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oshietekudasai
男嫁と書いてオヨメ、男の娘(おとこのこ)と似ているような言葉遊びみたいですが、
攻め様はいたって真面目に受け様をそんなプロデュースして売り込む事を目指してる。
そもそもは、受け様の父親と攻め様が高校時代の同級生で、更に男同士で身体の関係も
あったが、受け様の他人のせいにしてばかりいるような性格に愛想が尽きて別れた経緯が
あって、その後は両親共に亡くなっているので、地元に帰ることも無く、疎遠だったが、
昔は本気でアイドルを目指そうなんて思っていた受け様の父親が訪ねて来て、
息子の受け様を500万で攻め様に買って欲しいと持ちかけたことから始まります。
過去に関係があったとはいえ我が子を売り払う過去の友人に苛立ち、姿を見ているのも
嫌で、攻め様は返ってこないと知りつつ500万を借用書と共に渡す。
後日、その借用書を持ってやって来たのが受け様で、父親の代わりに自分が払うと、
自分でも出来る仕事が無いかとやって来て、初めは面倒だと思っていた攻め様ですが、
父親に似ていない素直な性格を知り、受け様をプロデュースして、受け様が借金を返す
協力をする事になるのですが、それは借金を返さないままに受け様に手を出したら
借金の返済分で身体を貰ったと受け様の父親の思い通りになりたくない意地でもある。
筋金入りのゲイの攻め様は、受け様の事を可愛いと思ってしまっているのですが、
受け様もまた、攻め様に好意を持ち始め、攻め様とは逆にお金を返したら攻め様との
繋がりが無くなってしまうのではと恐れている。
受け様を抱きたいけれど、借金があるうちには抱けないと意地になっている攻め様と、
子犬みたいに懐きまくり、攻め様が大好きだから男嫁になりたいと一見気弱なのに、
ガンガン攻め様に思いを告げていく受け様。
まぁ、結果的には二人はくっ付くのですが、この受け様の最低オヤジさまですが、
以外にも一途だったりするのですよね、受け様の料理の先生が言っていた通りの展開。
それでも、自分が傍にいれないから息子である受け様を攻め様の側に置いてもらおうなんて
自分が果たせなかった夢を全て受け様に注いでいたなんてかなり哀れで自分勝手な父。
コミカルテイストだったり、シリアスだったり、甘かったりと読み進めると結構多様。
しかしながら、なんだか全てが半端な終わり方、もしかして続編が出るのだろうかと
思えるくらいで、受け様の進路も、受け様の父親と攻め様の事も全体的にぼやけてる。
個人的には、もう少し・・・なんて思う所でもありました。
何かリンクスでの剛作品の特殊設定以外の作品って今一つ微妙な感じがして”ンンンー?”って思ってしまう自分です。
今回もまた・・・
これでいいのだ!と言われてしまえば、”ハイ、そうですか。こういうのもありだよね”というけれど、好きかとか好みかとか萌えるかとか聞かれると、そうじゃないんだな~
ユニークだけど心に残らないっていうのかな?
前作、前々作もそうだったんですがそんな一冊に仲間入りしてしまいそうな本でした。
これはコミカルシュール部門に入るのか、シリアスなのか、純なお話なのか、どっちともとれるのが中途半端感をいざなってしまう(自分には)そんな感じです。
現在制作企画会社の社長をしている大堂の元に、高校時代の同級生でアイドルを目指していた恋人だった山陵(みささぎ)が500万の借金をしにやってくる。
どうもヤバイ筋から借りて首がまわらなくなったらしい。
彼は、息子を担保に彼で稼げばいいとい言い、それに対して昔の想いが一気にしぼむほど失望した大堂だが彼に金を貸すことにする。
翌日、彼の息子・啓が借金の返済をさせてくれとやってくるのです。
山陵に似ていて綺麗な容貌をしているのに、彼が父親と違うのは華がないということ。
しかし、何とかせねばとおもった大堂は、彼を売り出すことを考え啓を引き取り、学校へもやり、色々な習い事をさせるようにするのですが、
大堂の面倒見の良さにほだされ、彼がゲイでワカセン(若い子好き)と聞いて、啓は大堂への気持ちが育って行くのでした。
話的には、大堂が啓を売り出す路線で啓が男嫁になるという話だと思います。
花嫁でないにしろ、まさか嫁路線だったとは。
大堂は、ちょっと啓とやっちゃいたい気持ちもなきにしもあらずでしたが、父親と昔関係があったことと、啓の借金返済の為に何とかしてやらねばという、保護者的気持ちが大きくて手を出せないのか、出さないのか?
その割に啓に色気が足りないといって、自慰をさせたり、仕掛けたり、啓が先生から玩具を貰って来たのをみて憤慨して疑似しちゃったりと、どこまで本気か見えないのですが、後半は多分好意があるのだと思います。
始まりとエンド以外の本編部分は啓視点がほとんどなので大堂の気持ちがきちんと語られることがないです。
そうすると一方的に啓の気持ちが膨らんでいくのばかり見えて、何だかな~?
