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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
シリーズ3作目。
そして、またまた辰巳の危機!です。
前作のように拉致されて…という危機ではありません。
いつも辰巳に寄り添う2人の舎弟・中村と安藤が策略に嵌ってもぎ取られる…!
ひとり剥き身になった辰巳は、傾正会を乗っ取ろうとする三河組の三河とどう闘うのか⁉︎
みたいな。
コレがもう、罠を張り巡らし合うハラハラあり、安藤が撃たれるドキドキあり、傾正会会長権藤とのしんみりさせる過去あり、何より当然ひとりでも弱るわけがない辰巳の胆力、これらがスピード感をもってグイグイと読ませる!
中村がつまらない罪をなすりつけられ、安藤が傷つけられ、辰巳の怒りは静かに激しく燃える。
当然この戦争は辰巳の勝ちで、その落とし前は恐ろしくも痛快。
名実ともにこれからのトップになっていく辰巳はどんな日々を送っていくのか。その時、安藤や中村は?
シリーズが面白すぎて一気に読んでしまいます。
ノベルズの出版から12年!! 干支一回り~ Σd(゚∀゚;)
権藤組内部の根深い跡目争いに決着がつき、辰巳さんの次期組長襲名が決まりました。
3冊目にて、辰巳さんシリーズ再販終了ですよ。次から待望の新作です!!
その間、干支・星座シリーズの同人誌で追いかけてきましたが、やっと続きが読める!と
もの凄く楽しみにしています。
商業誌でのシリーズ再開を待って、同人でも描かれて来なかった、辰巳鋭二襲名披露がいよいよ読めるはずです。
なので、未読の方にも是非、3冊まとめて読んでいただきたいお勧めの作品です。
続きを待たずに一気に3冊読み♪ 再販の利点です(笑)
毎回追加された書き下ろし短編もコミカルテイストで楽しめました。
剛さんの本は、多彩な話が沢山ありますが、
一番好きなのが、ドクボクと、この辰巳さんシリーズでしょうか…。
どちらも初出が相当古いのですが、同人誌でもずっと続いてる話で、
やはり、作者さまにもファンにとっても 特別な話かな~、と思います。
BLヤクザ物設定、多々ある中で、(もちろん乙女仕様にカッコイイですが)
数少ない、リアル感も人情味もある娯楽作品だと思います。
辰巳さんに龍青、中村さんと、男前なアニキ達はもちろんですが、カッコよくない下っ端とか、脂ぎってそうな敵役とかの描写が、話の奥行きを支えてくれています。
シリーズも3作目、文庫化再販になるくらいだから面白いのは当たり前、
極道系のストーリーが個人的に好きなのですがこれは最高にしびれます。
極道としての辰己さんはもちろん、ネコになっても男気を失わずに色気を出してる、
ホントに惹かれる受け様ですよね。
そして今回はシリーズクライマックス、否が応でも盛り上がります。
辰己の使える組長の権藤を狙った10年前の事件の真実が白日の下になる展開です。
右腕と言うべき中村が無実で逮捕され、最愛の安藤が辰己を庇って撃たれる。
そして出てくる言葉が今回のタイトルなんです、辰己の怒りが伝わりますよね。
辰己から腕を奪うがごとくジワジワ追い詰めるような手口、初めは能無し相手と思っていた
相手の思わぬ策略に後手に回ってしまう辰己、でも流石と思わせる手際で落とし前を
付けるのですよ。
男にヤラれると男にヤラせる、やってる事は同じでも意味合いが全然違う。
その違いを如実に表してるのが辰己なんです。
格の違いを断然感じさせる内容で、読み終わった後に爽快感があるのです。
ヤクザもので爽快感なんて言うのも変ですが、やっぱり辰己は最高だと思える作品。
男を喰ってるんだけど、それは抱かれるんじゃなくて抱いている。
しかも誰でもいいってやつじゃない。ひとりの男に捧げてるんです心は。
そんな滅茶かっこよくてどんな男より男前なヤクザ辰巳鋭二のシリーズ3冊目の新装文庫版。新しく書き下ろしで【よってやるっ!】が掲載。
これでこのシリーズは完結と思われていたんですが、、、なんと!
新章が、権堂組を継ぐ跡目継承する鋭二の続篇が見られることになりました♪
超期待ですねワクワク☆☆☆
と、先のお楽しみ予告はここまで。
10年前鋭二の親父である権堂を撃ち下半身不随にした奴への仇討ち話し。
河馬退治であります。
ダム湖で車と共に上がった死体から、それが権堂を襲った鉄砲玉が誰か判明し、
それは組の幹部で三河組の組長が、敵対する組と手を組んでしくんだと目星をつけた鋭二ですが、
今回、いつも鋭二にしっかりとつきそう狛犬もとい、番犬である二人のうちひとりの中村が無実の罪で警察に連行され、また恋人でもある安藤が撃たれて怪我を負い、鋭二の怒りは本気モードに。
しっぽをつかむため潜り込ませていたコージの情報で、確信を得た鋭二は自ら行動します!
行き詰まるロシアンルーレット。
中村の奪還、容赦ない復讐。
そして、事が収まり鋭二は、権堂から跡目継承をいいわたされるのです。
そんな話しの中でやはり安藤と鋭二の愛情関係が、とても魅せます。
俺が死ぬときはお前も死ぬとき。
俺が死ぬとき安藤が側にいたら幸せ。
いつ命を落とすかもわからない危機と隣り合わせで暮らすヤクザの緊迫した愛情は、シビレます~♪
鋭二の性癖を知っているのも安藤だけ。
セックスのときの日頃ドS受けと思われる鋭二が安藤にだけ見せるMの顔。
一時の下克上もまたスパイスです。
敵対する組の親分に、アンコであることをバカにされたときに、堂々とヤクザの親子の絆や衆道を持ち出してやり返す鋭二が格好よかったのですが、なんといっても一番の見所はそこで行われたロシアンルーレット!
鋭二の賢さにやはり只者ではないと知らしめるワンシーンでした。
また、仕返しと称して行う元構成員の裏切り者の鷹野への見せしめは、鋭二の憎しみ万倍返しみたいでしたし、
三河組長のは、すごいね!
ここもヤクザもの読んでるって実感できる場面。
中村の飛行機嫌いとか石にわびさびを見つけるとか、彼は安藤と違って鋭二と身体の関係はないですが、なんだか変人ぽいのにかわいい場面を見られてより中村が好きになったとかwww
そして何より、権堂の妻の富美江姐さんが、滅茶男前で格好良かったです~!
彼女が言った「女々しいとは男に使う言葉だよ」惚れ惚れしました☆
【よってやるっ!】ってこの題名一体なんだろう?と思ったら安藤が20歳の頃の正月の挨拶風景の話しでした。
ここで河馬おやじだった三河が登場していて嫌がらせしているんですよ♪
一度盃を受けると倒れるまで注がれ続けるという、鋭二がその標的になったところを安藤が救う話しだったのですが・・・
なるほどねwな題名でした。
さて、新章ではどんな妨害が、障害がおとずれるのでしょうか?
とっても愉しみです!