け様は運命の対を探すことになります。
再会した時に攻め様は受け様との事を忘れていて、更に敵だと言われてしまう。
戸惑いとやるせなさと悲しみが混在している中で、それでも攻め様を手放せない受け様。
攻め様の記憶は戻るのか?
そんな互いへの執着が強いラブストーリーでしたね。
目下『海賊』という単語に反応してしまう私。
+浅見さんは、甘く切なくエロくて好きな作品がいくつもある作家さん。
という訳で、本屋で惹き付けられるようにして手に取ってお買い上げ。
しかし、期待はずれだった感は否めない。
海賊……と言っても、私の頭を占領している時代とは異なり
時は11世紀、北欧デンマークのバイキングの幼なじみの物語。
首長の息子(を王子と言って良いものやら?)シグルスと、森で拾われたグラム。
黒髪隻眼、赤毛、北欧神話、バイキングの祭り……などなどモチーフもいいし、
血で結ばれた運命の「対」という設定もドラマチックなのだけれど、
こういう世界観にしてはあまりに簡単に描かれ過ぎ。
面白い素材だと思うのだけれど、スケールがちっちゃい。
人物も好みじゃあなかったかな……。
浅見さんの描く、健気だけれど凛とした受けが好きなんだけれど
(白衣シリーズとか、天狼は宝珠に酔うとか)
シグルスがお子様で恋のことしか考えていない感じに、イラッとした。
これを一途や健気と感じられると、評価が違うかもしれない。
お約束の陰謀もあって、でもちゃんと解決。
ごめんなさい、途中からは飛ばし読みしてしまいました。