啓が健気ならいいのか、という気持ちになってくる。
その啓の気持ちもやはり何だかな~?
いろいろ仕掛けられたから発情しちゃったのか?
売り出し作戦の一環で動画ブログで「男嫁志望」の仕掛けをするんですが、これが多分自分的にあまり好きじゃないタイプの男の展開だったんだな~と、一種の地雷原だったと思われます。
ま、親の愛情をきちんと得られなくて、母親が去ってから引き籠りになってしまったというくらいですから愛情に飢えていたのは確かだとおもいますから、仕方ないでしょうね。
それにしても、結末。
ハピエンなのはいいのですが、今一つ後味悪い感じがするのです。
何となく、キャラクターがぼんやりとぼやけていて、ここの中で一番いいキャラだったのは料理家のアスマ先生でした♪あと、秘書の川村(笑)
いつものパターンで脇に目が行きすぎた時は、あまりお話が好きでなかった場合が多いのです(涙)
あらすじを読まずに購入したのが失敗でした(笑)
これは自分好みだろうと、勝手にイメージして、その勢いで買っちゃうのが、自分の悪い癖なんですよね(笑)
今回はしいら先生だったのと、危険系の年の差ものの匂いを感じたから買ったんですけど…
実際は、借金っていう所は当たらずしも、芸能関係もので、まさか嫁路線のシンデレラストーリー系とは‼
いい年なのに、自分のおっちょこちょいぶりが恥ずかしい今日この頃です(笑)
関係ない所をすみません。
内容は、やり手の芸能系企画会社の社長• 大堂 × 父親の借金のかたに売られた大学生•啓の年の差&目指せ「男嫁」きたりーな展開のお話はです。
大堂は若かりし頃は俳優を目指していたんだけれど、いくらいい男でも夢は叶えられなかった。
そこで、芸能関係の企画、制作を請け負う会社を立ち上げ大成功を収め社長として日々忙しい毎日。
そんな大堂の前に、突然高校時代の元恋人が現れ、何をしてもいいから、500万貸して欲しいと、息子を差し出してきます。
高校時代は共に芸能界へ憧れ、その夢を語り合ったはずのあまりにも失望させられるの変貌ぶりに、段々嫌気がさしていき、手切れ金のつもりで500万貸してしまうんです。
その後、啓現れ父親が借りた借金は必ず返すと言い張り、興味を抱いた大堂は彼の面倒を見ることに。
そして、男嫁として彼を売り出すことを思いついて…というお話です。
啓は、最初は地味過ぎで家庭の事情だったにしても、学校にも行かず、引きこもってゲームばかりしたり、作ったりと…いわばオタク系。
芸能界で売り出すにはパッとしなさ過ぎて、借金を返すくらい稼げるとは到底想像もつかない感じだったんです。
それでも、素直で健気な啓には、人を惹きつける、助けてやりたいと思わす何か不思議な魅力を持っていて、いつの間にか大堂だけでなく、周囲をも惹きつけて、原石のままの内面だけでなく、外面も魅力的な人間へと変わっていきます。
夢がつまったファンタジーなお話で面白かったんですけど、萌を感じるかといわれるとそうでもなかったんです。
恋愛面の焦れったい葛藤、特に大堂の複雑な立場は読んでいて楽しめます。
最後まで手を出さないと言いながらも、啓に調教まがいな事を教えていくオヤジ攻ぶりは、ツッコミどころなんですけど好きでした(笑)
相変わらず脇役がいい味を醸し出していて、特に料理研究家のアスマ先生と秘書の川村さんが個性的キャラで、もっと2人に絡んで欲しかったなあと‼
心残りなのが、啓父の問題が中途半端に終わってしまった事。
ここまで話に絡めてきたのに、結局はどうしようもない父で終わってしまったのがせつないなあと…。
病気も気になりますが、アスマが仮説した、啓を大堂に託した真相を知りたかったなあと思いました。
あと、啓の実母や啓の将来についても気になる所ではあります。
ストーリー展開やキャラも良かったし、男嫁に目をつけた所も面白かったなあと‼
バリバリ働く女性や、肉食系の女性率が上がってきている近年、こういった男嫁のような癒し系は、女性心をくすぐる気持ち分かるよなあと興味深くもありました。
イラストなんですけど、すごく好きな絵柄なんですけど、お話のイメージには合わなかったなあと…すみません。
特に大堂がどうみてもカタギさんには見えなくて(笑)
42歳のオヤジ様だからかなのは分かるんですけど、もう少し花がある感じが欲しかったなあと残念でした。
この部分は結構評価にひびいた点かもしれません。
勝手にイラストにひかれて買ったくせにと思われるかもしれませんけど…自分でも反省してます(笑)
男嫁気になる方にはオススメします。