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これはセクハラじゃない??新人研修だ。
kaikan sharing
クロスの日向作品といえば、どれもこれもシリーズがすごくて(汗)これもそうなのか?とあらすじを見ましたら、全く新しい新作でした。
イラストが高崎ぼすこさんで何やら社内情事かセクハラか?な淫靡でシリアス調をイメージさせるものがあり、そんな話なのかと読みはじめましたらーーー。
やはり日向さんだった(爆!)
怒涛のポンポン進むジェットコースター展開。
若干天然入ったポジティブ受け。
セリフや会話に加え、心の声の多いこと!
息をもつかせぬその展開は後書きをみて納得。
作者さんが「BLゲームの原作&書籍化&ドラマCD化」として構想し作っていたに関わらずとん挫して日の目を見なかった作品だそうで・・・
目標は”ゼックン”の完成(?)だそうで(笑)この作品、まだまだシリーズで続くようです(再び汗、、、)
樹脂メーカーの優秀な営業マン・木暮が一つ商談をまとめあげた夜、営業部長で時期社長という比村にホテルでセクハラを受けて逃げ出したところを助けてくれたのは天宮という格好いい男性。
酔った勢いで色々しでかしたらしい木暮ですが、もう会社にいられないと、その時の話により天宮が会社に誘ってくれたのもあり、さっそくその会社に入ることに。
てっきり「ラブラブトーイ」という大手玩具メーカーと思いきや、実はその会社の双子の弟が社長を務める「愛愛玩具」という大人のおもちゃの会社でした!
こんな導入から怒涛の展開が待ってます。
こうした玩具に縁のない生活を送ってきた木暮の勘違いと生真面目さが生む、社内セクハラの数々(?)
それに全然気がつかない木暮が愉快です。
確かに優秀ではあるのですが、結構一人であたふたしてドツボにはまるタイプ。
使ってみないとわからないからと、自習しますと自宅でネットを開いたら変なサイトにつかまって社長の天宮へSOSしてしまうくだりが、やっと恋愛展開への入り口。
そんな木暮の新しい世界への扉を開くのは、彼の熱心さゆえ(天然ともいうw)
そして社内の面子が口ぐちに”ゼックンの為”と言っていたその”ゼックン”に対面して、この社長や会社がだだの大人のおもちゃの会社でないことを知るのです。
木暮は熱血だけど天然という表現が該当するのでしょうね。
木暮が比村に襲われるのも、クレーム処理先でAVにスカウトされるのも、同僚の月岡に押し倒されるのも、トーイの社長に誘われるのも、全部木暮の天然さ(無知ともいうw)でしたから。
そして天宮が木暮に声をかけたのは盛大なる勘違いだったことがわかります。
それにガッカリしてしまったと思う面もあったようですが、その天然にやられた部分もあるのか?
それで嫉妬を覚えるようになるのですが、ゼックンにもちょい嫉妬してましたから。
さて、このゼックンが一体何なのかは読んでのお楽しみ?
明かさないでおきましょう(笑)
ゲームのシナリオといわれれば確かに色々なルートが考えられそうな、
セリフや心の声やツッコミが多いのもそれが前提故なんですね。
さて、次は誰のお話でしょうか♪
それにしても、この本ものすごく色々な要素が詰め込まれていますから読むのは楽しくてスラスライケちゃいますがすごく体力使いましたw
疲れた~。。。
日向唯稀先生の作品は、本編以外にも過去の作品を思い出させる記述が多くて
それを探し出してニヤニヤしてしまう、ファンには二度美味しい作品が多いですよね。
そして今回の作品は幻のゲームに終わったプロットが書籍になって復活してる
愛愛玩具カンパニーのお話です。
雰囲気的には「こんな上司に騙されて」をどこかで彷彿とさせるような雰囲気を感じます。
それでも、今回の受け様はかなり天然で下ネタにニブさを発揮している。
3年務めた会社を上司のセクハラとパワハラにあって勢いで辞めると云い捨て、
上司に襲われたところを攻め様に助けられ、それが縁で攻め様の会社に再就職する事に。
しかし、前職と似たような素材を使っているから仕事も覚えやすいと言われるが、
受け様は早とちりして、カタカナ表記の同名会社と愛愛玩具を間違えて再就職を決めて
それが、実は思っていた子供向けの玩具メーカーではなく、同名会社の大人の玩具を
扱う会社だった事から後悔しまくり。
それに攻め様は双子でカタカナ表記の会社は双子の兄で、弟が大人の玩具を扱う
会社の社長で、社屋も表と裏、表向きのカタカナ表記の会社の裏にこじんまり攻め様の
会社があるのです。
初めは扱う商品がこれではと、ためらい表会社で雇ってもらえる事も聞いた受け様は
攻め様に無理だと言おうとするが、逆に攻め様からダメなら断ってもいいなんて言われ、
変に意地っ張りな受け様は大丈夫と入社を決めてしまうお間抜けさん。
でも、自分なりの大人の玩具への取り組みで少しずつ会社に溶け込むが、
性的な経験が無いのは致命的と攻め様に言われ、一人で自社製品を使ってみる事を決意。
しかし、トラブルが発生して、攻め様に助けを乞い、更には攻め様に新人研修の名目で
実際の使い心地を試す手助けをしてもらう事になります。
でも、受け様はいつの間にか攻め様に仄かな思いを寄せていて、一方的な思いを抱き、
これ以上社長である攻め様の手を煩わせる事が出来ないと、これ以上攻め様に近づくと
思いを止められないと考え、実地訓練は会社のトップシークレットで社員の希望でもある
ゼックン相手にお願いする事に決める。
恋愛の甘さ的に考えればそれ程でも無く、コミカルでテンポがいい作品になっていて、
愛愛玩具の今後などを考えれば、是非ともシリーズ化して笑わせて欲しい。
それに、出てくるキャラもいい味出してる人が多いので、スピンオフ系列でもいいので
また読んで見たいと思いましたね。
軽く楽しめる娯楽作品だと思います。
エロエロに行くのかと思いきや、
普通のリーマンものとも言え、
トボケた受に翻弄される攻にコメディーさを感じ、
最終的には、ストーリーの方向性に疑問を感じ、
中途半端に感じてしまいました。
一般企業をクビになった木暮は、
酔っていたところ助けてくれた天宮に
会社に誘われる。その会社は、老舗おもちゃメーカと思いきや
その老舗おもちゃメーカーの裏のお店とも言われる
大人なおもちゃのメーカーでした。
この展開に、結構驚きだったのですが、
それ以上に小暮が、真面目でできる営業マンではあるけれど、
真面目すぎて斜めに頑張っちゃう感じに驚きました。
ストーリーをよくばってしまったせいで、
不完全燃焼さを感じてしまいました。
このお話は、
ゲーム向けのシナリオに作られたものから小説にしたものということですが、
ゲームなら楽しめるのではないかなと思いました。